マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024autumn! ④ ~唐崎駅~

 

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらからつづきます

 

湖西線 唐崎駅

 

つづいては湖西線へ転戦

 

湖西線は近畿と北陸を短絡する高規格路線として

比較的最近にできた路線であり、

大津周辺を除いて沿線人口も比較的希薄、

そこまで地域輸送が主眼の路線ではない感じですが

みどりの窓口、POS窓口、車発機で発券する簡易委託窓口と

色んな形式が入り乱れながらも有人窓口が多数残存

 

21駅中

有人駅・・・20

有人窓口・・16

 みど窓・・6

 POS・・7

 簡易・・・3

みど券・・・5

 

以上を合わせると、有人窓口が21駅中16駅

みどプラ(オペレーター発券)も合わせると19駅!

オレンジの会社かっていうくらい充実♪

 

これまでも南部を中心に閉鎖&みどプラ置き換えはあったものの

比較的安定していた湖西線ですが、今回は2駅が閉鎖の憂き目に・・・

 

今回対象となった2駅は、特急通過駅ながらも

マルスが設置されていたみどりの窓口という点で共通

南部の唐崎駅、北部の安曇川駅が対象となりました

 

あいにく北部の安曇川はどうしても時間が合わず・・・

やむなく唐崎のみ訪問となりました( ;∀;)

 

2駅とも代替のみどりの券売機の設置なし、

定期券OKの近距離券売機の設置

駅員の配置時間帯のぶつ切り化となりました

 

仕方ないかなという感じは、今回の閉鎖駅のほぼ共通する感想ですが

これまでの「窓口を閉鎖したら、必ずみどりの券売機を置く!」という

JR西日本の仁義みたいなのを思い出すと、変わったなあと思う所存

 

小駅なら代替の指定席券売機を置かずに粛清しまくった東と違って

西日本特有のやり方だとおもってたんですけどね

 

最近はその「みど窓閉鎖」初期に乱発しまくったみど券を小駅から没収

代わりに直近の閉鎖駅(のうちの大きめの駅)に移動させる傾向に

 

みどりの窓口の閉鎖とともに、みどりの券売機の撤去も

追わなければならなくなりました(-_-;)イソガシイ

 

湖西線の2駅は特急が停まらないこともあり「不要」と判断されたようです

まあ妥当な感(代わりに京都駅の混雑を何とかする方が・・・)

 

 

唐崎駅は、琵琶湖湖畔の住宅街の中にある1面2線の駅で

高架ということもあり、あまりJR感のない雰囲気

そこそこ昼間でもお客さんの乗り降りがありました

 

ホームからは琵琶湖も望むことができます

けっこう近いうえに、名物の風が吹いていたので

「サビそう・・・」ってふと思いましたが、琵琶湖は淡水でしたね('_')

もし海だったら、めちゃめちゃサビそうなロケーションです

 

・・・まてよ、「名物の風」って、逆向きだな

あぶねえ;無学を晒すところでした(^-^;

 

 

そんな駅もサンダーバードは、にべもなく通過

めっちゃ勢い強いです(笑)

 

細めのホームの高架駅で、元からの風も強いので

油断しているとけっこう恐怖寄りです(^-^;

 

 

改札や券売機類は、ごちゃっとした感じで詰め込まれています

高架下で限られたスペースってのもあるんでしょうが

後付けであろうエレベーターの位置が絶妙に・・・じゃま(^-^;

苦肉の位置取りって感じがプンプン♪

 

みどりの窓口は改札と兼掌の駅員1人体制でした

同業者が何人も来ているんでしょうが、

非常に丁寧でやさしい駅員さんでございました

忙しくさせてすみませんでした_(._.)_

 

券売機は2台置けるスペースがあるものの、1台のみ

窓口閉鎖後はこの1台の近距離券売機になるようです

別にもう1台青色のでも置いてあげればと思いますが、

みんなICOCA使ってたのでいらないでしょうかね

 

ちなみに他の駅は月末閉鎖だったのに、

唐崎だけは1週間早い24日に窓口が閉鎖されました

なんか都合があったんですかね??

 

残念ながら安曇川は訪問できず・・・

そして残るみど窓は、和邇近江今津の2駅だけになりました

さすがに一部のサンダーバードが停まる近江今津は残るでしょうが

(と書いていたら不安になってきた・・・)

和邇は限りなくあやしいですよね・・・ね!

 

異常時の折り返しが設定される駅だから、

どうせ駅員さん置いとかなきゃいけないから残るんじゃね?

