東京の方では大きな問題となり、
一方、その分も代わりに受け持ったかのように
西日本が削減を加速(-_-;)
こちらの回で「2024summer」と銘打ち、
8月末で廃止される近畿圏の廃止駅を巡りました
その続編?になります、「2024autumn」編です
ちなみに、11月末の閉鎖駅もいくつか発表されている模様・・・
11末は兵庫県内を重点的にやるようです
今回の廃止駅は近畿圏、もっと絞り込むと「大阪、京都、滋賀」県内で
大阪環状線内の2駅を除くと、京都駅始発となる3路線
山陰本線、湖西線(正確には山科始発)、奈良線にかたまっています
さらには全駅委託駅という共通点があり、
本体の人員配置というよりかは、交通サービスの削減になっています
これまでは大きめの本体管理の駅の窓口が閉まり、
その近くの小さめの(委託)駅の窓口が残るという傾向がありましたが
最近は急速にメスが入っている印象です
業務委託先であるJR西日本交通サービスのHP
のぞいてみましたが、急速に上昇する中途採用比率Σ(゚д゚lll)
2021年38%⇒22年77%⇒23年78%
どうした!?ってくらい急速に上がっています
ただ、オフシーズンの今は新卒・中途ともに
採用ページを閉じているので、そこまで切羽詰まった感はないですね
今回は大阪の中心部に比較的近いところが多かったこともあり
そのご報告です
昨年春に直営の福島、夏に委託の野田と
西成線部分に続々とメスが入った大阪環状線ですが(下記参照)
今回は右側、城東線部分の小さめの駅2つがターゲットになりました
大阪~京橋~天王寺の中で、京橋と鶴橋を除くと
天満、桜ノ宮、大阪城公園、森ノ宮、玉造、桃谷、寺田町とあるうち
残存・・天満、玉造、寺田町
と別れていましたが、今回は委託の玉造、寺田町が廃止
直営の天満のみが残る格好となりました
森ノ宮が消えている時点で時間の問題感はあったので
そこまで驚きはありませんね
大阪城公園は常に観光客が多いのに加えて、
ライブの時はえらいことになることで有名ですが
その分、案内や雑踏の整理に人員のリソースを回したり
近距離券売機を多く置くのは得策な気がします
森ノ宮は・・・残しといたほうがよかったのでは?
話を寺田町駅に戻しまして・・・
古めの近距離券売機が2台の体制でしたが、
11月以降はこの3台の券売機のみになるようです
改札や券売機周辺には遠隔のインターホンが準備されていて
JR西日本お得意の「時間ぶつ切り有人駅」になるのでしょうか
改札と出札がまとまった構造ですが、パッと見ただけでも
委託の3人の駅員さんが配置されていました
みどりの窓口があると(窓口の開いている時間は)
常に最低2~3人は駅員は必要でしょうから
改札担当のワンオペにできるのは大きいですね
遠隔管理のインターホンつけたのも
改札担当が車いす対応も兼務できるようにでしょう
(対応時には改札のカーテンを閉めてインターホンに誘導)
乗降客は途切れず、そこそこ多いものの
ここに関しては天王寺の隣ということで
逆にこれまで良く残っていたなといった感想
ただ、重い用件は天王寺に行ってくれということでしょうか?
みどりの券売機プラス化は見送られ、そのままのようです
積極的に進められている環状線の窓口閉鎖ですが
地味にプラス化改造されなかったのは初めてΣ(゚д゚lll)
窓口休止時間帯とかを置いておくと、環状線内ではじめて
学割やジパングが出せない駅になりました
②大阪環状線 玉造駅
つづいて玉造駅です
鶴橋の隣でよく残っていたなという感じですが、ついに閉鎖です
地下鉄の長堀鶴見緑地線との乗換駅で、そこそこ人がいますが
この最近の流れでは仕方ないかなという・・・
窓口閉鎖後は、既設のみどりの券売機をプラス化させることで代替
写真を見ていただければと思いますが「いかにも」な空間です(笑)
寺田町とは異なり、プラス化されるということで
こちらはこれまで通りの環状線内の窓口閉鎖手順です
せっかくきれいにした出札周りなのに
無粋な板張りになってしまうのはなんとも・・・
次回に続きます