マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

<2021冬の遠足⑧>再びの新幹線連絡特急へ、787系

 

marunkun.hatenablog.com

 

 

鳥栖駅に進入する、長崎行き787系「かもめ」です

 

新八代以南しか開業していなかった九州新幹線

博多までの山陽新幹線をつなぐ「リレーつばめ」として

活躍していたのも、はや10年前Σ(゚д゚lll)

 

その後は九州新幹線が博多まで延伸したことで失業したわけですが

もちろん、若い車両なので廃車になることはなく

長崎方面の「かもめ」の一部運用を担うことになりました

 

かもめでは、元からいた885系と分担して

博多~長崎の速達輸送を担っています

 

が、皆様ご存じの通り

こちらも長崎新幹線の開業が迫っております(^^)

新幹線と付随する在来線も、おおよそのダイヤが発表されましたね

 

博多から新幹線に接続する「リレーかもめ」に加え

途中駅止まりになる「かかさぎ」なる特急が新設されるそうです

 

「リレーかもめ」「かささぎ」には

これまで「かもめとして走ってきた787系、885系が

主に充当されるものと考えられますね

 

「リレーかもめ」に787系が充当されるとなると

 

博多~鹿児島「つばめ」

👇(九州新幹線新八代鹿児島中央部分開業)

博多~新八代リレーつばめ

👇(九州新幹線、博多~鹿児島中央全線開業)

博多~長崎「かもめ」

👇(長崎新幹線、武雄温泉~長崎開業)

博多~武雄温泉「リレーかもめ」

 

新製から30年で、こんな変遷を辿った特急用車両も

そうそういないでしょうなあ

 

新幹線に翻弄された車生とも言えますし

九州の鉄道速達化の生き証人とも言えます(。-`ω-)

 

さて、「リレーかもめ」からも追い出される日は

787系が生きている間に来るのでしょうかね

 

長崎新幹線の博多延伸は未だ定まっておりませんが

佐賀県が難色を示していることが大きいようですね(。-`ω-)

 

佐賀県にしてみれば、いいこと何もないですよね(笑)

 

新幹線が通っても、ここまでメリットが見いだせないなんて

未だかつてあったでしょうかというレベルでございます

 

佐賀から博多は「かもめ」「みどり・ハウステンボス」が

合わせて1時間に2~3本の高頻度運行

当日でも買えるネット割を使うと、なんと運賃とほぼ同額 Σ(゚д゚lll)

 

定額の運賃+数十円程度で特急に乗れちゃいます

さすがJR九州でございます

 

やはり高速バスという、強力なライバルがいることが

非常に大きな刺激になっているのでしょう(。-`ω-)

博多~佐賀間にも「わかくす号」が走っており

こちらは1日約40往復 Σ(゚д゚lll)

運賃は1100円とJRの運賃並み

 

お互いにバチバチに意識しまくったライバルであることが

運賃面からもよくわかります

 

このような競争が佐賀県

大きな利益を及ぼしていることは間違いありません

 

新幹線になって在来線特急が廃止されると

この均衡が崩れてしまうことは確実なので

佐賀県としては何としてでも避けなければならないでしょう

 

特に佐賀市内にとっては「致命傷」と言っても

過言ではないように感じられます

 

個人的には、そもそも博多から長崎に新幹線を作る意味が

まったく理解できておりませんので(^_^;)

佐賀県が不利益を被らないようにしてほしいと思うところです

 

 

787系の次にやってきたのは「ゆふいんの森」でございます(^^)

 

レア度としては圧倒的にこっちですが

787系でだらだらと文量を使ってしまったので

おまけ的扱いになっております(^^;