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9回にも分割したこの旅も、最終回となりました
ここまで長々とお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました_(._.)_
第7走者 <下関19:59→門司20:06>
5195M 普通 門司行き JR九州415系
山陽本線最後の1区間は関門海峡を越えて、本州と九州をつなぐ部分で
路線の区分的にも、この区間の維持費が大きく負担になるという観点からも
JR西日本に引き継がれるべきだった気もしますが
下関は九州との結びつきが強いということから
JR九州の管轄とされたのでしょうか(^^)
確かに、西鉄バスが下関に多くの便を出していますし
JR在来線も下関以東よりも以西の方が同等、
もしくは若干本数が多く設定されています(。-`ω-)
というわけで、ここからは本数が多くあるので
下関にすぐ接続する列車には乗らず
18きっぷ技の「段落とし」を使うことにしました(^^)
本数が多い路線に乗り継ぐときに可能な技ですが
(大垣での名古屋方面、米原での大阪方面乗り換えなど)
すぐに接続の列車は、すでに待っている人が多くいる
&同じ列車に乗ってきた多くの人が乗り込むことで混雑し座れない
・・・というときに、1本後の列車にずらすことであります
(本来は列車の運用をいじる時の用語なんですけどね)
これは本来の乗り継ぎ列車に対するロスが小さくて済む
列車の本数が多い時に有効であり、
乗り継ぐときに効果が非常に大きいです
(乗り継ぎの列車の1本後の出発に次の到着列車は間に合わず
乗り継ぎ客がいないため、空いていることが多い)
今回もそれを使って、駅スタンプ確保&空いている列車を
狙うつもり・・・でしたが
折り返しが遅れたため、接続列車が遅れる旨の放送Σ(゚д゚lll)
この旅初のイレギュラーでございます
で、その次の列車はもっと遅れそうな感じ・・・
まさか博多にたどり着けないなんてことはないでしょうが
確実性を期すために、遅れている本来の接続列車に乗ることに
はい、混んでました(笑)
ロングシート車だったので、比較的ましでしたが
立客もそれなりにいる感じでした
名駅での夕ラッシュ中央線の名古屋方くらいですかね
昼間は下関~小倉の系統で小倉で博多方面と接続しますが
この時間帯は手前の門司で接続となるようで
ありがたいことに、立ちの時間は最小限で済みました(*‘∀‘)
それなりの乗車率の列車に乗るってのも
今ではかなり少ない気がいたします
本州と九州を分かつ関門海峡を越えているわけですが
乗客の格好もラフだったりスーツだったりと
完全に日常の移動の一コマになっています
四国の瀬戸大橋を渡るマリンライナーみたいな感じです
部外者である私はついつい「海を渡る」ということに、
非日常感を感じてしまいますが
当地では日常の移動に組み込まれております
そんなことを考えていると門司に到着
下関を出た後と門司到着前にはそれぞれ
鉄オタ的な見どころがあったはずですが、当然真っ暗で見えないので省略
長いとはいえ、わずか1駅の下関から門司までの間に
遅れを消化することはできず、引きずって門司に到着
遅れているこちらを待っていてくれた列車に急いで乗り継ぎます
第7走者 <門司20:07→博多21:22>
4257M 快速 久留米行き JR九州811系
遅れてきた本州連絡の415系を受けて発車した
博多方面の快速久留米行きはJR九州の811系でした
東日本209系、東海311系、西日本221系などとともに
JR第一世代にあたる811系も、リニューアルが進行しており
多くの編成が施工済みで、めずらしくなくなってきていますが
今回当たったのは未更新車でした
311系と同様のくたびれっぷりで、同世代なんだなと実感
なんか親近感が沸くなあと思いつつ転クロに身を委ねます
九州第二の都市、小倉で多くの乗り降りがあり
座席がほぼすべて埋まるくらいで発車
スペースワールド近辺の近未来的な構造の部分を
颯爽と駆け抜けて行きます
高頻度運行の特急を近鉄のように待避しつつ、
折尾、香椎などの大きな駅を中心に活発な乗り降りがあり
ついにこの旅のゴール、博多駅に列車は滑り込みました
門司での接続遅れを取り戻して、21時22分
定刻に到着しました
すごい(^^)
名古屋を5時37分に出発して約16時間
長旅のゴールでございます👏
きしめんの駅からラーメンの駅に到着(^^)
姫路から糸崎までの混雑では多少神経使いましたが
そこまで疲れもたまることなくたどり着くことができました