マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

阪急、能勢電5100系

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5100系は神宝京3線共通車両として作られた車両ですが

現在は宝塚線箕面線、(伊丹線今津北線)、そして能勢電で活躍しています

初期の車両は1パンタ車、後期車は離線対策として2パンタ車となっています

震災による被災で5128×8のみシングルアームパンタグラフ(下写真)

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一部が5000系のリニューアル時にかすめ取られ、

そのとばっちりをくって、休車からの廃車となった車両以外は

つい最近まで全車阪急で健在でした

その時の編成を下に

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宝塚線

1パンタ、4連×2      00F+14F

                                                   28F40F(リニューアル、シングルアームパンタ)

1パンタ、4連+2連×2   04F+10F26F

              06F16F+22F

              08F42F24F

 2パンタ、4連×2     32F34F(分割して箕面線予備車×2)

              36F38F

              46F48F(リニューアル)

今津北線(4連で伊丹線予備)

1パンタ、2連+4連    02F+18F

 

の編成を組んでおり、中間に入っている先頭車の一部は行先表示幕

未装備の車両もいます (支線予備で前に出る可能性のある車両は必ず装備)

 

現在、阪急内での変化は

5132F、34Fは箕面線専従に、

5102Fを休車の上5118Fが伊丹線に入っています

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さらに、2パンタ車を中心に

5136F38F、5146F48F、5108F42F24F

の8連3本が能勢電鉄に譲渡され、改造されています

(前面行先表示機未装備車は全て改造して装備)

 

36F、38F、46F、48Fは2パンタ4連で行先表示LED化

車内リニューアルなどを行い、1500系の代替車として活躍しています

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(ヘッドマーク装着時に車番を移してくれる気遣いがありがたい)

 

最後に導入の5108F42F24Fは1パンタ車

1500系が2本のみ在籍していた2両編成の置き換え用として導入され、

2両編成の42Fと24Fの2本が山下折り返しの区間便に限定運用されています

 

2両編成は基本的に行先表示は「山下ー妙見口」もしくは「山下ー日生中央」で

固定なので見合わないと判断されたのか、文字が細かくなるのを

嫌ったのか定かではありませんが、幕式のままです

 

セット販売の5108F(4連)は他の4連と異なり、初期車の1パンタ車だからか

車内案内表示器も未設置、行先表示器は幕のままで

これまでの車両より投資が控えめの印象です

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この後はVVVF車の7200系が導入されたので

これ以上の5100系の能勢電譲渡はないと思われます

また、5108Fは「つなぎ」感があり、既存車の置き換え後すぐに

置き換えられるような気がします(といってもいつになるのやら)

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すくなくとも5000系よりは安泰かと思われますが

5100系も注目していきたいところです