幕車も現役で大阪駅に乗り入れる神姫バス①
鉄道でも会社によってはだいぶ減ってきた行先幕
バスでは車両の更新周期が早い上に、
コマ数も多くなりがちでLEDの方が向いていることから
旧車が多い地方部でもLED化改造されることが多く
幕を装備する車は全国的にもかなり少なくなってきました
高速バスではさらに顕著で、名古屋でも幕の車両は
名古屋駅のJR高速バスターミナルに限れば山梨交通のみとなり、
1日待っていても1回も幕車が現れない日も多いです
(というかその場合の方が可能性が高い)
しかし、大阪駅のJR高速バスターミナルでは
神姫バスがそこそこ幕車をもってきてくれるので
1時間もいれば1台は来るくらい
時間帯によってはもっとのペースでやってきます
(大阪市営バスはとりあえず置いといて)
「特急 大阪駅」なんて美しい幕でしょう( ̄▽ ̄)
もちろん、「特急」の部分は赤文字です
岡山ナンバーなので津山からの車ですね
なんか見慣れていないので不思議な感じがしますが、
津山は岡山県なので岡山ナンバーになるわけですね
定期券があるなど、通勤でも使われる路線なので
近距離高速バスみたいな感じがありますが、
「岡山」って言われると中長距離高速バスな感じがするので
そこの違いが違和感の原因でしょうかね(。-`ω-)
つづいては高知から来たJR四国バスのアストロメガです
高知から京阪神を結ぶ高知エクスプレスと
その夜行便である京阪神ドリーム高知号に充当されています
3台が所属しているうちの、写真は1号車です
ここの回でお会いした彼は3号車です
あとは2号車だけですね
1階部分が4列シート、2階部分が3列クレイドルシートという
関東、東海、西、中国の各JRバスにいる
アストロメガと同じ構成になっています
(関東と西には全4列シートバージョンもありますが)
一つの路線だけに運用して3台所属であることや座席配置など
JR東海バスのアストロメガと共通点が多いですね
ただ、四国の方は1日1往復×3運用あり、
フルで使われているのに対して
東海は1台予備の1日1往復×2運用というところがありますね
先ほどのアストロメガの写真で気になっていた方もいたでしょう
後ろにはこれまた幕車の神姫バスでございます
幕は「臨時」を出して走り去っていきました
側面の幕の雰囲気も非常に良いですね
黒い太めの縁取りがGOODです
アストロメガも客扱いを終えて出発
待機場所の西日本JRバス大阪北営業所へ向かいます
またまたアストロメガの後ろで気になった方もいたでしょう
この塗装のエアロエースは1台ものでございます
というか大阪行き、京都行きに使われるエアロエース自体
彼が唯一の存在でございます
見ての通り新しい車で、従来のガーラと共に
四日市発の京都行きや大阪行きに充当されています
これまでのガーラは折り戸仕様だったりと
ちょっと格が落ちる感じだったので
このエアロエースで取り戻した感じです
(ただ、これ以外の便は従来の折り戸ガーラですが)