とか思ってましたが、似たような山陽本線大久保駅

みどりの窓口閉鎖されてますから関係なさそう・・・

(窓口閉鎖と同時に委託化済)

いそがなきゃ

 

marunkun.hatenablog.com

 

ほかにPOS駅が7駅もつらつらとありますが、

今回山陰本線のPOSが粛清されたので安泰ではないですね

 

奈良線草津線も含めてPOSはここ最近閉鎖がなかったので

ちょっと油断しているところがありましたが

ちゃんと巡らなきゃならんですね

 

つづく

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024autumn! ③ ~千代川駅、八木駅~

 

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらからつづきます

 

山陰本線 千代川駅

 

並河駅から、さらにもうひとつ北上

密集した住宅街が途切れて少しフェーズが変わる印象です

 

 

必要最低限のホーム上屋しかないところからも、

京都の大都市圏からは区切りがついていることが分かります

 

特に分岐器などもなく、フツーの2面2線です

 

京都駅から過半の列車が折り返すターミナルの亀岡から

京都周辺のアーバンネットワークが終わる園部までにある、

中間4駅は全部棒線の2面2線の構造で統一されています

 

山陰「本」線として今も毎時1本、

過去はもっと特急が走っていたわけですが

思ったより待避線が少ないなという印象

 

複線化がほぼこの20年内で行われているので

もうすでに特急の待避を重要事項として

カウントしなくなった時代の産物ということでしょうか

 

亀岡以南の京都市内も嵯峨嵐山しか待避線がなく、

3駅(嵯峨嵐山、亀岡、園部)とも折り返し列車が頻繁にあるので

そこまで自由に使えないんでねえかなと

(園部以外は折り返し線がないのでホーム上折り返し)

 

あと、中央東線も上下1線ずつの2線しかない駅が多くて

意外やなと思いましたね

あそこは「あずさ」がかなりの本数走っているのに・・・

 

 

次に行く八木駅とは異なり、非常に趣深い駅舎です

入口を囲うように植えられた植物がいい味を出しています

 

 

コンパクトな駅舎内ではありますが、必要なものが適切に置かれています

POS窓口は改札横の細い隙間にあります

 

下には「きっぷは自動券売機で~」との由

自動券売機の配置当初ならまだしも(^^;

 

この文言を無視するように、POS窓のきっぷ収集しちゃいましたが

おじいさんの駅員さんが丁寧に売ってくれました

ありがとうございます_(._.)_

 

この駅員さん、列車が来るとちゃんとホームに出て監視

切符の回収までしっかりされていました

無人化してしまうのが惜しいですね( ;∀;)

最近多い、ひまそーに中でボケーっとしてる駅員にも見習っ(以下略

 

POS窓のとなりの閉じられたシャッターが気になりますが(笑)

そのさらに隣に新しい方の近距離券売機(定期不可)が1台配置

今後はこの券売機が唯一の出札機器となります

 

定期可のピンク色の券売機にはならなかったようですが、

流動はほぼ京都向き(or園部単体)と考えられ、

当駅以南は全駅(保津峡除)で購入可能なので問題ないと判断でしょう

 

改札も並河までと異なり、ここからは簡易改札機のみ

改札の細さ的にも通常の自動改札機は置けなさそうです

 

趣深い駅でしたが、無人化で荒れないことを願うばかりです

周りに植物が多いだけに、掃除が抜かれるとすぐに汚れそうですから

 

山陰本線 八木駅

 

 

千代川からさらに1駅北上しました、八木駅です

 

業務委託のPOS窓設置で、千代川と双子駅な感じの扱いですが

昔ながらの雰囲気をプンプン残す千代川に対して、

こちらは自治体が補助したんだろうなといった感をプンプン(笑)

 

2面2線ながらも、きれいな橋上駅舎で「乗る」側の多い

京都方面ホームを中心に上屋もしっかり整備済み

 

列車の本数が多いわけではないので、来ない時間は閑散として

人気が感じられなくて物寂しいですが

時刻が近づくと、どこからともなく三々五々と乗客が集まります

 

 

POS窓+定期非対応近距離券売機+簡易改札機×2と

千代川と全く同じ出改札周りですが、駅舎の違いで全く異なる印象(^-^;

 

窓口はPOSなので、ただの「きっぷうりば」の表記です

最近のJR西のデザインだと違和感がありますね(^^)

 

で、見ての通り窓口の閉鎖時間帯に来てしまい・・・

圧倒的予習ミス(-_-;)

 

外に出て時間をつぶそうとしますが、あまり何もなく

 


LED式の信号機+ゼブラ板という、

レアな組み合わせの信号機を写真に収めるのみの収穫

 

ま、こういうのがこの趣味の醍醐味ではあります

 

で、営業時間帯きっかりに開いた窓口・・・

駅員さんがめちゃ美人で動揺してしまったのは余談(^-^;

油断しました! ((何をだよ

 

いい駅ですねえ☆

後ろ髪を引かれつつ(そのまま引っこ抜かれちまえ)

とりあえず今回閉鎖の3駅は巡りましたが

みど窓閉鎖駅めぐりの同志全員が思っているところへ、最後に・・・

 

山陰本線 馬堀駅

 

「まあ、しゃあないか」みたいなところのある

今回の山陰本線3駅ですが、この3駅の閉鎖後の残存は

京都、二条、馬堀、亀岡、園部・・・

 

明らかに1駅だけおかしいです('_')

特急どころか快速でさえ、にべもなく通過する馬堀駅・・・

今回の3駅と同様に業務委託駅でもあります

なんで道連れにならず残存したのか???

