マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

JR東海 唯一の国鉄型 211系0番台

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説明せずともご存じの方も多いでしょう

JR東海211系0番台です

 

簡単に言うと、JR東海で見かけるほとんどの211系は

JR東海の作った5000番台ですが、

4両2本の8両だけ国鉄の作った0番台がいます

 

こちらでも少しばかり書いたので、

時間があったら見てあげてください

marunkun.hatenablog.com

 

JRが作った5000番台とは性能や内装が違うため、

運用は分離されており、朝夕のみの運用となっていて

なかなか会うことは難しいです

 

 

前面は窓が比較的小さいこと、

列車番号表示器(車番を表示している)が

「211」で始まるところで見分けられます

 

ちなみに編成記号はK51、K52です

 

続いて側面に行きまして

 

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種別幕と行先幕が分かれているところがポイントです

5000番台は分かれていません

 

ただ、行先幕の方のみ英字が入っているところが

JR東海らしさですね

 

あと、トイレの部分に小窓がついているところ

というところも違いにあげられます

 

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車内に入るとまず、

このステンレス地むき出しのドアが迎えてくれます

 

東海が作った211系5000番台の方は

ちゃんと化粧板が貼ってあるので

これも0番台の特徴と言えます

 

103系や115系のような国鉄感が漂います

 

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中はボックスシートロングシートの組み合わせです

5000番台は全車ロングシートなので、

ここも特筆されるポイントです

 

5000番台と共通運用にできなかったので、

統一することなく、そのまま残っているのでしょう

 

もし共通運用だったらほぼ間違いなく、

ロング化されていたでしょうね

 

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FRP感がすごいですね

 

イスについている立客用の手すりも

形は国鉄感がありますが、黒はしっくりこないですね

 

それにしても赤色が非常に目立っており、

117系と違う意味で国鉄感がない車両に仕上がっています(^-^;

 

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 JR東日本の車両や313系3000番台のこともあり、

ボックスシートにあまり座り心地は

期待するもんじゃないと思っていましたが、意外や意外

 

めっちゃ座り心地いいです

ふわっと包み込んでくれる感じです

 

例えていうならば

近鉄の5200系に似ているのかな

 

個人的には313系の転クロよりも

好きかもしれないぐらいです

 

ぜひ一度乗ってほしいですね

 

315系への置き換えが決まっているうえ

最古参、かつ少数派の車両ということで、

いの一番に置き換えられそうな車両です

 

朝夕のみの限定運用であるため

関西線沿線の人でなければ偶然乗れる確率は低いので、

運用を調べて狙っていくべきですね

 

乗車はお早めに