いつも通り?コロナのために暇を持て余していますが、
写真を整理していると良いのを見つけました
十三にて阪急3300系の離合です
神戸本線ではアイボリーのハチマキのない
マルーン単色車は支線系統を含めても、
絶滅してしまいました
宝塚線系統でもマルーン単色車は5100系のみで
彼らも一部が能勢電に譲渡されるなどして、
徐々に本数を減らしており、
昼間時などあまり見られない日も
多くなってきました
しかし、京都線では3300系が大量製造されたこと、
3300系が神宝線の3000系よりは新しいことから、
いまだにマルーン単色の3300系、5300系が
多数活躍しています
というわけで今回は京都線のフルマルーン車について
京都線の3300系の1つ前の世代にあたる
2300系は登場時は非表示幕で
行先表示には板を使っていました
(右下や左下にひっかける)
そのため上のほうは標識灯兼尾灯のみの
シンプルな形でした
しかし続いて登場した3300系は
基本的に行先表示板を使うものの、
直通する地下鉄内では
前面に行先表示幕を使うこととなり、
小ぶりなものがつけられました
(能勢電1700系で代用)
ただし、基本構造はそのままです
阪急線内は引き続き板だったので、
フックも装備しています
次に作られた5300系は新造当初から
冷房がつけられたため、車体が一部変更されています
5300系のほうがわずかに細長い感じがします
とくに方向幕から上の部分がわかりやすいのでは
ないでしょうか
なお、当然冷房装置や行先表示器は
2300系、3300系にも改造で装備されたため、
(一部除く)
板や小さな幕のままの車両は
編成の中に閉じ込められた車両のみとなっています
停車中などに中間に入っている先頭車の前面を
覗き込んでみると、原型の顔を見ることができます
まだ多くいるとはいえ、車齢50年近い車両も多く、
いつ廃車になってもおかしくはありません
京都線のフルマルーンの車両が多くいるうちに
たくさん記録しておきたいと思います