 

というわけで行ってきました(^^♪

が、11月末で閉鎖との由((おい

 

よくわかりませんが1か月延命されただけだったようです(-_-;)

誤差ですが、わざわざ1駅だけずらしたのも気になります

というわけで11月末閉鎖分の回でレポートします☆

 

つづく

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024autumn! ② ~並河駅~

 

2024年10月末閉鎖のJR西日本みどりの窓口を巡っております

 

marunkun.hatenablog.com

 

marunkun.hatenablog.com

 

 

山陰本線 並河駅

 

今回の閉鎖では、環状線以外は京都駅を中心とする

各路線がターゲットになりました

山陰本線ではみどりの窓口×1、POS窓口×2が対象です

 

京都市内は8駅あるうち、窓口は京都駅と二条駅のみで

観光客でにぎわう嵯峨嵐山駅を含めて粛清が済んでいます

(すべての駅にみどりの券売機は設置済み)

 

一方で京都市内を出て、近郊輸送が終わる園部までの間は

保津峡馬堀亀岡並河千代川八木、吉富、園部

太字・・・みどりの窓口下線・・・POS窓口

 

と充実の陣容

保津峡は都市部から近い割に、簡易的な秘境駅の様相の無人

吉富はずっと無人駅だったようで、

京都市内の大粛清や特急停車駅の綾部の廃止に挟まれて

この区間は近年の削減から無傷の状態でした

 

このうち、今回は亀岡~園部間の3駅がざっくり・・・

みどりの窓口とPOS窓口の違いはあれど、

どちらも交通サービスへの業務委託駅なのでまとめられました

 

3駅ともみどりの券売機の代替設置はないことは共通するものの、

みどりの窓口があった並河は、定期券の買える近距離券売機(新設)あり

ぶつ切りながらも駅員の配置は継続

一方でPOS窓の千代川、八木は定期券不可の近距離券売機(既設)のみ

駅員の配置をなくし、完全無人駅になりました

 

 

並河駅亀岡駅の次にあたり、住宅街の中の駅という印象ですが

亀岡で本数はガクッと減ってしまい、日中は毎時1本のみ

 

そこそこの乗り降りもあり、駅周辺の雰囲気も含めて

毎時1本でええんかなあ?といった印象

 

朝ラッシュ時には最大、京都行きが1時間に7本

夕ラッシュも毎時4本が確保されていて

通勤・通学需要が少なくないことがうかがえます

その分、昼間の本数の少なさが際立ちます

 

 

昼間毎時1本のみ、特急列車・指定席列車の停車なし、隣に亀岡駅

という三拍子揃った中で奇跡的に生き延びておりましたが、

ついに粛清の憂き目に・・・

この流れでは申し訳ないですが仕方ないかと( ;∀;)

 

改札と共用できるタイプの窓口でした

自分が行ったときは駅員さんが2人体制

今後もぶつ切りながら有人駅として残ります

 

券売機は写真に写っている位置の近距離用1台のみ

近距離券売機は旧型のタイプだったので

更新かしらと思っていましたが、その通りになり

みどりの窓口閉鎖に合わせて、

定期券が買えるピンクの新型券売機に更新されたようです

 

特急列車の停車もなく、隣に亀岡駅がある状況なので

みどりの券売機の代替設置がないのも致し方ないかなと思いますが

それならせめて近距離券売機を

複数台置いといてもよかったんじゃないかと・・・

 

列車本数からも察せられるように通勤通学がメインでしょうから

定期券の購入需要は大きいはず

 

定期券の購入で手間取ったりして塞がれることや

収入金回収や整備のことも考えて

もう1台、定期購入不可のタイプでもいいから

置いておくべきではないでしょうか

 

 

つづく

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024autumn! 番外 ~天満駅、大正駅、弁天町駅、~

 

 

marunkun.hatenablog.com

👆こちらの回で今回、窓口が粛清された環状線2駅を回りました

 

 

残るは大阪、天満、京橋、鶴橋、天王寺新今宮

今宮、大正、弁天町、西九条 (全部直営駅)にまで減少

 

さすがに大阪、京橋、鶴橋、天王寺新今宮は安泰ですが(当然)

天満、弁天町、今宮は果てしなく怪しい・・・

大正も・・・う~ん

 

というわけで、ついでに巡ってきました

いつお取り潰しになるかわからんですからね(-_-;)

 

 

天満は大阪の隣駅ながら、直営窓口駅として奮闘

それも改札と離れて完全に独立した店舗型Σ(゚д゚lll)

 

構造的に裏から回ることもできないので

人員リソース的にはよろしくなさそう・・・

 

自分の訪問時は誰も並んでおらず、すんなり購入♪

あの大阪駅のうんざりするような行列に並ぶよりも

環状線に1駅乗った方が早いです(笑)

 

行列回避策として北新地もアリですが、有名になりすぎて

1窓しかないキャパ的にはかなり大変そう・・・

 

みどりの券売機も、よくわからん位置に設置済み

informationだそうです(^-^;

この位置でプラス化はできなさそうですが、

寺田町スタイルで「お隣の駅へどうぞ」も可能・・・

 

やろうと思えば、いつでも閉鎖できそうです

 

 

大正駅は、狭い高架下に無理やり詰め込んだスタイル

改札と同居した1窓+「しゃべれぬ」みどりの券売機1台です

 

