マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

名古屋市バス車両の4月転属を見る 前編

JRを中心に多くの鉄道がダイヤ改正を行った3月から

少し外れて、4月3日に名古屋市バスダイヤ改正が行われました

 

各路線の需給・時刻の適正化やバス停の名称変更、

担当営業所の変更などのいつも通りのメニューに加え、

平針運転免許試験場の工事による市バス増強運行を

終了するための準備が行われました

 

具体的には試験場内に作った停留所の廃止、

(これまで通りの路上停のみの停車へ)

試験場内の停留所折り返しの支線系統を廃止して

手前の平針住宅止めに変更するものです

 

ただし、増強運行自体は工事が終了する

5月までつづくようです

 

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今回はこの改正に伴う

バス車両の転属について見ていこうと思います

鉄道と違い情報が少ないこともあり、

かなり妄想が入ることをご了承ください

 

(まるはち交通センター様の情報を

参考にさせていただいております)

 

前編となる今回は

ダイヤ改正による転属のうちの中型車の部分と

 レトロカラーバス関係の転属を見ていこうと思います

 

後編はダイヤ改正による転属の大型車分です

分量の割からこのような変な順番になりました

おわびします(が訂正はしないという確信犯)

 

まずはレトロカラーバス(NS31)の転属です

過去の塗装を復刻したレトロカラーバスですが

短期間でいろいろな営業所を回っています

 

昨年度は市内北西部を担当する

如意営業所に配属されていましたが、

今年度は市内西部を担当する中川営業所に移ります

 

このため車両がトレードされることになったわけですが

NS31号車と同じ平成18年式のいすゞ車が

相手先の中川営業所にいないので

代わりに近い年式のNH161号車に白羽の矢が立ったようです

 

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レトロカラーバスによる転属

NS31(レトロカラー) 如意→中川

NH161 中川→如意

 

なお、この転属はレトロカラーバスを移動させるためなので

ダイヤ改正分の車両転属と関連はない模様です

なので分けて掲載させていただきました

 

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ここからはダイヤ改正による転属のうち

中型車を見ていきます

 

猪高から如意にNMS25、26、27、30の

計4台が異動になりました

 

なんで28、29もいるのに連番にしないんだと

思ってしまいますが、いろいろあるのでしょう

 

この異動は明確で東巡回系統の移管によるものです

大曽根から茶屋ヶ坂を結ぶ東巡回系統ですが

猪高単独担当だったものが如意単独担当に変わります

 

副担当になったり、撤退したり、

主担当と副担当の入れ替わりというのはよくありますが、

完全に担当が変わるというのは

今回のような小規模改正ではめずらしいように思います

 

猪高の車庫からだと茶屋ヶ坂の方が近いですが

如意からだと大曽根の方が近くなるので

そこらへんもダイヤ改正に関係してきそうですね

(そもそも如意から大曽根までも結構遠い気がする)

 

後編で詳しくやりますが、大型車も猪高は減少したため

今回は猪高の車両数減が目立つ転属になりました

 

大型車・中型車合わせてマイナス10両と

ダントツで多い減少幅となりました

 

減った系統は東巡回だけということなので

共同運行の系統の猪高担当分が減るということでしょうか

 

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最後に大森から如意に転属のNMS190、191です

(NMS190は写真がありませんでした)

 

理由は守山巡回、守山11(守山巡回の朝夕系統)が

大森単独担当から如意が副担当になるからと思われます

 

対象となったのは、なんとこの2、3月に

新製配置されたばかりの新車です

なのでNMS190の写真がありませんでした

 

この車に乗らなかった大森の乗務員さんも

多々おられることでしょうね

さすが市営交通と言いますか・・・すごい転属です

 

守山巡回は新守山駅上飯田の路線で

大森からは新守山駅、如意からは上飯田が近いので

送り込みが効率化できそうですね

 

今回の転属のうち中型車は

2つの営業所から系統(守山は副担)とともに

如意営業所に車両をプレゼントということになりました

 

如意は委託営業所の楠営業所ができた時に

車両、路線ともに大幅に取られたため

車庫も比較的広々していて余裕がある感じでしたので

車両数が”回復する”といった感じですね

 

後編の大型車編に続きます