マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

日野に続きスカニアも出荷停止に・・・

先日、日野自動車の燃費不正問題に続き

ヨーロッパのトラック・バスメーカーであるスカニア

検査に不備があったことが発覚Σ(゚д゚lll)

 

日野の不正問題を踏まえての国交省の指示で発覚したもので

「勘違いしてました。悪気はないんです。ごめんなさい」

みたいな感じの雰囲気でしたが、とりあえず出荷は停止

 

スカニア社の車はそこまで日本で

バンバン走っているというわけではないものの、

現状、日本で走れる二階建てバスを製造している

ほぼ唯一のメーカーということもあり、バスファンとしては見逃せません

 

JRバスグループをはじめとする導入各社では

やはり二階建てバスということで広告塔的な役割の持つ

車両として扱われておりましたので

日野に比べたら影響は圧倒的に小さなものですが

全体的な台数の割合以上には影響があるのかなとは思います

 

そもそも日野の不正は、観光・高速バスに注目すると

かなりヤバい状態になっております

 

10年ちょい前から日野といすゞのバス部門は提携しており

観光・高速バスのエンジンは日野製で統一されています

・・・ということは道連れでいすゞの車もなんですよね

 

「日野が出荷停止」と騒がれておりますが

実際はいすゞの観光・高速バス「ガーラ」も同じくなんです

(逆に路線バスエンジンはいすゞなので、日野製の路線バスは販売可能)

 

 

上の写真は日野の大型観光・高速バス「セレガ」ですが

いすゞ「ガーラ」もほぼ同じ見た目なので

この形のバスが全部出荷できなくなったという認識で◎

 

日産ディーゼル(現UDトラックス)はトラック事業に専念しているので

そもそも大型バスを作れる日本企業は

日野、いすゞ三菱ふそうの3社のみでした

 

それが観光・高速バスに限っては2社が出荷停止

残るはなんと1社だけなんですよね

 

 

三菱ふそうの大型観光・高速バス「エアロエース

 

街中で走っている観光バスや高速バスは、ほぼこの2つのどちらかです

(一部、古い車など例外もありますが)

 

型式証明も取り消されるという重い処分だったようで

この出荷停止って、今の日野&いすゞの走っている割合としては

意外とやばい気がいたします

 

まあ、本気でにっちもさっちも行かなくなったら

政府が魔法をかけてくれると思いますが(笑)

 

 

・・・ってのが本題ではなく、

スカニア社の2階建てバス3台が運行開始したとの話題を

お伝えしたかったのですが

めでたい話題にふさわしくないような前振りになってしまいましたので

 

変更っっΣ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)

 

 

名古屋駅で撮影しました、EF210牽引のコンテナ列車です

 

・・・で、だから何?ってレベルにメジャーな光景(^-^;

日本の貨物列車で最も見られる組成でございましょう

 

メジャーな撮影地、かつ構図も何てことないという

超模範的なありきたりな写真に仕上がりました(笑)

 

ただ、こういうのバカにしちゃいけませんよ(。-`ω-)

 

東名阪で圧倒的に見られる大量生産のEF210だって

旧塗装は少しずつ減っているわけですし、

同じように大量生産されたEF65も今やレア機関車扱い

5087レの撮影者の多さが示しております

 

コンテナも今はあずき色がメインですが

いつ切り替えられるかわかりませんよ

あれだけいた水色の先代も、

今や走っているところなんて見かけませんもん

 

ところであの水色のコンテナ、まだ残ってるんでしょうか?