マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

九州号 ~博多で九州のバスを撮る!!第6回~

第1回、前回はこちら

marunkun.hatenablog.com

marunkun.hatenablog.com

 

f:id:marunkun:20220209152251j:plain

 

だんだん暗くなってきましたが

デジカメよりも融通が利くミラーレス氏に感謝しながら

撮影を続行します(^o^)

×0万出したかいがありました

 

やってきたのは九州号の長崎行きです

博多と長崎を結ぶ、その名も堂々の「九州号」Σ(゚д゚lll)

ほかの地域から文句が出なかったのでしょうか(^-^;

 

で、この「九州号」で特筆すべきは

九州急行バスが単独で運行を担っているということでしょう

 

博多から他の九州内の県庁所在地に行く高速バスは

西鉄バスが(共同)運行していますが

この長崎行きのみが例外となっています

 

とは言っても西鉄バスが見逃しているわけではなく、

この「九州急行バス」というのが

西鉄、昭和、祐徳、西肥、長崎県交通局の5社局が出資する

「博多―長崎の高速バス専門会社」であるのです

 

一つの路線を複数のバス会社が担当する「共同運行」の形式を

より発展させた形と言えるでしょう

 

その証拠に西鉄グループの持ち物である

天神バスターミナルにもしっかり乗り入れています

 

かつては名神ハイウェイバスでも

名鉄、京阪、阪急、近江鉄道の出資する日本急行バスと

近鉄阪神、南海の出資する日本高速自動車が専門の会社として

高速バスを運行していました

 

ただ、こちらは日本急行バスは名鉄

日本高速自動車は近鉄(名阪近鉄バス)が引き取る形で

現在は解消されています

 

一つの路線専門の会社となると

他の路線と車両を共通にすることができないので

繁忙期の増車とかに対応しづらくなるような気がしますが

長崎側は長崎県交通局が、博多側は西鉄観光バス

それぞれ協力するという体制がしっかり取られているようです

 

さすがバスの強い福岡、路線にも色々な「カタチ」があります

 

f:id:marunkun:20220209152248j:plain

 

博多から長崎の高速バスを一手に担っているとあって

かなり頻繁に登場します

 

先ほどの写真はラッピングバスでしたが、こちらが標準塗装

濃い着色ガラス&固定窓で高級感があります

 

車体にでかでかと「福岡ー長崎 九州号」と書けるのも

一路線の専業バス会社だからなせる業です

 

今では運用効率化の観点から、

使える路線が固定されてしまうことは避けられる傾向ですからね

 

つづく