ここは大阪ドーム周辺の商業施設もあり、常に人が多いイメージ

他の駅より「まだ」残りそうな感じはします

 

潰すならもう1台はみどりの券売機が必要そうですが

もうそんなキャパがなさそう・・・

大阪ドームを考えると、近距離券売機を減らすのもリスキーだし・・・

 

 

弁天町です

 

元々は3窓あった感じですが、1窓分でみどりの券売機を設置

1窓を掲示板でつぶして、広いのになんか窮屈な1窓体制です

 

そこそこ乗客は多いですが、考えひとつでいつでも吹き飛びそうです

ちょっと券売機を左にずらせばプラス化もできそう・・・

 

天満もしかりですが、みどりの券売機の設置位置が

けっこう大掛かりに工事した感じがします

 

やっぱりどの駅もそれなりに近距離券売機の需要がある上に

みどりの券売機導入も早かったので、近距離券売機を減らせず

その列にみどりの券売機を入れられなかったんでしょうかね

 

 

最後は今宮駅

 

芦原橋がお取り潰しになった後は

環状線、なんでみどりの窓口残ってんの?」駅第1位です

 

天王寺新今宮と来て、大阪へ向かう環状線

難波へ向かう関西線の分岐駅ですが、ターミナル感は全くなし

快速系は(環状線内各駅の快速は除く)基本的に通過

 

関西線も停まっているというのに、

合わせても環状線内最下位の乗降客数・・・(-_-;)

 

というわけで・・・なのかはわかりませんが、

環状線で唯一、みどりの券売機が設置されていない駅になっています

窓口の営業時間外は新幹線のきっぷが買えません

 

とはいえ、もしかして逆にみどりの券売機がないから

窓口が閉鎖できないのか??と勘ぐってしまいます(^^;

 

ここまでくると改札と出札を一人でできるから

窓口閉めたところで人員削減の効果がないのか?

とか色々気になっちゃうレベルで残っているのが不思議な駅です

 

 

つづく

 

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024autumn! ① ~寺田町駅、玉造駅~


東京の方では大きな問題となり、

JR東日本管内では削減が一時凍結された「みどりの窓口

一方、その分も代わりに受け持ったかのように

西日本が削減を加速(-_-;)

 

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらの回で「2024summer」と銘打ち、

8月末で廃止される近畿圏の廃止駅を巡りました

その続編?になります、「2024autumn」編です

 

ちなみに、11月末の閉鎖駅もいくつか発表されている模様・・・

11末は兵庫県内を重点的にやるようです

 

 

今回の廃止駅は近畿圏、もっと絞り込むと「大阪、京都、滋賀」県内で

大阪環状線内の2駅を除くと、京都駅始発となる3路線

山陰本線湖西線(正確には山科始発)、奈良線にかたまっています

 

さらには全駅委託駅という共通点があり、

本体の人員配置というよりかは、交通サービスの削減になっています

 

これまでは大きめの本体管理の駅の窓口が閉まり、

その近くの小さめの(委託)駅の窓口が残るという傾向がありましたが

最近は急速にメスが入っている印象です

 

業務委託先であるJR西日本交通サービスのHP

のぞいてみましたが、急速に上昇する中途採用比率Σ(゚д゚lll)

2021年38%⇒22年77%⇒23年78%

どうした!?ってくらい急速に上がっています

 

ただ、オフシーズンの今は新卒・中途ともに

採用ページを閉じているので、そこまで切羽詰まった感はないですね

 

今回は大阪の中心部に比較的近いところが多かったこともあり

湖西線安曇川以外の各駅には行くことができましたので

そのご報告です

 

 

大阪環状線 寺田町駅

 

 

昨年春に直営の福島、夏に委託の野田と

西成線部分に続々とメスが入った大阪環状線ですが(下記参照)

 

marunkun.hatenablog.com

marunkun.hatenablog.com

 

今回は右側、城東線部分の小さめの駅2つがターゲットになりました

 

大阪~京橋~天王寺の中で、京橋と鶴橋を除くと

天満、桜ノ宮大阪城公園森ノ宮、玉造、桃谷、寺田町とあるうち

 

残存・・天満、玉造、寺田町

廃止済み・・・桜ノ宮大阪城公園森ノ宮桃谷

 

と別れていましたが、今回は委託の玉造、寺田町が廃止

直営の天満のみが残る格好となりました

 

森ノ宮が消えている時点で時間の問題感はあったので

そこまで驚きはありませんね

 

大阪城公園は常に観光客が多いのに加えて、

ライブの時はえらいことになることで有名ですが

みどりの窓口が一つあっても焼け石に水なので

その分、案内や雑踏の整理に人員のリソースを回したり

近距離券売機を多く置くのは得策な気がします

 

森ノ宮は・・・残しといたほうがよかったのでは?

