マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名鉄3500系リニューアル・改

(2021・04・27一部修正)

 

現在、名鉄では

1200系、1800系へのリニューアルが完了し、

6000系も対象車には施工を終えた感じです

 

なので、次に来るリニューアル(更新)として

3500系リニューアルと

3100系の塗装と座席モケットの変更が進んでいます

(3100系については中断中のようですが) 

 

名鉄のリニューアルは

7000系パノラマカーや6000系など

中途半端に途中でやめることが多く、 

未更新の後期車から廃車され、

最後に経年の高いリニューアル車が

廃車されるのが通例と化しています

 

 

しかし、3500系は

足回りの更新も伴う大規模なリニューアルであり、

今回こそは、全車に波及することと思います(願望)

 

とりあえず、補助電源装置がVVVF-IGBTではない、

前期車まで集中的に行うと思われましたが、

なぜか前期車の多くをすっ飛ばして

後期車の3525Fがリニューアルされました

 

(ちなみに前後期は補助電源装置の変更で区別され、

ともにドアチャイムの装備が同時に追加されたので、

未更新車ならドアチャイムの有無でも区別ができます)

 

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まず、3種類のリニューアル車が存在しています

左から原型、試験的リニューアル、

通常リニューアル、ワンマン(準備)リニューアルです

(名前はわたしが勝手につけただけで公式ではありません)

 

 

1-試験的リニューアル車(3511F、消滅済み)

 

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外観は幕式方向幕で原型を留めていますが、

足回りは更新されました

しっかりVVVF-IGBTの音がします

 

内装は両側の乗務員室直上の案内表示のみ

フルカラーLED(パッとビジョン)化されましたが、

元の3色LEDに戻されてしまいました

 

車内灯も蛍光灯のままなので、

「足回りだけリニューアル車」と言えます

 

これは、試験的にリニューアルした3511Fのみでしたが、

 再びリニューアルされて

(量産リニューアル車改造とでも言いましょうか)

3番のワンマン(準備)リニューアル車になりました

 

 

2-通常リニューアル車

  (3501、03~10、14、25F)

 

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この形が一番ベターなリニューアルです

足回りのIGBT化に加えて、

パッとビジョンが全ての車両に採用され、

くたびれていた3色LEDを完全に淘汰しました

 

車内照明(乗務員室除く)もLED化されましたが、

座席モケットはなぜか未更新で(一部除く)

少しくたびれた感があります

 

また、外観では行先表示器のフルカラーLED化、

未更新時代は後期車にのみ取付の

ドアチャイムが音色を変えて取り付けられました

 

後期車(現時点では25Fのみ)の場合、

前期車の更新車と同じ音程のものが、

新しくつけられましたが、

 

取付位置も前期更新車に合わせたため、

古いドアチャイムのスピーカーはふさがれています

 

 

3-ワンマン(準備)リニューアル車

  (3502、11、13、16F)

 

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これはすばらしく大改造されたグループです

 

ザックリ言うと

担当さんが上のメニューでやっていたら、

三河ワンマン6000系のリニューアルを終えた職人が

ちょいちょいっと手伝った感じ

 

2番のグループに加え、

手すり、座席周辺、つり革、床材、内壁の交換

ワンマン対応の準備工事で車体や運転台にも変化が出ています

 

三河ワンマンの6000系4両の

置き換えも見込んでいるのか・・・

はたまた各務原線のワンマン化になるのか・・・

 

3502Fは01~09Fよりも

リニューアルが遅く心配していましたが、

よりよくなってリニューアルされました

 

 

前述のように中途半端なリニューアルだった

3511Fもこちらのタイプになり、

ばっちりきれいになりましたね

 

また、一部の車両は車外スピーカーの

取り付けがなされた状態で出場しているので

このタイプの中でも2種類が存在しています 

 

なお、3502Fが出場した後に

②の形のリニューアルで3514Fが出てきているので

②と③の形で使い分けてリニューアルされると思います

 

