マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名古屋市営バス系統巡り⑦-1 基幹1 栄ー星崎

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基幹1系統 栄ー星崎--------

 

データ

 (本)栄ー地下鉄堀田ー星崎ー鳴尾車庫

 (支1)栄ー地下鉄堀田ー星崎

 (支2)栄ー地下鉄堀田ー笠寺駅

 

 基本毎時本数・・(本)平日3~5、土休日2or3

         (支1)平日0~2、土休日1~3

         (支2)平日1~3、土休日1、2

 担当・・・・・・鳴尾営業所

 営業係数・・・・85(H30)

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今回は名古屋市営バスの中でも

花形系統のひとつである基幹1系統です

 

花形なので、2回に分けてお送りします

今回は第1回で車両についてです

 

名古屋市特有のネーミングである「基幹バス」

 

わかりやすく言うならば、

高頻度運行&急行バスといったところでしょうか

 

日中、平日は10分間隔、土休日は12分間隔

朝ラッシュ時の栄方面は4分間隔で運転されます

 

道路もほとんどが朝夕バス専用レーンを通り、

比較的(あくまでも比較的)定時運行しやすくなっています

(実際は朝ラッシュなど本数の多さもあり、

時刻表を見ず、来たやつに乗る感じ)

 

基幹バスということで、使われる車両も

鳴尾営業所所属車の中でも指定を受けた車両のみで

使用されるバスは専用車、一般共通予備車、

高速間合い車の3種類に分けることができます

 

 

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まず、大半の運用をまかなう基幹バス専用車です

 

一般車の青色のバスと一線を画す

赤系統のカラーリングです

 

なお、基幹2号系統も同じカラーリングですが、

乗降方法が違うので、完全に車両は分けられています

 

マイナーチェンジ前の青ステいすゞ車と

マイナーチェンジ後の赤ステいすゞ車の

2種類が充当されています

 

前までは座席のシートも専用の柄だったのですが、

現在は一般車と同じ青色のシートです

 

このグループは基幹1号系統以外の運用には

入ることはありません(定期では)

 

 

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つづいて、一般系統との共通予備車です

 

フツーの車両にとってつけたかのようなサボ付きの車両です

 

この車両の素性はというと

一般車両との予備車共通化という命題のもと、

基幹バスになることを許された精鋭一般車両です

(特に何かあるというわけではありませんが)

 

指定された車両が基幹バス運用に入るときは

前面と入口近くに基幹バスのサボが掲出されます

 

なので、サボ受けのある車両が共通予備車だと

見分けることができます

 

 

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最後は高速系統間合い車です

 

基幹1号系統を担当する鳴尾営業所は

栄から緑区名古屋高速経由で行く

高速1号系統も担当していますが、

 

高速道路(自動車専用道)を使うため、

エンジンルームの消火設備などを持つ

一部の日産、日野製の専用車が

限定で充当されています(見た目は同じ)

 

 

で、なんで基幹バスにいるかというと、

高速1系統の出入庫間合い運用として、

鳴尾車庫から栄まで基幹バスで行って、

栄から高速1号系統になるという運用があるからです

 

(といっても、高速1号の終点から直接

鳴尾車庫に回送する運用もあるのですが)

 

というわけでこちらもぱっと見は

一般車両なのですが、

基幹バス用サボ(日野車)、垂れ幕(日産車)を

装備しています

 

 

サボ受けのある車両は共通予備車両と

高速用車両の日野車の

どちらかだということになります

 

今回は基幹1系統の車両についてでした

⑦-2では路線について見ていきます