マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

しっくりこない 阪急7000系リニューアル

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だいぶ貴重になってきた阪急7000系原型顔です

 

特に本線系統では

会うこと自体がめずらしい感じです

 

見慣れた阪急の顔が減っていくのはさみしいかぎりですが、

彼らのきれいなリニューアル姿もいいので複雑な気持ちです

 

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最初の方にリニューアルされた編成は

とてつもない大改造になりました(写真左)

 

右の最新型1000系とほぼ一緒です

 

ただ、鋼製車なので、足回りは界磁チョッパのまま

非常に残念です

 

同じ7000系でも後期車にあたる

アルミ車は足回りもリニューアル対象で

VVVF制御に更新されました

 

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しかし、顔は対照的にトーンダウン

原型と近しい姿です

 アンバランスを感じずにはいられません

 

阪急的には腐食が少ないアルミ車は

本格的に最新型相当にして、さらなる長期間の使用

 

腐食の多い鋼製車(7000系前期車)は

適度にきれいにするけども、チョッパ制御のままで

6000系の次に廃車にさせよう

 

そういう考えなのでしょう

内装や足回りは改造できるけど、車体の材質は改造できない

合理的な考えです

 

ただ、アルミ車は鋼製車よりも加工がしにくいので、

7008Fのような大改造はしにくく、

元とあまり変わらないように

ならざるを得なかったように思われます

 

なので、7008F(7007Fも)は

見た目新品なのに比較的早くに

引退することになるのではないかと思われます

 

自分は7007F、7008Fを見るたびに

不思議な気持ちになります

 

「仕方ないけど、もったいないな」

そんな感じです

 

 

と、勝手に心配してみましたが

心配しなくても、阪急の車両寿命の長さは

ピカイチなので鋼製車もあと20年ほどは

走り続けるでしょう