                   

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そして、VVVFの更新や内装の変化に隠れて

あまりとりあげられないですが、重要なポイントをひとつ

 

左が未更新車(3100系で代用、ほぼ同じ)、

右がリニューアル車です

 

大変見づらいですが黄色いシールが増えています

「受給電、群開放検知機能付き」と書いてあります

 

3500系は中間車2両がモーター付きですが、

未更新車だと1C8Mとなっていたため

2両のモーターは運命共同体で、

壊れたら他の編成と併結していない限り

全てとまってしまうようになっていました

 

しかし、リニューアルで

VVVF-IGBT化され、1C4M×2となったので

壊れたところを切り離して

(回路的に、もちろん物理的にはくっついている)

生きているモーターで自力で避難できるようになりました

これは、行先表示器のLED化より圧倒的に大事なことですね

 

例を挙げると、過去阪和線

103系が走っていたころの末期

103系は経年のため相対的に故障が増えていました

 

しかし阪和線関西空港や和歌山、

南紀白浜大阪環状線とをつなぐ大動脈であり、

運転間隔も短かった(名鉄と同じ状況)

そこで103系が立ち往生するのは困る

 

というわけで、車両数に余裕のある昼間は

モーターが1セットしかない4両編成よりも

2セットあって片方が壊れても、

生き残ったほうで避難できる6両編成を使っていた

ということもありました

 

車両故障」という理由での

運休、遅延を減らす策というわけです

 

 

☆要望書☆

 

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さっきと同じ写真ですが3500系は

輸送力が求められる時代に作られたため、

ドア横のスペースが大きく、

座席数が6人掛けと少なくなっています

 

しかし、その後に出てきて

3500系と共通運用をしている車両では

8人掛けで標準的になりました

 

3500系の6人掛けはなかなか少なく感じます

しかしリニューアルでも変わらず6人掛けのままです

 

共通運用の車両が8人掛けでやっていけてるんだから、

リニューアル時に3500系も8人掛けにしてほしいと思います

名鉄さんよろしくおねがいします

 

 

 

JR名古屋駅で見る③ 北陸鉄道バス

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第1回の京福バス、第2回の福井鉄道バスに続きまして、

第3回の今回は北陸鉄道バスです

 

バスについては情報が少ないため、

鉄道以上に個人的な予測が入っているので

あまりあてにせずご覧ください

 

北陸鉄道バスは北陸道ハイウェイバス金沢線で

一日4往復運行しています

 

運用的に一日に4台が金沢から出て、

その日のうちに1往復する運用です

 

2周目は時間的に無理なので、

1台1往復運用だと思われます

 

いまのところ自分が撮影できたのは

三菱ふそうエアロエース4台です

 

運用数的にはまだ2両ほどは

少なくともいるような気がしますが・・・

 

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いまのところ撮影できたのは4台で

ナンバー513、551、552、720です

 

513のみ側面窓のスモーク度合いが薄いような感じ

551、552はナンバーから見て同じ仕様でしょう

 

720は新塗装となり、

旧塗装のイメージを引き継ぎながらも

高速バスであることを押し出しています

 

個人的には新塗装の方が古めかしく、

なんかの復刻塗装のように思えます

 

以上で北陸鉄道バスの写真は終わりですが、

最後に言い訳をさせてください

 

北陸鉄道バスに比べて本数が半分の

京福、福鉄バスよりも、こちらの取れ高が悪いのには

重大な理由があります

 

それは北陸道ハイウェイバス金沢線の到着便のみ

JRバスターミナルを通らず、

名鉄バスセンターに直行してしまい、

JRバスターミナルにいる自分は

撮ることができないのです

 

以前は福井線の到着便も

名鉄BCに直行していたようですが、

今はJRバスターミナルにも到着します

 

一部の早朝、深夜到着便を除き、

JRバスターミナルを素通りする

JRバス関連の系統はこの金沢線到着だけです

 

なぜ金沢線だけこんなことをするのか不明ですが、

とりあえず、言い訳しておきます

 

できればJRバスターミナルにも

経由してほしいものですが・・・

 

 

名古屋市営バス 特等席解放!!!

