新車が投入されることが発表された近鉄一般車ですが
今回はそれによって置き換えられる”であろう”
車両を見ていきたいと思います
まずは、初年度に新車が投入される奈良線系統です
まず、いの一番に廃車されるのは8000系でしょう
高度経済成長期に大量に作られた車両で
すでに車齢は50年を上回っています
1964年に製造開始され、200両以上が作られました
21世紀初頭に「シリーズ21」によって
置き換えをがんばっていたものの、なんせ200両以上の大所帯
途中で力尽きてしまい、今に至ります
阪急でも同時期に大量製造した3300系の置き換えは
えらい長いことかかっています(現在進行形)
途中で力尽きたとは言うものの、残りは4連7本と3連2本のみと
あとちょっとで置き換えを完了できるレベルではあります
どうせなら、シリーズ21作ればよかったのに・・・(。-`ω-)
新型車両の初年度は奈良線に4連10本を投入するということで
かなり早々と8000系が全廃される可能性が高そうです
奈良線は本数が多い上に、運用範囲も広く
運用によっては中間封じ込めの場合もあるので
狙って会うのは少し大変、早めの撮影がおすすめです
優先順位としては後述の名古屋線1810系に次ぐ感じですかね
奈良線で次に危ないのは8400系です
まさか初年度だけで奈良線投入が終わるとも思えず、
置き換え対象と思われる元非冷房の世代にも合致するので
8400系からも退役が出ると思われます
8400系は8000系のマイナーチェンジ版と言えるグループで
一部の車両は8000系から編入された子もいるなど
ほぼ同じ車両と言えます
8000系がまだ一部残っていながらも
こちらにも廃車が発生しており、8両が既に鬼籍入りしています
現在は本線用4連6本、ワンマン対応の3連7本がおり
一部の車両は内装が黒色に更新されています
特に黒色の内装更新が行われていない本線用4連は
かなり危ないかと思われます(。-`ω-)
もしかすると置き換え初年度で姿を消す可能性もありますね
逆にワンマン対応の方は、新車がL/Cカーということを考えると
置き換えはまだないでしょう
ロングシート&ワンマン対応の新車が来る
もしくは玉突きで既存車がワンマン改造されてからでしょう
8400系の後の8600系からは
似たような見た目ながらも、新製冷房車となるので
多少の数合わせの廃車があったとしても
大幅な廃車は出ないと思われます
8000系と同世代の車両の置き換えが優先でしょうからね
もしかしたら8600系などの既存車を
名古屋線とかに転属させて
奈良線に新車をいっぱい入れる可能性もありますが(-_-;)