マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

近鉄の新車投入で退役する・・・であろう古豪たち①

 

近鉄がついに、ついに、ついに、ついに

一般車両の新車を投入すると発表しました(*‘∀‘)

 

大手私鉄ではトップクラスの経年車の多さを誇る近鉄

経年が60年に近い車両もざらにいる状況が変わりそうです

 

今の近鉄一般車(けいはんな線除く)の顔は主に以下のようにあるわけですが

 

 

一番左の写真の右側が最も古く昭和世代、

その左が昭和末期~平成初期世代(右2枚はその派生)、

左から2番目の写真が21世紀初期世代と大まかに言えます

 

で、最古参である

 

 

このお顔が退役対象になるわけですが・・・

この顔全部が対象になるわけではなさそうで(^-^;

 

実はこの顔のタイプには2種類ありまして

 

 

はい、一緒に見えるかと思いますが実はちょっと違うわけです

 

よーく見ると、右の車両の方が屋根がふんわり丸くなっています

前照灯の上あたりがわかりやすいですかね

 

趣味界隈では「平屋根車」と「丸屋根車」と

言い分けられることも多いですが、

これは元から冷房が付いていた車両とそうでない車両の違いみたいです

 

最初から冷房をつける前提で設計するならば

屋根のところに冷風の通り道作りますよねってところで

ご理解いただけるかと思います

よって元非冷房車が左、新製冷房車が右と分かります

 

ちなみに車内からではもっとわかりやすくて

元非冷房車は後付けの冷房が天井から飛び出ています

 

 

あと、鉄道ファン的視点としては

乗務員室との仕切り窓が大きくて阪急並みに見やすいのが元非冷房車

小さくてちょい見づらいのが新製冷房車です

 

圧倒的に車内から見た方が見分けやすいですね(^^)

 

もちろん、元非冷房車の方が古いわけで

今回の新車導入による廃車はこちらになるみたいです

 

・・・ということは、新製冷房車の方は

まだまだ生き残るかと思われます(。-`ω-)

 

 

まだまだ「The近鉄」のこの顔は現役です!