マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名古屋市営バス 今年度の新車は?

毎年恒例の名古屋市営バスの新車入札公告が今年もありました

(令和3年の新車という意味)

 

名古屋など都市圏のバスは

規制によって18年しか走ることができず

18年経った後は、他のバス会社に売るか廃車になります

 

かなりうっとうしそうなルールですが、

ルールであるので従わざるを得ません

というわけで電車と異なり、

かなり短期的に、かつ定期的に置き換えが来るわけです

 

名古屋市営バスの場合、1000両ほどが

在籍しているので、1000を18で割ると、

55.555・・・

 

毎年56台を置き換える必要があるということになります

 

もちろん、年によって波がありますが

ほとんど毎年新車を買い入れています

 

で、今年の入札はというと

中型ATノンステ 30台

 

中型ふそう4台と小型ふそう30台(うち30台?)の

置き換えに使われるものと想像されます

  

言っちゃ悪いですが特に面白みはありません

(面白みを求めるものではありませんが・・・)

 

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どーせこいつですからね

ここ数年、増備されまくっている子です

多少の変化はあるかもしれませんが・・・ 

 

一応、公営企業なので、入札という形ですが、

日産Dは会社自体存在しないし、

三菱ふそうも中型からは撤退済み

 

残るはいすゞと日野の2社ですが、

両方ともJバス車体であるため、見た目は一緒です

 

今回の入札もいすゞと日野の2社が応札し、

これまでの実績からでしょうね

いすゞが採用されることとなりました

 

これで何年連続いすゞでしょうか

名古屋市営バスいすゞ車で統一される日も

そう遠くなさそうですね

 

 

ちなみに最近の中型車の置き換えの実績を見ると、

 

平成28年に中型バスを

ノンステップバスに統一するために

いすゞ中型を11台購入、

 

平成31(令和1)年に

日産D製の中型ノンステ10台全部と

古くなったいすゞ製の中型ノンステのうち1台を

置き換えるために、いすゞ中型を9台購入、

 

令和2年に

前述のいすゞ製中型ノンステの残り19台と

ふそう製中型ノンステ26台を

いすゞ中型の45台で置き換え

 

 

というわけで、ここのところ中型車の置き換えは

全ていすゞ車で行われてきました

 

ノンステに統一されてからは

いすゞ、日産D、ふそう車といった

多様な個性的な車両が、

いすゞ車ひとつに置き換えられました

 

趣味者的には悲しみに耐えませんね

 

といっても、名古屋市も好きでやっているのではなく、

基本的に「選択肢がなく、選べない」といった状況です

 

高速バスのように韓国の現代自動車が来たら

また変わってくるのでしょうか

 

 

<参考>

 

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平成31年から令和2年にかけて

置き換えられた中型ノンステップバス

 

彼らが中型バスのノンステップ化の

第1陣の車両たちでした

 

一部は他社に転属して活躍しているようです

 

1台でも多く、そして1年でも長く

新天地で活躍できることを願っています