名鉄6000系列特集⑤ 運転台を見る②
名鉄6000系列特集回の第5回です
前回から引き続き、6000系列の運転台についてです
前回はこちら
今回は鉄仮面型です
鉄仮面型の最初期にあたる6000系2連後期車です
世代的には6500系初期車と同じなのですが、
制御方法の違いや改造の程度が異なるので、
分けさせてもらおうと思います
基本仕様は6000系の中期車(開閉型側窓車)を
踏襲していますが、
スマートに、かつRのついた縁取りで柔和な感じです
相変わらずシールがペタペタ貼ってあるのはこれまで通り
続いて6500系、6800系鉄仮面車です
違いは速度計の右ですね
非常走行と書かれたところの装置の有無が異なります
先ほどの6000系では無かったので、
6500系だけの装備なのでしょうか
不明ですが、沼に入りそうなので撤退します
詳しい人いたら教えてください
ひとつ突っ込みどころとしては
左の6500系ではちゃんとプレートで
「回生車」と書いてありますが、
右の6800系では後付け感のあるシールです
もちろん6800系も新製時から回生車です
まさか新車の状態でシールを
貼っていたのでしょうか
だとしたら恐るべしです
そして、もう一つ
6000系と6500、6800系の違いとして
EB装置の有無があります
もう一度前述の運転台の写真を
見ていただければわかるとは思いますが、
6000系のみ「EB装置付」の文字がなく、
代わりに「足踏みデッドマン~」とあります
抵抗制御車である6000系は
余命も考慮されてだと思いますが、
EB装置の改造設置が見送られました
一方で、改造対象となった6500、6800系は
EB装置が取り付けられ、足踏みデッドマンは
撤去されました(ワンマン対応車除く)
というわけでこのようになりました
また、6000系では「EB装置付」の代わりに
「車炎付」と赤字で目立つプレートがあるので、
見分けポイントになっています
この後は6500系、6800系の
金魚鉢型になります、③につづく