マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

復帰した313系Y102編成を観察する

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不幸にも踏切事故にあい、

6両編成のうち下り方2両を代替新造した

(書類上は修復扱い)313系Y102編成です

 

Y102編成は基本的に快速系の運用が多いのですが、

たまたま普通岐阜行きに充当されていて

終点岐阜駅の折り返し時間に

じっくり観察することができました

 

 

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車番的には新造車の部分は元番号+100がされています

5100番台ということになります

 

実際は5000番台の2両を廃車にして、

代替の5100番台を2両新造した形ですが、

書類上は5000番台2両を「修理&改番」した

ということになっています

 

減価償却などの関係でしょうかね

 

車内の車番表示プレートは少し文字が

異なるように思います

 

 

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代替新造された車両の車端部です

見えにくいですが、

製造銘板は2006年になっています

 

この車両は2020年製です

が、「修理」名目なのでこのようになっています

ひとつポイントですね

 

 

 

車内は基本的には同じように作られていますが、

代替新造車は照明がLEDになっていて、

蛍光灯の残り4両と色彩が異なります

 

最近、313系は入場時などに

照明がLEDに交換されることが多いです

 

よってY102編成の残りの4両も

いずれLEDになると思われますので、

この姿もなくなると思われます

 

 

 

 

車外に出てみます

 

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代替新造の2両です

ぱっと見は何も変わりありません

 

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が、ドア上を見ると、

地味にビードが途切れています

 

本来は必要な部品であり、途切れていませんが、

技術の進歩により、

代替新造するときは不要になっていました

 

しかし、残りの4両との見栄えのために

おまけで付けられたという・・・らしい

 

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車外の車番もハイフンの太さが

わずかに違うような・・・

といった感じです

 

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やはり経年の差からでしょうか

LED行先表示器の色合いも少し違います

 

 

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見つけられた点としてはあと一つ

転落防止ホロの帯が省略されていました

(左が代替新造車です)

 

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境目はこんな感じ

明らかですね

 

と、ここまで、代替新造された

車両が組み込まれたY102編成を

見てきました

 

わずかながら、従来車と違うところがあり、

間違い探しのようでなかなか楽しいです

 

Y102編成に会ったら

違いを探してみるのは

いかがでしょうか

 

最後に

Y102編成が

もう事故に遭いませんように