今回は、最近迷走?している中型車の車体前面の
「ノンステップバス」表記の位置について
まとめてみたいと思います
本来は大型車も含めて
このように正面のセンターに堂々と書かれるわけですが
最近導入された中型バス車両は
最初の写真のように少しずれた場所に書かれています



理由について推測してみると、
「ノンステップバス」の表記が真ん中にあると
写真のように、地域巡回バスに充当される時に
掲出されるマグネットの位置にかなり個性が出ていました
左写真のように「ノンステップバス」の上に堂々と貼ったり、
左上や右上に貼ったり、色々でした
なので、地域巡回バスに充当されることの多い中型車のみ
地域巡回バスマグネットが綺麗に貼れるように、
「ノンステップバス」の表記をずらしたものと思われます
最近の導入状況により、
この変遷は現在のところ、いすゞ中型車のみにあるので
いすゞ中型車(NMS)に今回は注目してみたいと思います


まず、モデルチェンジする前の車両は
本来の定位置に表記されています
モデルチェンジして一発目となる、
2016年度導入の車両です
モデルチェンジはしましたが、
表記の位置は同じですっきりしています
なお、標準ノンステップバスステッカーの位置が
ちょっと違う車両もいます
続いて2018年度導入の車両です
標準ノンステップバスステッカーとともに、
「ノンステップバス」の表記の位置も
かなり端っこに追いやられました
ちょっと交通局の局章の下が間延びした感じです
このタイプの車両が地域巡回バスマグネットをつけると
引き締まった感じになります
これまでは完成形にマグネットみたいな感じでしたが、
このタイプはマグネットがついて完成形な感じがします
そして、最新となる
2019年度、20年度導入の車両です
さすがに端っこに追いやりすぎたのを反省したのか
少し中央寄りに戻されました
先ほどのタイプでは、「ノンステップバス」の表記が
パネルの分割部分を挟んでしまっており、
交換するときの汎用性に欠けてしまったことが
原因の一つかもしれません(。-`ω-)
こちらのタイプも地域巡回バスマグネットがある方が
かっこいいですね
ただ、このような強者タイプの車両も・・・
古いタイプの車両のつもりで
運転士さんが貼ってしまったのでしょうか
設計変更した担当の人は涙目でしょう('_')
と、中身のないどうでもいいことを掘り下げてみましたが、
こちらにもあるように、
地域巡回マグネットの貼り出しが廃止されてしまいました
なので、この配慮もいらないものになってしまいそうです
今後の新車では元の位置に戻るのか、
またこれまでの車両を再塗装するときに
標準の位置に書き直すのか
注目です