瀬戸大橋線を代表する列車、
快速マリンライナー高松行きです
四国、宇野へ向かう瀬戸大橋線列車は
岡山駅の中ほどの5~8番線からの発車です
4線ありますが、ホームは1面
切り欠きと膨らみのおかげで4線ができています
なので、ホーム自体はかなり長くなっていて、
移動がかなりおっくうになるほどです
先頭に組み込まれる2階建ての指定席車です
宇宙人みたいな顔が特徴的です
JR四国の血が濃い目な感じですね
後ろの自由席部分です
右側が指定席車にひっついている基本編成でJR四国車
左側が自由席のみの増結編成でJR西日本車です
ぱっと見は同じですが、JRマークの色が違います
自由席車は明らかに
JR西日本の223系から来ています
新快速などで活躍する223系と似ていますが、
併結時に幌を張り、移動できるようにしているので、
福知山ローカルの223系5500番台が
最も近い親戚と言えます
貫通できる影響で、乗務員室と客席の仕切りが
新快速の223系と比べてちゃちな感じがします
側面幕もJR西日本仕様ですが
種別幕の英字の部分に色の帯がありません
この雰囲気で帯無しは違和感がありますね
「快速」の英訳の「Rapid Service」は
譲れない部分でしょうね
快速マリンライナーは終日毎時2本の運転です
指定席1両+自由席2両or4両が基本です
本州と四国の間に大きな境があると思いがちですが、
そんなことはなく、日常生活での移動に
マリンライナーが使われている感じです
雰囲気的には大阪と京都みたいな関係性でしょうか
通勤通学する人も多く、特に気負わず行ける感じ
でも、ちょっと境はあるようなみたいな・・・
乗車率もかなりあり、
自分が見たのは土休日の夜でしたが、
5両編成に立客もかなり出して発車していきました
続いて、JR四国車の特急しおかぜ
こちらは毎時1本、岡山と松山を結びます
比較的距離の短い高松と異なり、
松山までとなると特急の出番です
松山だと瀬戸内海の対岸は広島ですからね
瀬戸大橋まで+のぞみ1、2駅分あります
さすがに「ちょっと行ってくる」という感じでは
なさそうな距離感です
高松までに比べて相対的に短くなるので、
JR四国の片乗り入れという形になっています
それにしても非貫通型に力入れすぎて
貫通型作る前に力尽きた感がすごいです
たしかに貫通型は地味になりがちですが、
せめて683系か383系くらいの見た目は
ほしかったですね
また、他にも四国行きには
高知行きの南風が毎時1本、
徳島行きのうずしおが数本あります
結局、四国4県の県庁所在地全てに
直通する列車があることになります
合わせるとほぼ毎時4本
岡山と四国のパイプはすごい充実しています
南風とうずしおは今回撮影できませんでしたが、
いつか明るい時間に撮影出来たらなと思います