 

話を寺田町駅に戻しまして・・・

 

 

これまではみどりの窓口×1に加えて、みどりの券売機1、

古めの近距離券売機が2台の体制でしたが、

11月以降はこの3台の券売機のみになるようです

 

改札や券売機周辺には遠隔のインターホンが準備されていて

JR西日本お得意の「時間ぶつ切り有人駅」になるのでしょうか

 

改札と出札がまとまった構造ですが、パッと見ただけでも

委託の3人の駅員さんが配置されていました

 

みどりの窓口があると(窓口の開いている時間は)

常に最低2~3人は駅員は必要でしょうから

改札担当のワンオペにできるのは大きいですね

 

遠隔管理のインターホンつけたのも

改札担当が車いす対応も兼務できるようにでしょう

(対応時には改札のカーテンを閉めてインターホンに誘導)

 

乗降客は途切れず、そこそこ多いものの

ここに関しては天王寺の隣ということで

逆にこれまで良く残っていたなといった感想

 

ただ、重い用件は天王寺に行ってくれということでしょうか?

みどりの券売機プラス化は見送られ、そのままのようです

 

積極的に進められている環状線の窓口閉鎖ですが

地味にプラス化改造されなかったのは初めてΣ(゚д゚lll)

 

窓口休止時間帯とかを置いておくと、環状線内ではじめて

学割やジパングが出せない駅になりました

 

 

大阪環状線 玉造駅

 

 

つづいて玉造駅です

 

森ノ宮と鶴橋の間にあり、森ノ宮がお取り潰しになった後も

鶴橋の隣でよく残っていたなという感じですが、ついに閉鎖です

 

地下鉄の長堀鶴見緑地線との乗換駅で、そこそこ人がいますが

この最近の流れでは仕方ないかなという・・・

 

窓口閉鎖後は、既設のみどりの券売機をプラス化させることで代替

写真を見ていただければと思いますが「いかにも」な空間です(笑)

 

寺田町とは異なり、プラス化されるということで

こちらはこれまで通りの環状線内の窓口閉鎖手順です

 

せっかくきれいにした出札周りなのに

無粋な板張りになってしまうのはなんとも・・・

 

 

次回に続きます

さくら高速バス NA17R便 リラックス4 東京(新宿)ー名古屋 乗車記

 

今回の夜行バス乗車記も「さくら高速バス」

安すぎるのでついつい使っちゃいますね(^-^;

あと、1台1台のクセが強すぎてガチャ的感覚で乗ってしまいます

 

今回乗ったNA17R便は「リラックス4」仕様での運行

4列シートながらも、縦を10列にして前後幅に余裕を取り

気持ち座席の横幅も拡大して、値段と質の両立を図っています

 

marunkun.hatenablog.com

 

👆で「リラックス4」での運行となるNA14R便に乗りましたが

ちょっと前にNA14R便(とその逆便のNA13R便)が

通常の4列シート便(スタンダード+)に格下げ

代わりにNA17R、NA18R便が新たな「リラックス4」充当便となりました

 

変更されたポイントとしては、

これまでの13、14便は横浜を経由していたものの

17、18便は新宿へ直行、他の東京側の乗降車地はありません

また、昌栄バスへの委託運行から桜交通直営になりました

 

これまでは委託先の昌栄バス仕様のカラーリングの車両

(黄色と水色の色違いの車両2台で運用)でしたが

桜交通直営に運行会社が変更されたことで、車両も変わることに

 

 

桜交通が買収した「旅の散策」ブランドの緑色の車両が充当!

同じような境遇の「キラキラ号」とは異なり、ブランドではなく

通常のさくら高速バスに「旅の散策」柄のバスが充当される感じです

 

2157番と連番の2台で回しているようです

相模ナンバーであることから直営の神奈川営業所が担当

 

旧「キラキラ号」の運行会社から引き継いだ神奈川営業所が

全く関係ない「旅の散策」のバスを運行するという不思議な感じ

 

「旅の散策」バスといえば、4列シートながらも縦8列Σ(゚д゚lll)

という衝撃的な座席配置の車両がいるようですが、

もしかして・・・と思いつつバスタ新宿に向かいました

 

バスタ新宿

名古屋には来ないピンク色のAT LINER塗装

ピカピカの新車ながらも昌栄バス委託でございます

 

ぼやぼやしていると出発時刻に

新宿0時15分発なので、10分前の0時5分に着停

 

久々にどんな内装なのかドキドキしながら中にIN!

 

 

黒系で統一された車内に、ごっつめのシートが並んでいます

2列目以降しか写っていなくて恐縮ですが、普通に10列orz

勝手に期待しといてすんません(-_-;)

 

最新型の車両らしく全席3点シートベルト装備

とりあえず、ちょっといかつめの車内です(笑)

 

座席指定をしなかったのでどこの席か気になっていましたが

3列目D席との由(D席は公式、窓側)

さくら高速バスだと自分D席になることが多いんすよね

半分以上の確率でD席があてがわれます

 

 

3点シートベルトに加えてレッグレスト、可動式ヘッドレスト付き

モケットは皮革風の手触りで高級感を演出

夜行バス4列シートの中ではほぼ最上級のグレードと言えるでしょう

 

 

ただ、フットレストは非設置

4列シートという制限の中で、他の設備はしっかり設置しているので

サービスを端折ったというより意図的につけなかったのでしょうね

土足で足乗せたり、靴を脱いで悪臭が漂ったりと

色々面倒事もあることでしょう

WILLERの名古屋営業所の同じような考え方でしょうか

 

