名鉄バスセンターで撮影できました、
貸切車両から転用された岐阜バス1712号車です
元々は「Seiryu Prince」の1台として
観光バスの用途で用いられていましたが、
乗合用途に転用されたようです
コロナで観光バスの需要が減り余剰が発生
→古くなった高速バスの車両の置き換えに使い
新車導入にかかる費用を抑制
という流れでしょうか
貸切車から転用するにあたって、
新たにフルカラーLEDの行先表示器が設置されています
注目すべきは側面の行先表示器でございます


側面窓の上部に取り付けられています
なかなか面白いポジションでございます( ^)o(^ )


本来の高速バス用の車両で
1712号車と同じ世代の車両(写真左)ならば
側面窓下部の車体に埋め込まれる形で設置、
もう少し新しい車両(写真右、わかりづらいですが)は
ドアの上の方についています
その両方とも異なる新しいスタイルでございます
取り付け改造をする時に、車体に穴をあけてしまうよりも
窓の内側に取り付けた方が楽だという判断でしょうね


さらに、側・後面に描かれていた
貸切車時代の「Seiryu Prince」の文字を
高速バス仕様の「Highway Express」に書き換えて
他の高速バス車両と揃えていますが、
車体のデザインまで変えるのは大変だったらしく
貸切時代のままとなっていてこれも特徴になっています
本来の高速バス車両(写真右)と見比べて
黄色と白色のラインの形状が異なるのがわかると思います
また、顔の下の方に白色の部分があるところや
前面上部が黒色で塗装されているところも
本来高速バス用車両と異なっていて、
ここらへんが貸切車時代の名残と言えそうです
あと、デイタイムランプがない・・・とか
色々間違い探しみたいですな
鉄道ファンやバスファンはこういうの大好物ですからね(^^♪
出会えたら一度写真を撮ってみて見比べてみてはいかがでしょう