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新型コロナウイルスによって、

「変わってしまった」モノ、コトは

いっぱいありますが、

 

路線バスでは「最前列座席の使用禁止」が

全国的に広がりました

 

確かに、前輪タイヤハウス上にある

最前列の「特等席」は運転士とも近く、

乗客の乗り降りの動線に非常に近くなっています

使用禁止となるのもしょうがない感じです

 

しかし、この席は言わずと知れた特等席

なので今回の解放はとても喜ばしいですね

 

ただ、なぜこのタイミングなのかは謎ですが

 

 

ここで終わってしまったら中身が

薄っぺらいですね

延長戦です

 

そもそもツーステップバス時代は

客席の床が高めだったので、

あんまり前輪タイヤハウス上の席は

ただの「最前列」というくらいでしたね

(それでも特等席ですが)

 

しかし、ワンステップ、ノンステップと

低床化が進むと相対的にタイヤハウス上は

位置が高くなってきて、

最前列かつ高い位置から見られるという

現在のようになりました

 

 

しかし、弊害もあり、

2年前に起きた神奈中バスの事故など

記憶に新しいと思いますが、

 

高齢の運転士は重傷で生きているのに、

右前輪タイヤハウス上の席に座っていた

高校生が亡くなっています

また、左前輪タイヤハウス上の

高校生の母親も重傷を負っています

 

見た感じ、客席の中で最も危なそうなところ

ということはすぐに想像がつきますが、

事故の場合によっては運転席よりも

危険な席とも言えてしまいます

 

高さが高いことや背もたれが低いこと、

シートベルト、エアバッグがないこと、

目前に透明な板や広告掲示板などがあることが

運転席よりも危険な原因でしょうか

 

また、このような交通事故でなくても、

位置が高いこともあり、

車内事故が起きやすい席、

また使いづらい席でもあります

 

たしかに名古屋市営バスでも

比較的年齢層が高めの地域巡回バス

(コミュニティバスのようなもの)では

「特等席」が空いている確率が高いです

(乗車率を考慮しても)

 

一方、「自重したほうがよくない?」って

思ってしまうようなご老人でも

無理して「特等席」に登ろうとする人はいます

(他の席が空いていても)

 

このような場合で

その人が落っこちてケガをした場合でも

運転士に責任が出てきてしまいます

(車内カメラで状況は後からでも確認できるが)

 

ひいてはバス会社も当然面倒に巻き込まれるので、

バス会社、バス運転士にとっては

あまり歓迎できる席ではありません

 

(さらに運転士にとっては「監視されている」ような

気分になることもあるらしい)

 

 

そしてついに、新型のいすゞエルガ、エルガミオ

日野ブルーリボン、レインボーでは

左タイヤハウス上の「特等席」が

なくなってしまいました

(オプションで右にも変更できるらしい)

 

一応、理由は燃料タンクがあり、

給油口の位置を高くしたためとなっていますが、

「特等席」が「面倒な席」であることも

かなり影響を及ぼしている面はあるでしょう

 

このこともあり、自分はコロナをきっかけにして、

これから「特等席」の全面封鎖、

または撤去も考えられるかもしれないと

かなりまじめに考えていましたが、

杞憂に終わったようです

 

 

しかし、乗客の安全もさることながら

バス会社・運転士のリスクマネジメントとしても、

「特等席」をなくす方向は正しい動きと言えそうです

 

ここ10年いすゞ車のみの導入となっている

名古屋市営バスでも年々「左特等席」のない

車両が増えてきています

 

現在は「左特等席」がなくなるのが、

潮流となっていますが、

自分は「右特等席」も考える時だと思います

 

