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JR東海のキハ75です
JR東海(少なくとも名古屋地区)は
サービス水準の高い車両が多いです
気動車のキハ75も、
昔は急行列車にも使われていたくらいの
レベルの車両です
現在でも同じ車内設備で運転されており、
追加料金を徴収する優等列車としては
微妙な設備ではありますが、
普通列車としてはかなり立派な車両です
最初は関西線の快速みえ、武豊線用として
登場しましたが、武豊線電化を機に、
耐寒仕様やワンマン設備の有無で
現在ではかなり番台区分が多くなっています
外観から大まかに分けると2種類
左が前期車、右が後期車です
(写真は共に幕遊びです)
貫通扉上の前照灯が大きな違いです
また、方向幕周辺や貫通扉の窓にも
細かい違いが見受けられます
前期車は311系基準、後期車は313系基準という
違いがあるそうです
前期車は少数派で快速みえ、参宮線系統にしかいません
なので、現在の名駅では
貫通扉上に前照灯のない前期車が多く、
製造数の多い後期車は逆に影が薄くなっています
車内はこのように転換クロスシートが並んでいます
電車と遜色ないどころか、
窓が大きく、横引カーテンで、優等列車感があります
運転台も電車と似ていて、
HC85系のように近年は電車と共通の部分が
増えていますが、
このキハ75からの流れですね
一般型気動車として破格の車両であるキハ75
末長い活躍を願っています
できればJR西日本にも同じような車両を
作ってほしいです
キハ40もくたびれてきたことですし
令和の夜の名駅
堂々の気動車三重奏