マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

がんばれ!!207系リニューアル車

不運にも福知山線脱線事故の該当車両となってしまい、

この車両事態に欠陥はないものの、悪者扱いされてしまった207系

 

(207系の番台による機器の違いが原因とする説もあったが、

それがいけないなら、近鉄はえらいことになっているはず)

 

大きく3種類あり (試作車7両固定除く)

0代(VVVF-PTrとチョッパ)、1000代(VVVF-GTO)、

2000代(VVVF-IGBT)に分けられます

 

(0番台についてはよくわかりませんでした

パワートランジスタを使ったVVVFとチョッパの組み合わせらしい)

 

福知山線脱線事故のために

リニューアルしてないのに塗装も変更され(これは仕方ない)、

旧塗装は触れてはならない扱いとなってしまいました

 

 

そんな207系も近年リニューアル(体質改善工事)の運びとなり、

0代、1000代でリニューアルが行われています

 

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(左が塗装変更された未更新車、右がリニューアル車)

 

一部の編成では0、1000代が混じっているものもあるので

順序に関係性はなさそうでタイミングが合った車両から

0、1000代に関係なく行われているようです

 

リニューアルによって、

2000番台や321系と同じVVVF-IGBT(純電気ブレーキ付き)に、

行先表示はフルカラーLEDになり、最新形式に劣らない

設備になりました(ディスプレイの車内案内装置は非装備)

 

また、前面の色調も321系(下写真右)に似た感じに再度変更され、

フルカラーLEDの行先表示と相まって落ち着いた上品な感じになりました(下写真左)

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個人的にはリニューアル車のほうが見た目も含めて好みなので、

どんどんリニューアルしていってほしいと思っています

2000番台も車体部分の簡易的なもので十分なのでしてほしいですね

 

リニューアル前は共通運用されている後輩の321系に対して、

少し古さを感じましたが、リニューアル後は車内ディスプレイを除き、

遜色なく感じるので、321系とともに、末永く

JR西日本ではだんだん減っていく4扉車の運用を守っていってほしいと思います

 

 

 

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321系

207系と共通運用

下部の斜めに入った銀色(この部分は鋼に銀塗装)がチャームポイント