危険さは事故の状況にもよりますが、

左も右も危険なことにあまり変わりありません

 

なので、「右特等席」もなくして、

阪神のジェットシルバーにあるような

「ちょい乗りシート」的なものを

タイヤハウス横につければ

いいのではないかと思います

 

自分としても小さいときから好きだった

「特等席」がなくなるのは寂しいですが、

仕方のないことだと思っています

 

 

「コロナで変わったこと」を機に

「バスの特等席」について考えてみました

 

ありがとう名鉄1700系③

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今回は名鉄1700系引退惜別企画の

第3回、最終回です

 

なお、第1、2回はこちらから

 

marunkun.hatenablog.com

marunkun.hatenablog.com

 

最終回の今回は、

現在のパソコンのフォルダの中にある

最近数年分の写真の中から

個人的にいいシーンだと思ったものを

ピックアップしていきます

 

 

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①元同志

 

 最初は連結することもでき、

 お互い名鉄の顔として活躍したていた同志

 しかし、社会の変化に翻弄され、

 両者とも個性ある車生となりました

 

 

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②クーラーぼこぼこ

 

 詳しくは第2回参照

 

 

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③1700系のすれ違い

 

 末期には残り2編成となり、

 広い名鉄線内ですれ違うシーンを

 写真に収めることはとても難しくなりました

 

 

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④格下げ運用

 

 格下げ運用の時、特別車は「締切」表示になる

 2200系のオーロラビジョンやLEDと違い、

 1700系の側面方向幕は幕式だったため、

 

 律義に種別を表示していました

 (もちろん特別車なので乗れない)

 

 システム上の関係で「締切」表示に

 できなかったのでしょうか

 

 

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⑤出発準備

 

 平日の夕ラッシュに向けて

 昼間休んでいた新川検車支区から須ケ口駅経由で

 出庫するところです

 

 配線上、本線の4番線ではなく、

 津島線からの名古屋方面の3番線から出ていきます

 

 昼寝から覚めての気合が伝わってきました

 

 

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⑥幻のミュースカイ

 

 ミュースカイ専用車2000系(写真左2編成)を

 作るときに1701F(当時は1601F)で

 車体傾斜装置の試験をしました

 

 もしかしたら1600系も

 ミュースカイの一員になって、

 現在も活躍していたかもしれません

 

 

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⑦後から行くよ

 

 1700系の引退より一足早く引退した

 5300系、5700系

 この写真は彼らが最後の花形だった

 河和線特急運用を退く直前の一枚です

 

 この河和線特急を退いてから

 彼らの引退が急速に行われました

 

 1700系ほどではないものの、

 彼らも運命に翻弄され、若くに引退しました

 

 ただ、この頃はまだ1700系の引退も

 噂程度でしかありませんでした

 

 彼らは最後が近づいたひと時

 どんな言葉を交わしていたんでしょうか

 

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⑧同僚

 

 1700系と3100系は用途違いの

 同世代車両でした

 同世代車両が同じ特急ですれ違う

 そんな風景です

 

 

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⑨勢ぞろい

 

 名鉄特急勢ぞろいです

 右中の車両は正確には

 パノラマスーパーじゃないとか

 左の2200系が小っちゃいとか

 野暮なことは置いときましょう

 

 

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⑩バトンタッチ

 

 共通運用で空港特急や本線特急といった

 名鉄の屋台骨を一緒に背負ってきた

 1700系と2200系

 

 これからは1700系の分も

 2200系(と2230系)が担います

 1700系も安心して後を任せられることでしょう

 

 

ありがとう名鉄1700系②

名鉄1700系惜別企画第2回です

 

第1回はこちら 

marunkun.hatenablog.com

 

 

今回は4編成ある1700系の写真を見て

引退を惜しみたいと思います

といっても、どの編成も同じなのですが・・・

 

(モーターかなんかが第3編成以降は

違ったような気がするような・・・あいまい)

