マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

負傷のまま半年以上 313系Y112編成

JR東海の踏切事故としては

313系Y102編成が2両復旧できず

代替新造された事故が思い出されますが、

 

2019年10月の踏切事故も

大きな事故となりました

当該がY38(2連)+Y112(6連)で

下り方のY38が激突しました

 

 

f:id:marunkun:20200621173702j:plain
f:id:marunkun:20200621174144j:plain


先頭車はもちろん4両目まで被害が出るという

比較的後ろの車両にも被害が及んだ事故でした

 

前2両にあたるY38は即刻運用離脱

名古屋工場で半年以上による手術で

4月に復帰し、今では元気に働いています

 

今回はもう片方、後ろ6両で比較的軽微な

損傷だったY112編成です

 

彼は事故時の相方だったY38を切り離した後、

応急措置の後すぐに運用に復帰し、

鉄道ファンを驚かせました

 

f:id:marunkun:20200621173653j:plain

 

事故数日後のY112編成の写真です

 

前述の通り、「無傷」ではなく、

ドア下のゆがみも含めて、かなり痛々しい姿です

 

本来だったら、

運用離脱して修理していそうなものですが、

 

当時はまだ同型のY102編成が

(前述の理由で)運用から離れていて、

厳しいという理由もあったのかもしれません

 

f:id:marunkun:20200621173656j:plain

 

今年6月の様子です

より重傷で修理に入った相方が

完全復活した後もそのまま傷ついたまま

運用に入っていました

 

自分も当初はしばらくしたら

修理に入るものとばかり思っていましたが、

全く入る様子がありません

 

次の全般検査までこのままなのでしょうか

高速で走り回る形式でもあるのでなかなか心配です

 

もし、万が一この車両が事故起こしたら

(原因がこの車両でなかったとしても)

確実にJRは叩かれるでしょうね

 

できる限り早く入場して

きれいになった姿が見られることを願っています