マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

JR富田駅①

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ひまな休日の昼下がりにふらっとやってきました、

JR富田駅でございます

 

関西線の大きい駅で言うと

桑名と四日市の間の区間に位置しております

 

少し離れたところには名古屋―桑名ー四日市

並行して走る近鉄も「近鉄富田駅」を構えています

 

あちらは特別料金をとらない急行以下の一般列車は

全列車停車するという待遇で

昼間だと毎時6本が停車するのに対し、

こちらは快速通過駅で、昼間だと2両ワンマンが毎時2本

利便性にはかなり大きな差があります

 

利用者数もそれを反映しており、

JR富田駅の平均乗車人数は日800人ほどなのに対して

近鉄富田駅は日1万人弱(同居の三岐鉄道を含め1万3千人)と

10倍以上の圧倒的な差をつけられていています

 

桑名では並行路線、ライバルとして成り立っていますが、

(それでもJRの方が劣勢ではあります)

富田に関してはライバルと言えるレベルにも

達していないような気がします(^-^;

 

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それを踏まえてか大きな待合室のある、昔ながらの駅舎ながら

列車を待つ客はほとんどおらず、閑散としており、

端っこにベンチとICカードリーダーが置かれているのみです

 

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かつては窓口があったようですが、

10年ほど前に無人化されたようです

 

本格的に駅の無人化が始まって比較的最初の方に

対象となってしまったようですね

 

桑名や四日市といった比較的大きい駅が近くにある中で

1日800人なら、無人化は仕方がない気がしますね

 

実はこのことを知らなくて、

コレクション用入場券を買おうかなと思っていたのですが

明らかな予習不足でございます( 一一)

 

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駅番号はCJ09です

 

名古屋からわずか9駅なんですね(^-^;

近鉄は16駅で富田にたどり着くわけですが・・・

さすが国鉄(JR)の駅数の少なさです

 

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ホームに面した線路的には3面5線の駅になっています

 

国鉄の拠点駅の基本配線である

駅舎に面した片面ホーム+島式ホームの2面3線に加えて

かつて三岐鉄道が使っていた島式ホームが加わります

 

写真に見える、1番線と2番線の間の線路など

使っていない線路もいくつか見受けられました

 

現在は三岐鉄道の使っていたホームは閉鎖され、

2面3線のみがJR線のホームとして使われています

 

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封鎖された三岐鉄道線用ホームには

三岐鉄道用の駅名標がぽつんと残されていました

 

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すごい物寂しいオーラを放っておりました

 

下の広告の三菱カラーテレビの文字が

時代を感じさせる逸品です

 

いずれこのまま朽ちていくのでしょうか

 

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1番線に戻ると快速列車が通過していきました

 

鳥羽行きの快速みえと亀山行きの快速が毎時1本ずつ、

四日市行きの普通が毎時2本というのが基本スタイルですが

前述のように富田駅は普通しか停まりません

 

快速みえは指定席があったりして、

近鉄に対抗する(比較的)長距離輸送という

目的があるので別として考えても、

近鉄富田駅を見ていると、無印の快速くらいは

停めてもよさそうなポテンシャルがありそうですが・・・

 

 

②につづく