充電設備は各席にUSB端子(Type-A)が

窓側は窓下、通路側は各席通路寄りの肘置きの下に設置

ただ、窓側は下向きに端子が設置されていて

なんとなく手探りで位置や向きを考えて差し込む感じ

 

これに関してはちょっと心配ですね

確実に壊されますぜ

下向きにすることでゴミなどの異物の混入によるショートは防げますが

無理やり差し込む輩によって壊される確率がぐんと高まります

ちゃんと見える向きでも壊されるのに・・・

 

Type-Aだと向きの指定あるのに、視覚を使えず

なんとなくの触覚を頼りに探るしかありません

 

こういうのに無頓着な方って一定数いらっしゃいますからね

余裕をもって定めたはずの開発者の想定を何事もなく上回ってきます

コンシューマー界の大谷翔平です(笑)

 

失礼、半分愚痴になっちゃいました_(._.)_

 

東京側の乗車地は新宿のみで、この日は40席満席!

ただのド平日なのに・・・

ワタクシの隣も若い大学生風のお兄さんが乗車

レッグレストを上げたもののフットレストがないので

足が落ち着かないようで

レッグレストに足をのせて膝を立てていました

これで寝られるんかいな??

 

格安高速バスの割には比較的年齢層が高め

40代以上と見受けられる方が何人もΣ(゚д゚lll)

また単独男性客の率が高く、3分の1以上はいたでしょうか

 

なので?かは短絡的な発想ですが、各自静かで物音や光も全くなく

満員とは思えない存在感のなさでバスは一路西へ

 

途中の休憩は海老名、藤枝、三河上郷との由

さくら高速バスの東名便は2回のことが多いですが

3回も休憩するようで・・・気になりました

が、例によって爆睡zzz

 

気づいたら栄の到着の案内が(-_-;)

意外と栄で降りる人が多く15人程度

特に遅れていたわけでもないのに・・・

 

終点の名古屋駅には5分ほど遅れての到着

誤差ですね☆

 

相変わらずのよくわからん場所(河合塾大学の前)で降ろされ

 

 

先回りしてパシャリ

モデルチェンジして精悍な顔つきになったエアロエースですが

ユルい塗装も意外と似合いますね

 

 

しばらくして3列シート便のNA11D便の回送も通過

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらで乗った時とは違う車両でした

足立ナンバーの4118号車「じんだいざくら」

 

日によっては昌栄バス委託の車両が充当されることもあるようですが

なぜか桜本体の車両しか見られず・・・

友人のバスを予約するときにも、この便の時は報告を求めているのですが

(白色のバスか紺系のバスかだけ見といてもらってます(笑))

毎回「白だった!」とのこと・・・

う~~ん

 

 

最後は桜交通塗装ながらも、委託の昌栄バス所属

足立ナンバー3955「きんきまめざくら」

 

相変わらずフェイントかけてきます(^-^;

足立ナンバーは桜直営も昌栄委託もあるのでわかりにくい・・・

 

床下クーラー搭載&固定窓ながらもLED行先表示器なしという

なんともムズムズする外観

とりあえず夜行バスらしくないことは確かです(笑)

 

この車両が前述のNA13R便から格下げされたNA13便に充当

昌栄バス運行であることは変わらないものの、便名からは「R」が削除

10列ゆったりから11列仕様に車両も変更になっています

 

別に特筆すべきところはなさそうですが

なんとなくいずれ乗ってそう(笑)

バスタ新宿でWILLER 4連発!

 

とあるタイミングの夜行バス到着ラッシュの一コマです

WILLERの運行するピンクのバスが4台並びました!!

タクシー・・・

 

いくら新宿と言えども4台連発はなかなか無いのでしょうか

あるとしたら京王バスとかですかね

中央道とか河口湖とかのが2号車以降も出て同時入線とか

 

 

1台目:WT301便

 

こいつは夜行の到着じゃなくて、朝一番の名古屋行き昼行バスですね

WILLER直営の名古屋営業所の担当です

名古屋の新しい車なのでフットレスト省略車でしょうかね

 

新宿を7時に出発してジブリパークを経由、名古屋駅へ向かいます

ジブリパークには12:20、名駅に13:00です

 

逆便はジブリ16:40発なので日帰りで4時間ほど滞在できます

・・・ちょっと短いかしら

それでも新宿22時ちょうど着なので、

渋滞遅れとかを考慮するとこれが限界でしょうか

 

ちなみにWILLERで「藤が丘駅」発着の東京方面の夜行バスが

1本だけ存在するのでリニモでちょっと移動するだけで

朝イチで藤が丘着⇒リニモジブリ⇒夕方出発

昼過ぎにジブリ到着⇒リニモで藤が丘に移動⇒夜行で帰る

と組み合わせることも可能です

 

が、藤が丘に早朝5時に放り出される

or日付回るまで藤が丘で待たなきゃいけないってことを考えると

・・・無難に名駅や栄に出て名古屋観光したほうがよさそう(^-^;

 

ちなみにジブリパーク休園日は寄らずに直行する

別ダイヤが組まれているのですが

ジブリパークを経由することで直行+30minかかっています

お急ぎの人は新幹線に乗るとはいえ、ちょっとロス大きめです

特に下り便はWILLERの昼行始発便ですからね

 