 

なお、今回の写真は全て神宮前駅で撮影されています

 

 

1701F

 

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第1編成です

 

日中のパターンダイヤだと新鵜沼行きは

快速特急になってしまうので、

意外とめずらしい特急新鵜沼行きに

充当されたときの姿です

 

(新鵜沼始発は特急豊橋行き)

 

前は大して狙わなくても、

このような姿は撮れましたが、

いざ狙ってみようと思うと

なかなか難しいものです

 

 

1702F

 

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現在、唯一運用に入っている1700系です

1701Fが復活しない限り、

この1702Fが最後の1700系になりそうです

 

こちらはパターンダイヤ上にある

ふつーの特急中部空港行きです

 

前パンが美しいです

1700系の引退で名鉄から前パンが

いなくなってしまうのですね(ELは除く)

 

前照灯が3灯全点灯です

特急車らしさが出ています

 

 

1703F

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こちらはパターンダイヤ上にない格下げ運用の

急行豊川稲荷行きに充当される姿です

 

朝ラッシュが始まるか始まらないかくらいに

名古屋市内を走りますが、

豊川線内の制限もあり、6両編成です

 

うち2両が特別車なので、

急行運用では締め切られ、実質4両になっています

なので、実はそこそこ混んでいるんですね

 

座れる確実性がないなら

他の一般車の急行にした方が

意外と楽だったりもします

 

 

1704F

 

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最終編成の第4編成です

 

個人的には1700系で一番よく会う編成でした

 

この列車は快速特急豊橋行きですが、

8両編成で後ろに3100系をつないでいました

 

全車VVVF-IGBTで揃っているものの、

システム的には前後2両が同じで、中間4両で異なり、 

車体上部のクーラーキセは前2両が連続式、

真ん中4両が集中式(1台)、後ろ2両が分散式(3台)と

 

本来似たような世代の車両なのに

ちぐはぐな感じのする編成でした

 

 

1700系4編成の写真を載せてみました

1700系は前パンなので

前面を撮るときにパンタを入れようか入れまいか

悩ませてくれる編成でした

 

名鉄は1700系以外前パンじゃないので

そんなこと考えずに撮っているんですよね

 

だからいきなり1700系が来た時に

とっさに判断して、あとで後悔することもありました

 

そんな思い出も過去のものになってしまいました

 

いずれ懐かしい思い出になるのでしょうね

 

つづきはこちら

 

marunkun.hatenablog.com

 

 

名鉄6000系列特集⑧ 方向幕について②

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(名鉄6000系列の説明については

名鉄6000系列特集① 車両の変化を見る

をご覧ください)

 

今回は前回に引き続き、方向幕のお話です

前回から話が続くので、前回もご覧ください

(名鉄6000系列特集⑦ 方向幕について①)

 

車両の区別については前回と同じですが、

参照しやすいようにのせておきますーーーーーー

 

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今回の登場人物は3チーム5人?です

 

①前面貫通型と鉄仮面型のうち横方向幕なしタイプ

(写真右上、左下)

②前面貫通型と鉄仮面型のうち横方向幕ありタイプ

(写真左上、中下)

③金魚鉢タイプ(全車横方向幕あり)(写真右下)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今回は複数編成が併結したときの話になります

まず、2つの編成が併結していると仮定します

 

タイプ①の場合、運転士、もしくは車掌が操作しますが、

中間に入ったほうの先頭車の幕は連動しないので、

連結した時点ですでに白幕に設定しています

 

タイプ②の場合、他編成とは連動しないので

運転士、または車掌が操作しますが、

編成内では連動するので、

側面や中間に入った先頭車にも行先が表示されます

 

タイプ③の場合、基本は②と同じですが、

タイプ③同士の場合、編成間で連動するので、

車掌一人が操作すれば完璧です

 

ご理解いただけたでしょうか

要するにタイプ③同士の場合以外は

車掌だけでなく、運転士も操作をする必要があります

 

