マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名古屋市営バス系統巡り③ 平針11・徳重11 平針ー徳重

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今回の系統は同じ区間を走る2つの系統です

 

それぞれ起終点が逆ですが、

便宜上どちらも平針→徳重の向きに揃えます

(正確には、徳重11は徳重起点、平針終点)

 

また、地下鉄平針平針、地下鉄徳重→徳重

平針運転免許試験場→平針試験場と

以上3つのバス停名を一部略して表記しています

 

 

平針11系統 地下鉄平針ー地下鉄徳重ーー

 

データ

 (本)平針平針住宅ー平針試験場

 (支)平針平針住宅ー平針試験場ー白土ー神の倉ー徳重

 (折)平針平針住宅

 (出入)平針平針住宅ー平針試験場ー白土ー神の倉

 

 基本毎時本数・・(本)平日3or5、土曜日0、休日4or7

         (支)平日2、土休日1

         (折)土曜日のみ3、平日休日0

 担当・・・・・・緑営業所

 営業係数・・・・82(H30)

 

徳重11系統 地下鉄平針ー地下鉄徳重ーー

 

データ

 (本)地下鉄平針ー熊の前北ー地下鉄徳重

 

 基本毎時本数・・1(日曜日のみ2)

 担当・・・・・・緑営業所

 営業係数・・・・89(H30)

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路線図を大まかに見ると、地下鉄鶴舞線駅上にある

地下鉄平針から南下して、平針住宅

さらに南下して平針運転免許試験場

 

試験場から徳重11はほぼ最短距離で地下鉄徳重へ

平針11は白土や神の倉を経由して地下鉄徳重に行きます

 

両路線とも平針の運転免許試験場への

アクセスルートとなっており、

現在、試験場の工事で駐車場が無くなったため、

フィーバーしています

 

そのバブルもあり、両路線とも黒字で

営業係数で見ると4位と16位

すばらしいです

 

平針11の方が遠回りしているのに

営業係数がいいのは平針平針住宅、試験場の

区間便で効率よく稼げていることも

大きいように思われます

 

と、いっても徳重11の成績も十分すごいです

 

 

 

ダイヤを見てみると、

運転免許試験場が開かれる日か

そうでないかが大きく差になってきます

 

特に土曜休日は

試験場が開く日は休日ダイヤ、

試験場が閉まる日は土曜ダイヤになっています

 

これなら土休A、Bダイヤって言ったほうが

わかりやすいと思うのですが・・・

 

とりあえず、この路線は免許試験場が

重要な要素となっています

 

 

平針11から見ていきましょう

 

まず、試験場が開く平日、休日のダイヤは

徳重行きと試験場行きを合わせて

平針発13時台までが7、8本

以降が5本程度です

 

(実は本線が試験場止まりで、

支線が徳重行きなんです。意外ですね)

 

平日は毎時2本あった徳重行きは

休日だと1本になり、試験場止まりと徳重11を

増やすことで穴埋め?しています

(平針ー試験場で実質の1往復増)

 

土曜日は徳重行きが1本、平針住宅行きが3本です

 

試験場が閉まっている日に

試験場の中で降ろされても困るでしょ

というわけで手前の平針住宅止まりです

合理的です

 

(出入)は車庫である緑営業所に近い神の倉から

平針にバスを出し入れするための便で

朝夕に数本ありますが

日中のパターンには入りません

 

 

一方の徳重11

 

基本毎時1本ですが、休日ダイヤのみ

平針11の徳重行きが減る分

こちらが1本増えて毎時2本になります

土曜日は増やす必要がないので毎時1本のままです

 

この2路線は合わせるとかなり都合の良い路線で

地下鉄だと大回りする必要のある

名古屋市東部を早く移動できます

 

(地下鉄だと平針―八事ー新瑞橋ー徳重か

平針御器所ー徳重とかなりの大回り、かつ高運賃)

 

 

両路線とも今は前述の試験場フィーバーですが、

工事が終わったらどうなるのか

減便されてしまうのか、注目です