 

2台目:NP281便

 

ニュープリンス高速バス運行、大阪からの到着便です

実はこの便、かなりクセモノでして(笑)

 

なんと梅田を20:10に出発Σ(゚д゚lll)

驚異的な早さです

 

新大阪からの東京最終の新幹線が21時半前ですから

梅田のWILLERのバスターミナルからよーいドンしても

余裕で最終に間に合います

お土産買ってちょっと食事もできなくはないレベル

 

ってことは東京の到着が早いんだね☆

というわけでもなく( 一一)

この日も明るい時間に撮れていますが、これで定刻です

なんなら20分早着('ω')

 

なにしてんねん??って感じですが、

実はこいつ途中経由地が複雑で・・・

 

始発の梅田を20:10に出発後、高速に乗る前に桃山台停車

名神に乗った後、さらに高速長岡京に停車して

高速をわざわざ降りて京都駅にも停車

 

どの停留所もおかしいわけではありませんが

さすがに4つは停まりすぎじゃねといった感

 

とはいえ、梅田を早く出たことが功を奏して

これだけちんたら寄り道しながらも、京都駅21:50発

ちょっと早いくらいの時間をまだ維持できています

 

これでもちょっと怪しい気味の停車駅ですがここからが本領!

 

降車用の最初の停車はなんと4:00!Σ(゚д゚lll)

さあ、どこだ??って話ですが、山梨県甲府駅

まさかの中央道経由です(爆)

時刻表にある休憩地は菩提寺恵那峡八ヶ岳、石川の各SAPA

ちゃんと正々堂々中央道経由でした(笑)

 

名古屋までも、メジャーな新名神経由ではなく

中央道に行くために(旧)名神経由で走行

これもだいぶ少数派な行路ですな

 

それにしても4時に一回電気つくの嫌ですね

とはいえ、甲府まで来たらそのまま中央線に沿って新宿まで一直線♪

・・・とはいかず、次は高尾駅に停車、5:20

 

その次がようやくバスタ新宿、もう時刻は7時です

もう全然早い部類じゃなくなりました。普通か、ちょい遅側です

 

これでようやく回送・・・にならないのがこの便です

なんと終点は西国分寺駅7:40到着

ちゃっかり元来た道を戻っちゃってますね(^-^;

 

20:10に出てるので実車部分だけでも11時間半Σ(゚д゚lll)

はかた号と3時間しか変わりません

👆比較対象間違えた感(はかた号やっぱすげえな)

 

車庫が八王子なので新宿~西国分寺は回送ついでの営業だと思われ・・・

そうなると甲府⇒高尾⇒八王子⇒車庫が一番自然な気がしますが

さすがにそれだけでは席を埋められるか不安があるという判断でしょう

大阪側の乗車停が4つもあるのも、その危惧の表れとみることもできそうです

 

あと、甲府駅に4時はちょっときびい気がするのもポイントです

甲府が地元で迎えの車が来てるならアリですが・・・

 

もう思い切って1時間後ろ倒しにするのはどうかと思います

甲府5時にして、高尾もギリ登山客のニーズ的にはOKでしょう

新宿8時着も新幹線よりは早いですし、西国分寺はおまけなんで・・・

 

睡眠時間的にも20時台に寝始めて4時と5時に電気つけられるよりも

21時台スタートで5時6時の方がまだましでしょう

いかがでしょうか??

 

ただ、今のままでもヲタ的には興味しかないすね

ぜひ乗りたいなとツバつけてる便のひとつではあります

睡眠の質を下げてでも、甲府・高尾と新宿に行く人の

比率がどんなものなのかぜひ一度見てみたいと思う所存

 

 

3台目:SY258便

 

大阪さやま交通担当、大阪からの到着便です

パッと見はWILLERの普通の車両ですが、リラックス+コモド合造車です

前の方が普通の4列シートのリラックス、

後ろが独立3列シートのコモドになっています

 

このタイプの前任は、前方に3列のリラックスワイド

後方に4列のリラックスが並ぶ配置だったので前後が逆転しました

リラックスワイドは2+1だったのに対して

コモドは独立3列で通路が狭くなるために後ろに持ってきたのでしょう

 

リラックスワイドは、ピンクの普通のリラックスの色違いみたいな感じで

水色のWILLERらしい独特なシートでしたが

コモドは枕が動くタイプの標準的な独3シートに近い仕様になりました

 

3、4列合造車は4列シートだけではちょっとシブい距離感の路線で

4列と3列の2台出す需要がない路線で運用されることが多いですが

東京~大阪間でも直営3往復、さやま1往復の4往復が設定されています

 

そのうち3往復はそれぞれ堺、和歌山、枚方始発の便で

その都市として見るとさっきの傾向に当てはまります

 

 

4便目:WK6851便

 

直営の東京営業所が担当する倉敷・岡山発の到着便です

フツーの4列リラックスですが長距離便のためトイレ付き

見た目では分かりませんが、WILLERのトイレ付きはレアな部類

 

広島からの東京行きは広島営業所が担当しますが

岡山にはWILLERの営業所がないので東京担当

トイレ付きリラックスという互換の利かない車両であるために

WILLER直営なのでしょうかね?

