1C1Mとは?
少し前の回で1C1Mとか1C2Mとか出てきたとき、
お恥ずかしながら、よくわかっていなくて勉強してみたので
今回はそのことについて
(間違いなどありましたらコメントお願いします)
VVVF車などでよく聞く1C2M(写真の阪急1000系)など
1C(数字)M
という単語
Cはcontroller、制御装置
Mはmotor、(主)電動機のことです
何を表しているかというと
ひとつの制御装置がいくつのモーターを
操るかということです
なお、モーターは車輪1軸につきひとつなので、
普通の電車(台車が1両に2つ)で全ての車輪にモーターがついている場合
モーターは1両につき4台となります
昔の車両は2両の電動車両をセットにして、
ひとつの駆動系を作っていたので(MM´方式)
それをもとにするならば、
1つの制御装置で2両分8台のモーターを制御するため
1C8Mとなります
また、現在では装置の小型化により、わざわざ
2両1セットにせず、1両の電動車で完結できるので
1つの制御装置で1両分4台のモーターを制御する
1C4Mもあり、
さらに、1つの制御装置が1台車分、2つのモーターを制御する1C2Mもあり、
この場合は1両に制御装置が2台あるか、
1両にある2台の台車のうち片方の台車にのみモーターがついている
ということになります
さらに、1C1Mもあり、
1つの制御装置が1つのモーターに専念して、制御する形です
モーターの合計が変わらないとすると、
お値段的にはもちろん1C8Mのように、
制御装置が少ないほうが良いわけですが、
性能(乗り心地)的には、やはり、1つの制御装置が
1つのモーターを制御する1C1Mのほうが
モーターごとに合わせたきめ細やかな動作ができるので、
制御装置が多いほうが良くなります
これは、鉄道会社の考え方によるので、まちまちになり、
1C(数字)Mという書き方で違いを表す必要があるのです
付け焼刃の知識で書きましたが、間違いがあれば、
指摘をお願いします