南海電車を見る①
大体このブログの傾向を見ていただければわかりますが、
大阪の鉄道はよく出てきますが、北の方ばかりで、
南の方の代表といえる、南海電車にはあまり縁がなく・・・
というわけで数時間、南海の新今宮駅で
集中特訓を行ってきました
撮影地は新今宮駅の真ん中のホームの和歌山方です
手軽に行けるポイントかつ、
美しい写真というよりも、南海自体の写真が不足しているので
停車している時に、確実に車両の写真を押さえておきたい
そして列車本数が多く、効率が良いということでセレクト
あとで、この位置取りが
大阪ミナミの洗礼を受けることとは知らず・・・
高野線の6300系です
古参車ながらもバリバリ活躍しております
この顔を見ると「南海だなー」と思い、
さらにステンレス無塗装車だと「高野線だなー」と思うわけです
南海高野線の代名詞的なお顔でございます
標準的な20m4扉の車体です
小型のクーラーがいっぱい屋根上についているところが
古い車両らしくていいですね
今の車両だと大きいのが1個か2個くらいですからね
古参車でステンレス無塗装ですが、
そこそこきれいな車体をしております
新しい車両でも汚い名古屋市営地下鉄には
見習ってほしいところではあります!(^^)!
一方の南海本線の方は
きれいな8000系が来ました
何度か見たことはあるものの、
まだ私の脳内の南海図鑑には入れておりません(-_-;)
ふっくらとした見た目で、卵型に近い形をした車体です
それに対して、貫通扉の窓が
カクカクしすぎなんじゃないかという感じは否めませんね
雰囲気が統一されていないといいますか
なんかしっくりこない感じがします
(と、中学の時に美術で最低C評価の人間が申しております)
他形式のサイズに合わせるためと推測されますが、
貫通扉とともに、もう少し窓を大きくすれば
違う印象になったような気もします
そして、最近の南海の新車のポイント
「側面がJR東と同じ」というのを強調してみました
E231や233あたりと近しいですね
南海の個性であるポイントの
青色とオレンジ色の帯を目立たなくさせてみたので、
より関東感が出ると思います
関西の私鉄は比較的独自色が強い傾向がありますが、
南海は部品の共通化によるコスト削減という、
関東風のやり方にシフトしております
たしかに、少し前までは(今も?)
置き換えが急務の古い車両ばかりだったので、
1両あたりのコストを下げて、
その分、量を作る方を重視したわけですね
納得です
次は近鉄の番だと思いますが、
近鉄はどうするんでしょうね('ω')
続いて、現在の最新形式の8300系が来ました
先ほどの8000系に続く車両であり、
現在はこちらの方が多く在籍しているようです
スカートがごつくなったこともあり、
こちらの方は「ふっくら」というよりは
「ほっそり」とした感じを受けます
8000系にあった貫通扉の帯が
こちらでは省略されているところが
大きな見分けポイントですね
なぜ省略したのかはわかりませんが・・・
こちらも8000系と同様、
側面は関東の車両とうり二つになっています
つづく