①はこちら
今回の転配の車両を詳しく見ていきます
まず、増強運行の終わった緑営業所から捻出された４台の大型車
ＮＳ１８１、１８２、２５８、２６２です
ＮＳ１８１、１８２は平成２０年式のいすゞエルガで
緑営業所生え抜きの車両、今回が初の転属となります
大森営業所に転属となりますが、
同期となる同型車が大森にいるところが
白羽の矢が立ったポイントのひとつでしょう
地下鉄平針のバスターミナルで緑営業所の
かつての同僚と再会できるかもしれませんね
ＮＳ２５８、２６２は平成２４年式のいすゞエルガで
こちらも同じく、緑営業所生え抜きの車両です
楠営業所へ転属となりました
(楠営業所にも同時導入ではないものの、同型式の車両あり)
ラッピングがついていましたが、
さすがに転属の時には外されていることでしょう
２５８と２６２で飛び番になっていますが、
間の２５９～２６１も同じ緑営業所の所属となっていて
なぜ飛び番になったのかは不明です
ちなみに、元々この増強運行のために投入された車両は
ＮＳ３５４～３５７の４台でした
いすゞ製の新型エルガで、
緑営業所の大型車として試験場関係に限らず、
いろんなところに顔を出していましたが、
そのうちのＮＳ３５４は増強運行と関係なく、
港明営業所に既に転属してしまっています
それと関係あるのかは不明ですが、
捻出された車両は投入された車両と異なる車両になりました
続いてはＮＳ１８１、１８２、２５８、２６２に
玉突かれる形となった中型車です
緑営業所から大森営業所へ転属になった
ＮＳ１８１、１８２の代わりに
大森営業所からＮＭＳ１４１、１８９が
それぞれ中川営業所、御器所営業所に転属になりました
ＮＭＳ１４１は１年半ほど前に導入された
令和元年度の新型エルガミオで
最近、大森営業所に多く導入されたうちの１台です
導入から１年半ほどで中川営業所に転属になりました
同時導入の同型車が中川営業所にもいるので
そこもポイントのひとつでしょう
ＮＭＳ１８９は令和２年度導入のピカピカの新車で
わずか半年ほどで転属することになりました
私もまだ撮影できていませんでした
４月のダイヤ改正でも、令和２年度導入のうち２台が
わずか数か月で大森から転属していったので
大森営業所としてはわずか半年で
３台いた新車が全部とられてしまったことになりました
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ここで少し考察をしてみました
大森営業所の中型車は
平成３０年度導入１台、令和元年度導入１４台、
令和２年度導入１台がいました
(４月ダイヤ改正で２台いなくなった後の数字)
ここでポイントとなるのは令和２年度の車両のみ
転属先となる御器所営業所はこの３種類のうち、
令和２年度導入の車両しかおらず、
大森営業所の虎の子であった新車を
あげることになったと考えられます
逆に見ると大森営業所から新車が消えたことにより
大森営業所の中型車は見事に(あまり評判の良くない)
新車がわずか半年で全部とられたのみならず、
オートマ車の中型車が消滅するという
ちょっとかわいそうな大森営業所です
(数年前まで中型車は全部オートマだったのに・・・)
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大型車が２台転入した楠営業所からは
ＮＭＳ５４、７９が御器所営業所へ転属していきました
新型ではないエルガミオがいなかったために
新品(とそれに近い)エルガミオを放出した大森営業所と異なり、
こちらは新型ではない古めのエルガミオを放出しました
同じ車両のこの２台ですが、転属歴は大きく異なり、
ＮＭＳ５４は如意営業所に新製配置後、
新しくできた楠営業所の開業メンバーとして配置
如意→楠の実質、北区周辺一筋という車歴
ＮＭＳ７９は鳴尾営業所に新製配置後
名古屋市バスの中でも転属歴が多い方の車両です
ちなみに一番違いで同じ鳴尾に新製配置のＮＭＳ８０とは
１０年ほど前に生き別れたものの、
現在は御器所営業所にいるので
１０年越しに兄弟と再会できることになります
感動の再会でしょうね
以上により、
中川に中型１台、御器所に中型３台が転入し、
それぞれ廃車対象のふそう製中型車を置き換え、
今回の転属は幕を下ろします
今回はふそう製中型車にはあまり触れませんが、
ここらへんに詳しく書いてあります