 

さらにめんどくさいのが3編成の連結です

2編成での連結に加えて、真ん中に1編成が

入ってきたというイメージです

 

もし、両端の編成のうち片方にでもタイプ③が

入っていて、かつ真ん中もタイプ③であれば

話は簡単、真ん中も連動されるので表示されます

 

問題はそれ以外です

 

真ん中にタイプ①や②が来た場合

いくら両端で操作しても真ん中は

動いてくれないので仕方ありません

安定の「白幕」です

 

併結状態が始まった時に既に白幕にしてあります

そのまま併結が解かれるまで固定です

 

また、真ん中にタイプ③が来たものの、

両端共にタイプ①や②の場合

 

真ん中は連動する準備ができているのに、

両端は連動できないので情報が来ません

なのでこちらも真ん中の編成は「白幕」で固定です

 

 

以上より、一番最初の写真は

③+②+③という組成なので

 

「真ん中にタイプ①や②が来た場合

 いくら両端で操作しても真ん中は

 動いてくれないので仕方ありません

 安定の「白幕」です」

 

この場合になり真ん中だけ白幕になります

 

 

なかなか複雑です

これらはワンマン対応でない限り

タイプ①から③まで共通運用なので、

日によって行先が出ていたり、

白幕だったり、はたまた幕自体なかったりします

 

そんなんで

「多数の行先が同じホームから出る」で有名な

名鉄名古屋駅を通るわけですからね

 恐ろしい話です

 

次回は「特急」幕のなかった頃、

「急行」幕の色について書きたいと思います

 

ありがとう名鉄1700系①

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日本車輌からついに

2231、2232各編成(編成?)の

2両×2本の特別車が輸送され、

 

最後まで生き残っていた1700系

1701、1702Fは

引退を迎えることになりました

 

(まだ1702Fは走っているが、

取り替えられるのは時間の問題)

 

というわけで今回含めて3回に渡って、

1700系惜別の回とします

 

 

1700系はもともと

「ニセ」パノラマスーパー1600系として、

1999年に3両×4本が誕生

VVVF-IGBT制御を搭載しました

3100系3次車と同じ世代にあたります

 

しかし、運用の変化により、

2008年にわずか9歳の制御付随車を廃車

 

残った2両を1700系に改形式し、

新品の2330系一般車4両を併結させて、

特別車2両+一般車4両の編成になりました

 

制御装置は同じVVVF-IGBTですが、

あまりにも2330系との相性が悪く、

同じ編成なのに、システム上は

常時2両+4両の併結中として運用させていて

かなりの頻度で故障していました

 

ドアが開かないとか

ランプがつかないとか、制御盤が・・・

 

名鉄の無線を聞いていると

かなりの頻度で1700系の故障の報告が

流れてきていました

 

乗務員の方は苦労されたことと思います

 

といういきさつがあり、古い方の1700系部分を

2330系相当の2230系に置き換えるという形で

この編成も終わりを迎えることになりました

 

いくら本来の編成ではないとはいえ、

古い方の1700系も新製時からの

VVVF-IGBT車

もったいない感じはしますが、仕方のないこと

 

さすがに1700系と2330系の

相性が悪すぎました

 

ぱっと見「もったいない」けれども、

名鉄を使っていた自分としては、

仕方のない話なのかなとは思います

 

VVVF-IGBTの制御装置は

まだ使えるんだから

5000系の一部(2編成くらい?)に

転用してあげてもいいんじゃない

と思ったりもします(ケチな発想ですかね?)

 

とにもかくにも1600系改め、1700系

おつかれさまでした

 

 つづきはこちら

 

marunkun.hatenablog.com 

marunkun.hatenablog.com

 

 

名鉄2231F、2232F落成!!

