マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

在りし日の箕面行き準急 8000系

いつの間にか箕面行き準急が消えていて・・・

といってももう2年前になるそうで、

時がたつのは早いですねえ

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こちら、豊中駅停車中の8000系です

 

箕面線からの宝塚線直通が大幅に減少し、

その分、池田や川西能勢口の折り返しに

振られたというところでしょうか

 

夜も含めて、箕面線直通は本線列車よりも

混雑の程度が低いので、穴場だということは

宝塚線ユーザーの半ば常識

 

それを本線の列車にして、箕面線を線内運転にして、

乗り換えさせるという方策もうなずけるものです

 

さらに、梅田方面は平面上で乗り換え可能なので、

あまり苦ではないように思われますが、

逆方向は階段の上り下りが必要となり、

大変になってしまいました

 

今度は車両

 

8000系の一部は下り方2両に転換クロスシート

備えていて、現時点で神宝線唯一の転換クロスシート

なっています

 

宝塚線の8連基本編成の8000系はすべて、

転換クロスシート車組み込み編成です

 

が、8030Fという基本8連とおなじ顔をした

増結2連が宝塚線に1本おり、

 

少し前までは朝の10連増結専用だったのですが、

近年、昼の8連運用にも他車と併結で出てくる

ようになり、車番を見て、がっかり感が出ます

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少し前の写真なので、

現在と組成が異なると思いますが、

このときは、8030Fの後ろに

7000系4連と2連をつないでいました

 

というわけで、この顔が来たら、

宝塚方2両のところには

本来転換クロスシートが来るはずが

 

7000系(もちろんロングシート)が

来てしまうというわけなのです

 

とくに、梅田駅で列の1番前で並んでいた時の

ショックはなかなかありますね

 

かといって、2+4+2というなかなか

マニアックな編成でもあり、

並んでいなかったら乗るつもりがなくても

乗ってしまうという・・・(←自分勝手な)

 

また、最近の阪急は増結車を含めて、

6,7000系列の動きが激しいので、

名古屋在住の身からしてみれば、

 

次回来た時にはこの組み合わせは

存在しないという可能性も多々あるわけで

 

なかなかファン心をくすぐります

 

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話を戻して、本来の8000系へ

 

なかなかきれいですね

 

宝塚線に限って言えば、8両固定全編成が

転換クロスシート車組み込み、

能勢電乗り入れ対応なので花形感が強く、

 

個人的には9000系が出た後も

(宝塚線内に限っては)

代表車両ではないかと思っていました

 

が、能勢電にも対応の1000系が大量導入され、

省エネ車が優先使用されている現在では

代表は1000系だと

言わざるを得なくなってしまいました

 

(8000系をひいき目で見ていたことがばれそう)

 

少数派の系列で、最近は日生エクスプレス登板も

1000系に追いやられ、減少しているようで、

かつてのような特別感は薄れてしまいましたが、

 

ふと考えてみると、製造開始は1990年であり、

もう30年選手なんですね

 

と、考えると阪急の車両のすごさに驚きます

1000系が登場したのが、2013年

その時でも8000系初期車は23歳

 

23年たった車両を何の違和感もなく、

「代表選手」といえた阪急の車両恐るべしです

 

自分の感覚がずれていただけかもしれないが・・・

 

現在は更新工事が進み、

まだまだ第1線での活躍が続きます

 

転換クロスシートが撤去されるような

動きがなくてほっとしていますが、

(他社でこの状況だったらロング化もあり得る)

 

これからも、元気に走り続けてほしいと思います