現在の長距離高速バスはコロナ前とは言えませんが、
一時期に比べてはだいぶ活気が戻り、
バスの減便についても減ってきた印象があります
(再びの減便になりそうな気もしますが・・・)
というわけで最近の名古屋駅JR高速バスターミナルを見て
思ったことを書いていきたいと思いますが、
今回はJRバスではない車両に注目してみたいと思います
JRバス以外では最も登場回数の多い名鉄バスです
北陸方面を中心に各路線で共同運行の他社よりも
多くの便を減らしていた印象です
車庫である名古屋中央営業所には休車の車両が
出しにくそうなところに押し込まれていました
当然、最新の車両をわざわざ休車させる必要はないので
最近は新しい車両の割合がより増えている感じでした
現在(2021年4月)でも京都、神戸、金沢、福井行きの
各路線で減便となっていますが、
まだ名鉄バス担当便の減便率が高いように思えます
また、高山行きは、ぱっと見は減便されていませんが、
ダイヤ改正で運休になっていた便を消すことで
運休便無しということにしているので
実質的な減便はまだ続いていると見ることができそうです
やってくる名阪近鉄バスです
こちらの回でも特集しましたが
中部空港ー京都線が運休となったため、
そこにいた新しい車両がこちらに回ってきており、
車両品質の向上が図られています
前述のように減便ダイヤを正式なダイヤにして
「運休便なし」となっている高山行きですが
外国人観光客は皆無なものの、
そこそこお客さんが戻ってきている感じです
京都や大阪行きもそうですが、
「旅に行けていない鬱憤」と「東京はまだよくない気がする」
というポイントを満たすため、
日本人の観光客でそこそこ埋まっている感じがします
特に京都行きや大阪行きは遊びに行く人たちで
盛況な便が多くなってきた感じです
そもそもJRバス(とその共同運行便)では
コロナ前も外国人観光客は鉄道に比べて
比較的少なめだったので戻りも早いような気がします
また、令和顔の新型エアロエースも登場しております
新車が来る可能性は低めなので会えたらラッキーですね
減便が続いていましたが、完全復活しまして
3往復体制に戻ることができています
元から満員になるようなイメージは少ない路線ですが、
コンスタントに乗っている感じです
こういう路線が安定していて意外と強いのかもしれません
対照的に岡山行きのリョービエクスプレス名古屋は
昼行、夜行2往復とも復活していません
かなり前にJR東海バスは運行から撤退し
両備バスの単独運行でしたが、
名古屋側の入庫や発券業務をJR東海バスがしていました
それが1年ほど前に発券業務を終了
今ではJR東海バスは乗り場と車庫を提供するだけとなっています
コロナ前でも乗っている人が
多いというわけではなさそうな印象もあり、
JR東海バスも手を引き気味ということで
このままなくなってしまうのではないかと心配になる路線です
正直ここを発着する路線の中で
最も存亡が危ぶまれるのがこの路線のような気がします
次回に続きます