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ついに、名鉄2231、32Fの

特別車部分が甲種輸送されました

 

昨年に輸送された2233、34Fに続き

今回も2編成分、計4両が輸送されました

 

最近の名鉄甲種輸送のセオリー通り、

JR笠寺駅で一泊したので、撮影してきました

画面後ろが豊橋方です

 

整った?編成の時は

甲種輸送の最後尾になる豊橋方にのみ

緩急車(ヨ)が付けられますが、

今回は両方に緩急車が付けられていました

 

組成は豊橋方から

ヨ8642+2232-2282

+2231-2281+ヨ8450

です

 

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豊橋方から見ていきます

最後尾にあたる豊橋方先頭はヨ8642で、

2232Fの先頭車である2232が連結

当然ながら自動連結器です

 

2232側は仮の連結器でしょうかね

よくわかりませんが・・・

 

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2232Fの特別車となる2両です

特に変わったところはなさそうです

 

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今回の見どころとなる併結部分です

 

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特急ひだのキハ85のようです

営業列車では当然こんな姿は見られないので

貴重な逸品です

 

中間車となる2282側の貫通扉は

養生テープで留められています

輸送中に開いたら怖いですものね

 

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連結器ズーム

ブレーキホースが不安定感ありますね

 

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岐阜寄りの2231F

こちらもやはりこれまでと同仕様のようです

 

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こちらは中間車+緩急車の組み合わせ

こちらも貴重です

 

こちらの貫通扉はホースが通っていて、

閉じられてはいません

 

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輸送表です

色々書いてあります

 

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最後に機関車と新品の車両をつなぐ、緩急車です

いつもは稲沢で連なって休んでいて、

さらにいくつかは錆も出ていて、心配になりますが

時々このように元気な姿を見せてくれます

 

今回は2両体制だったので、なかなか見ごたえがあります

ヨ8642の方は塗装もきれいで

検査してからそんなに日が経っていないように思われますが、

ヨ8450の方は屋根に錆も浮かんでいて、少し心配な姿です

 

といっても、緩急車の元気な姿を

2両も見られたので満足です

早起きの甲斐がありました

 

名古屋市営バス系統巡り⑦-1 基幹1 栄ー星崎

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基幹1系統 栄ー星崎--------

 

データ

 (本)栄ー地下鉄堀田ー星崎ー鳴尾車庫

 (支1)栄ー地下鉄堀田ー星崎

 (支2)栄ー地下鉄堀田ー笠寺駅

 

 基本毎時本数・・(本)平日3~5、土休日2or3

         (支1)平日0~2、土休日1~3

         (支2)平日1~3、土休日1、2

 担当・・・・・・鳴尾営業所

 営業係数・・・・85(H30)

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今回は名古屋市営バスの中でも

花形系統のひとつである基幹1系統です

 

花形なので、2回に分けてお送りします

今回は第1回で車両についてです

 

名古屋市特有のネーミングである「基幹バス」

 

わかりやすく言うならば、

高頻度運行&急行バスといったところでしょうか

 

日中、平日は10分間隔、土休日は12分間隔

朝ラッシュ時の栄方面は4分間隔で運転されます

 

道路もほとんどが朝夕バス専用レーンを通り、

比較的(あくまでも比較的)定時運行しやすくなっています

(実際は朝ラッシュなど本数の多さもあり、

時刻表を見ず、来たやつに乗る感じ)

 

基幹バスということで、使われる車両も

鳴尾営業所所属車の中でも指定を受けた車両のみで

使用されるバスは専用車、一般共通予備車、

高速間合い車の3種類に分けることができます

 

 

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まず、大半の運用をまかなう基幹バス専用車です

 

一般車の青色のバスと一線を画す

赤系統のカラーリングです

 

なお、基幹2号系統も同じカラーリングですが、

乗降方法が違うので、完全に車両は分けられています

 

マイナーチェンジ前の青ステいすゞ車と

マイナーチェンジ後の赤ステいすゞ車の

2種類が充当されています

 

前までは座席のシートも専用の柄だったのですが、

現在は一般車と同じ青色のシートです

 

