第1回、前回はこちら
九州号の後ろにいたのは昭和バスの「いと・しま号」です
西工のE-Ⅱ車体を積んでいます
E-Ⅱは高速バス用車体のスタンダードデッカー車です
(ミドルデッカーとか色々言い方もあるようですが
ここでは”スタンダードデッカー”に統一させていただきます)
今では高速バス用車体のスタンダードデッカーなんて
どこの会社も作っておらず、あと10年もすれば
消滅する部類の車両でしょうね
スタンダードデッカーに対するのが「ハイデッカー」でしたが
今ではハイデッカーであることが当然であり、
わざわざ言うまでもないという雰囲気ですね
ちなみに「ハイデッカー」という言葉の定義は
当然、客室の床が高くなっているということですが
バスに限って言えば「床面に車輪が飛び出していない」
という具体的な定義づけがされています
非常にわかりやすいですね
鉄道で考えてみたのですが
「ホームの高さより高いところに床面がある」だと
キハ40がハイデッカー車に・・・(^-^;
ハイデッカー車なのかよくわからないし難しいですね(>_<)
バスに話を戻します
スタンダードデッカーを熱心に作っていたのは三菱ふそうで
2005年までエアロバスの一形態として作っていたようです
写真は名鉄バスの車両で2005年の車なので
エアロバス・スタンダードデッカーの最終期に作られた車両です
この車両は今でも残っているようですが、古参車であり
他のほとんどの車両は除籍されてしまっているようなので
撮影はお早めに
奥の方からやってきたのは
同じく昭和バスではありますが、日野セレガの貸切車です
緑系の高速車と異なり、こちらは明るい感じに仕上がっています
乗合車の続行便としてやってきたのか
貸切バスのお仕事でやってきたのかは不明ですが
博多で見られてよかったです
このあとにやってきたのは熊本行き「ひのくに号」です
こちらはハイデッカー車の西工E-Ⅲでございます


並べてみると違いは一目瞭然(^o^)
見た目の雰囲気は同じですが、高さが全然違いますね