

基幹1系統 栄ー星崎--------
データ
(本)栄ー地下鉄堀田ー星崎ー鳴尾車庫
(支1)栄ー地下鉄堀田ー星崎
(支2)栄ー地下鉄堀田ー笠寺駅
基本毎時本数・・(本)平日3~5、土休日2or3
(支1)平日0~2、土休日1~3
(支2)平日1~3、土休日1、2
担当・・・・・・鳴尾営業所
営業係数・・・・85(H30)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回は名古屋市営バスの中でも
花形系統のひとつである基幹1系統です
花形なので、2回に分けてお送りします
今回は第1回で車両についてです
名古屋市特有のネーミングである「基幹バス」
わかりやすく言うならば、
高頻度運行&急行バスといったところでしょうか
日中、平日は10分間隔、土休日は12分間隔
朝ラッシュ時の栄方面は4分間隔で運転されます
道路もほとんどが朝夕バス専用レーンを通り、
比較的(あくまでも比較的)定時運行しやすくなっています
(実際は朝ラッシュなど本数の多さもあり、
時刻表を見ず、来たやつに乗る感じ)
基幹バスということで、使われる車両も
鳴尾営業所所属車の中でも指定を受けた車両のみで
使用されるバスは専用車、一般共通予備車、
高速間合い車の3種類に分けることができます


まず、大半の運用をまかなう基幹バス専用車です
一般車の青色のバスと一線を画す
赤系統のカラーリングです
なお、基幹2号系統も同じカラーリングですが、
乗降方法が違うので、完全に車両は分けられています
マイナーチェンジ前の青ステいすゞ車と
マイナーチェンジ後の赤ステいすゞ車の
2種類が充当されています
前までは座席のシートも専用の柄だったのですが、
現在は一般車と同じ青色のシートです
このグループは基幹1号系統以外の運用には
入ることはありません(定期では)
つづいて、一般系統との共通予備車です
フツーの車両にとってつけたかのようなサボ付きの車両です
この車両の素性はというと
一般車両との予備車共通化という命題のもと、
基幹バスになることを許された精鋭一般車両です
(特に何かあるというわけではありませんが)
指定された車両が基幹バス運用に入るときは
前面と入口近くに基幹バスのサボが掲出されます
なので、サボ受けのある車両が共通予備車だと
見分けることができます


最後は高速系統間合い車です
基幹1号系統を担当する鳴尾営業所は
高速1号系統も担当していますが、
高速道路(自動車専用道)を使うため、
エンジンルームの消火設備などを持つ
一部の日産、日野製の専用車が
限定で充当されています(見た目は同じ)
で、なんで基幹バスにいるかというと、
高速1系統の出入庫間合い運用として、
鳴尾車庫から栄まで基幹バスで行って、
栄から高速1号系統になるという運用があるからです
(といっても、高速1号の終点から直接
鳴尾車庫に回送する運用もあるのですが)
というわけでこちらもぱっと見は
一般車両なのですが、
基幹バス用サボ(日野車)、垂れ幕(日産車)を
装備しています
サボ受けのある車両は共通予備車両と
高速用車両の日野車の
どちらかだということになります
今回は基幹1系統の車両についてでした
⑦-2では路線について見ていきます