名鉄6000系シリーズ第2回です
(第1回はこちらです↓
さらっと6000系の変化をを見たり、
個人的に使っている用語なども説明しています
なお、名鉄に詳しい人には不要な回です)
今回は6000系の車内についてです
外観に負けず劣らずバリエーションがあり、
鉄道ファンの心をくすぐります( ^)o(^ )
今回は第1回として、
前面貫通型と鉄仮面型を紹介します
金魚鉢型は第2回で紹介します
まず、6000系前、中期車と呼ばれる
前面貫通型車両の車内です
元々固定クロスシートでしたが、
後述の車両たちに比べても幅が狭く、
通路側のひじ掛けもないという悲惨さで
全車ロング化改造されました
前期車は写真左で窓が大型固定窓です
全車更新工事を受けており、
写真中の未更新中期車よりもきれいになっています
続いて写真中の中期車です
小型窓になりました
新幹線の0系みたいな変化ですね
こちらの理由は開閉窓にするためですが
前述のようにロング化改造をされたものの、
最も元の状態を残している車両ではあります
なので、あまり車内もきれいではありません
内装板も「黒ずんでいる」という表現ですかね
あまり使いたくない表現ではありますが
この車内の車両は前期車を差し置いて
廃車対象となっているので
早めの撮影、乗車が必要です
写真右は三河線用ワンマン車で
リニューアルを施された車両です
こちらさんは新車並みの設備!!!
およそ35歳の車両とは思えないきれいさ
さすがです
これが他の車両にも適用されるといいのですが、
三河線ワンマン対応車両のみの適用
惜しいところです
続いて鉄仮面と呼ばれる6000系後期車、
6500系前期車、6800系初期車です
座席を拡大したこともあり、
貫通型と異なって多くの車両で
固定クロスシートが存置されています
ドア間は中央扉寄り3人掛けロングシート+
車端部寄り固定クロスシート3脚です
古い車両は写真左のモケット、
更新された車両は写真右のモケットです
自分は左側のモケットのことを「腐葉土」と
愛称をつけていましたが、消滅してしまったみたいです
これで終わらないのが名鉄です
鉄仮面も一部の車両がラッシュ対策として
ロング化改造されました
改造の程度で2種類に分けることができます
まず、小規模な改造の方(写真左)は
6000系、6500系、6800系の
全ての鉄仮面タイプに該当車が存在します
改造ポイントとしては座席のロング化と
それに伴う網棚、つり革の変更といったところでしょうか
名残なのかはわかりませんが、
もともとのクロス、ロングの境目部分に
ひじ掛けが残っています
ここを境に元クロス側は6人掛け、
ロング側は変わらず3人掛けなので、中途半端な位置です
続いて、写真右の比較的大規模な更新車です
6504Fのみが該当します
先ほどの改造車のポイントに加え、
車内化粧板の張り替え、ドアチャイムの設置
つり革の交換(丸→三角)が追加されています
細かいところでは座席の仕切りの化粧板も
3500系相当のクリーム色になっています
基本的に6000系前期車の更新工事並みです
しかし、施工はこの1本に留まったため、
6504Fはかなり特別な感じです
古い車両が来たと思ったら、
JR東海のドアチャイムが出迎えます
そこそこびっくりしますよ
広い名鉄線内でわずか4両1本のみ、
かつ大量の僚車と共通運用なので、
彼に会えたらかなりラッキーです
(第2回に続く)