このグループは基幹1号系統以外の運用には

入ることはありません(定期では)

 

 

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つづいて、一般系統との共通予備車です

 

フツーの車両にとってつけたかのようなサボ付きの車両です

 

この車両の素性はというと

一般車両との予備車共通化という命題のもと、

基幹バスになることを許された精鋭一般車両です

(特に何かあるというわけではありませんが)

 

指定された車両が基幹バス運用に入るときは

前面と入口近くに基幹バスのサボが掲出されます

 

なので、サボ受けのある車両が共通予備車だと

見分けることができます

 

 

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最後は高速系統間合い車です

 

基幹1号系統を担当する鳴尾営業所は

栄から緑区名古屋高速経由で行く

高速1号系統も担当していますが、

 

高速道路(自動車専用道)を使うため、

エンジンルームの消火設備などを持つ

一部の日産、日野製の専用車が

限定で充当されています(見た目は同じ)

 

 

で、なんで基幹バスにいるかというと、

高速1系統の出入庫間合い運用として、

鳴尾車庫から栄まで基幹バスで行って、

栄から高速1号系統になるという運用があるからです

 

(といっても、高速1号の終点から直接

鳴尾車庫に回送する運用もあるのですが)

 

というわけでこちらもぱっと見は

一般車両なのですが、

基幹バス用サボ(日野車)、垂れ幕(日産車)を

装備しています

 

 

サボ受けのある車両は共通予備車両と

高速用車両の日野車の

どちらかだということになります

 

今回は基幹1系統の車両についてでした

⑦-2では路線について見ていきます

 

近鉄の3両編成を頑張って見分ける

1回八田駅に行っただけなのに、

何回も文章を大量生産し、

それぞれを間を離して投稿することで、

文章の大量生産をする

名付けて「八田方式」も

 

早や第4回となりまして、

今回でさすがにネタが尽きまして

最終回となります

 

今回はまぎらわしい3両編成を集めてみました

 

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どん

これら5編成

全て形式が違うんですね

 

ちなみに顔が明らかに違う2050系、

観光列車になった2013系(2000系の改造)は

除いています

 

左上から右下に向けて

1000系(5編成)、1010系(4編成)、

2000系(11編成、2013F除く)、

2430系(5編成)、2800系(5編成)です

 

()内は名古屋線所属の3両編成の編成数ですが、

2000系以外1桁の所属と

少数多形式気味となっています

 

顔は一緒ですが、

一応違う部分はそれぞれあります

 

なので、これから頑張って見分けていきます

 

 

まず、最初に車体に注目します

これで5種類の中で唯一の広幅車体である

1010系は見分けられます

 

これで残り4種類ですが

なんと他の4形式は全てパンタの位置で

見分けることができるというやさしさ

 

1000系は伊勢方先頭車に2基装備

 

2000系は中間車に2基ですが、

先ほど分けた1010系も同じなので、

中間車に2パンタの場合は車体を要チェック

 

続いて、2430系

中間車に2パンタに見えますが、

実は片方は伊勢方先頭車の中間車寄りにあります

かなり特徴的な配置ですね

 

最後に2800系

この形式は2両編成から4両編成まで組めるという

万能なタイプなので、いろいろあるらしく

3両編成でパンタが3丁載っています

 

3両編成で3パンタはなかなか見ごたえがありますね

 

伊勢方先頭車は前パンなので、

1000系と見間違えないように

合計のパンタ数で見分ける必要があります

 

 

まとめるとーーーーーーーー

 

車体広幅で1010系(パンタは中間車に2基)

伊勢方先頭車2パンタで1000系

中間車に2パンタで2000系

伊勢方先頭車と中間車に1パンタずつで2430系

3パンタで2800系

 

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意外と見分け方自体は簡単でびっくり

近鉄さんありがとう

 

というわけで今回は

近鉄沼に足を一歩踏み入れてみました