マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

阪急正雀のヌシ7851号車、17年越しの奇跡の復活!

marunkun.hatenablog.com

 

なんか👆こちらの記事のアクセスが伸びてるなあと思ったら

ここで軽く7851号車に触れていて

「阪急 7851」とgoogleで調べてみると出てきました

(3ページ目(^-^;)

 

17年ぶりの復帰に、とりあえず阪急界隈

2024年ベストで盛り上がっております!(^^)!

 

 

編成組み換えで1両だけ余ってしまった7851号車

7300系なんで古くないものの、

中間付随車1両だけではさすがにどうしようもなく・・・

 

神宝線用の7000系だったら色んな編成がある上に

6000系とも組めなくはないので

上手く組み替えることも可能だったでしょうが

7300系では中々融通を利かせることが難しかったのでしょう

かれこれ17年もΣ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)正雀工場で塩漬け

 

最初の写真の通り、塗装も薄れまくって

現役の車両とは思えない姿でいつも同じ場所で鎮座しておりました

ワタクシも正直いつ解体されるんだろうと思っておりましたが

まさかの復活Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)

 

朝ラッシュの限定10両増結が京都線で廃止され、

増結専従だった7300系2両編成×3が失職

これを活かす手として7851号車に白羽の矢が立ちました

 

基本的に京都線は8両編成と7両編成で運転

失職6両+1両で7両編成が組成できることになりました

 

ただ、増結用2両編成は1M1Tなので

合計するとモーター付き3、なし4の3M4Tに・・・

(Mc+Tc)(Mc+Tc)(Mc+T+Tc)

7300系はMT比1:1以上が基本なのでよろしくない

というわけで他の6両編成を巻き込んだ交換が行われました

 

 

7300系の走り装置は制御装置+パンタの1両(以下赤字)

MGとコンプレッサーを積んだ1両(以下青字)の2両で完結します

赤と青がワンセットでユニットになるということですね

 

で、基本形となる8両編成は

この2両ワンセットのモーター車を2組+付随車4両で

2ユニット構成の4M4Tとなっています

 

一方、2両編成はこのままだと2M0Tになり

完全にオーバースペック(見てみたいまである)

 

なのでMG+CPの車両からモーターを除き、付随車にしました

1両に収まりきらなかった装置を付随車に取り付けたイメージです

 

こちらは形式が区分され、モーター付き7400形に対し

付随車を表す50を加算、7450形となります

モーターはないけど装置があるので、床下が中途半端に埋まってます

 

で、京都線で8300系2両と常時併結で8両編成を組んでいた

7321F(6両編成)に目がつけられました

 

この子、8両編成から中間付随車2両を取り除いた格好で

6両編成なのに4M2Tという、ちょっと過剰な能力を保有

McTTMcという組成でした

 

失職組 (McTc) (McTc) (Mc+T+Tc)・・・3M4T

7321F  (Mc+T+T+Mc)   ・・・4M2T

 

失職組の太字の部分、これがあきません

なのでT車をM車と交換します

 

が、何もついていない中間車を送ってしまうと、

7321Fの方のユニットが崩れてしまいます

 

というわけで先頭車を交換

失職組のTc7321FのMcを交換することで

赤と青のユニットを成立させたうえで

失職組を4M3T、7321Fを3M3Tにすることができ、

どちらもMT比1:1以上を達成

本線に出すことができるようになりました

 

具体的に交換されたのは、先頭に出られる装置の都合などがあったようで

失職組からはTc7452、7321FからはMc7401となりました

なので下1ケタがずれてしまうことに・・・

せっかくなら失職組の真ん中にいるTc7451を出せれば

下一桁的にはきれいだったのですがね

 

それはおいといて、17年越しにきれいに使い切ることができました

これで7両1本が純増したので、新車を作らずに

旧型車が多い7両編成から1本落とすことができます

 

これで2300系がどんどん導入される見込みなので

追い出された9300系により、

3本線のなかで一番フルマルーン車が見られる京都線

かなり世代交代が進むものと思われます

 

逆に神宝線はごめんなさい的に1本作った後は

しばらく止まるのでしょうか?

5100系を本線から全廃するくらいには

しないものかと思いますが・・・

あと、能勢電にあげる7200系用の種車も必要ですね

 

今後も目が離せません