マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

南海電車を見る④

③から続きます

marunkun.hatenablog.com

  

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でかでかと掲出された「2扉車」の文字が特徴の

高野線用車両の2000系です

 

難波から高野山まで直通する

「大運転」用の車両として製造されたものの、

運用の変化により、余剰分ができてしまい、

一部が南海本線にやってきたという経歴です

 

2000系は高野山直通に対応するために、

他の一般車両よりも1両の長さが短く、

ドアの数も4ドアではなく2ドアとなっているという

かなり特異な車両であります

 

運用は分離されているとはいえ、

4ドア20m車の本線通勤車両の中に

2ドア17m車の2000系が

フツーに走っているというのは不思議な感じがします

 

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その2000系を4ドア20m車の

一般バージョンにしたのが、この1000系です

 

同じような顔立ちですが、

こちらはステンレス地むき出しではなく、塗装されており

さらに少し丸みを帯びています

 

私の中でのコードネームは「デーブスペクター」です

なんか似てるような気がするんですよ

 

しません??

 

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続いて高野線最古参の6000系です

初期のステンレス車の重厚感、無骨さを

強く感じさせてくれます

 

車齢が50年を越した今でも、

優等種別の急行として昼間も高野線を駆け抜けます

 

経年車だからといって、普通や朝夕中心の運用に

限定するということはありません

そこらへんは近鉄と近い考え方ですね

 

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 最後は最新鋭の一般車両、8300系です

 

本線と高野線で別々の形式の車両が

用意されていることが多いですが、

8300系は両方ともに配置されており、

本線系統、高野線系統ともに見ることができます

 

ただ、置き換える対象が本線に多かったため、

高野線よりも本線の方に多く配属されています

 

写真は高野線所属の8300系で

どちらかというとめずらしい方ですね

 

南海は8300系で両線の新造車両を統一させて

効率化を図れたわけですが、

阪急もいずれ神宝線と京都線

車両が統一される日は来るのでしょうかね