 

距離も距離ですしリラックス+コモド合造でもよさそうですが

広島便ともども、リラックストイレなので

4列オンリーで収容力を上げるくらいの需要があるということでしょうか

 

 

おまけ

 

その後ろには見慣れた車が・・・

名鉄観光バスエアロエース、それもピカピカの新品です

 

WILLERの続行便につく名鉄観光もだいぶ見慣れてきました('ω')

marunkun.hatenablog.com

 

👆でもちらっと触れましたが、この新品の車両、

貸切車ながらLED行先表示器が装備されていて

WILLERの続行につく準備万端です

これからは行先表示器付きの車両が優先的に入るのでしょうね

 

これまでは行先表示をツアーバス移行直後のように

車体側面と後ろにペタペタ貼っていましたが

行先表示器になり、すっきりしました

(法律で定められている管理の受委託を示す表記は継続)

 

1台目の名古屋行きの2号車に入るようです

2号車もジブリパークに入るんでしょうな

 

 

 

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024summer♪ ④ ~桜井駅~

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらからつづきます

 

今夏にみどりの窓口の閉鎖が発表された、近畿圏の5駅を巡っています

今回は最終回、桜井線「桜井駅」です

 

・・・の前に、ちょいと寄り道

 

 

和歌山線と桜井線の交わる高田駅です

2面4線で王寺方面、和歌山方面、奈良方面と別れます

 

和歌山線随一の拠点駅で3方向の列車が接続し、

1路線ずつの本数はそこまで多くはないものの活気があります

 

 

改札要員はフルタイムで維持され、

みどりの窓口も8時から20時でOPEN

 

今回の閉鎖で和歌山線の中間駅

唯一のみどりの窓口設置駅になります

ちなみにフルタイムで駅員がいるのも同様に唯一

桜井線として見ると天理、桜井が同様です

 

ただ、窓口の閉鎖は可能性あるような気がするので

念のため入場券を購入

何と言っても指定席や特急券が必要な列車が周りにないんですよね

 

そもそも奈良県内がJRの特急に縁のない土地ですからね

最近は「らくラクやまと」とか「うれしート」とか出てきましたが

通勤需要が主眼でe5489のネット予約がメイン

そもそも奈良や王寺で買えばいいじゃんって言われて終わりそう・・・

 

3路線の接続駅で相互に乗り換えが多いのはもちろん、

自分が行った時も王寺からの列車が行き違い待ちで遅れてて

他の方面が接続待ち、行き違い待ちで出発できなくなっており、

駅員さんが放送を頻繁にかけるなど忙しそうにしていました

 

3路線とも単線のために行き違い待ちで遅延が広がりやすく、

さらに本数も多くないので、接続を切るわけにもいかず

他の路線も接続待ちで遅れが発生⇒さらに行き違い待ち・・・

と、非常にシビアな路線だなあと

 

本題に移り、遅れた列車で桜井へ移動・・・

 



 

桜井はJRと近鉄が隣り合う立地

JRよりも規模の大きい近鉄がすでに無人化を強行済みです

 

 

ゴンゴン叩いて火事だーって言えば出て来そうな感じありますが(笑)

 

一方でJRは窓口もあって、奥にも何人か駅員さんがいて

(4~5人は少なくともいたように見えましたね)

規模の割に充実していましたが、今回閉鎖に

 

周りの無人駅に派遣する人員もいるでしょうから

無人にはならず、駅員配置は維持されます

 

桜井線の途中駅としては天理(直営)と桜井(委託)のみが有人で

どちらも窓口がありましたが、今後は天理のみに

まあ、あっちは窓口がなくなることはないので安泰でしょう

 

和歌山線&桜井線の窓口に重点的にメスが入った今回の閉鎖ですが

ここ桜井だけはみどりの券売機プラスが設置に

ぶつ切りながらも駅員の配置も継続で、

サービス低下は最低限にとどめられています

 

ちなみに新しく設置されたみどりの券売機プラスは

新型ではなく中古のようで・・・

 

 

⇐OLD NEW⇒

 

古い方は完全に「しゃべれる機能を後付けしましたっ!」って感じで

券売機の部分の見た目はふつう(しゃべれない)のと同じで

右側に後付けで受話器、カメラ、マイク、証明書類の提示台が設置

 

新しい方は受話器、カメラ、マイクが券売機本体の方についていて

右側の部分は提示台のみになり、シンプルになりました

 

ただ、ガワとか配線とか、普通のと共通じゃない部分が増えてそうで

導入コストが上がりそうで勝手に心配してます(笑)

 

桜井駅には旧型の方が導入されたようで、新品ではなく・・・

直前に阪和線下松駅(しもまつ)のみどプラが撤去されたので

それが流用されたと思われます

厳しい懐事情を感じさせますね

 

これからは窓口の閉鎖だけではなく、

みどりの券売機まで撤去される時代になりました

 

しゃべれなくてもいいからせめて、

せめてみどりの券売機は置いといてほしい・・・

 

と思っていますが、秋も「みどりの窓口」の閉鎖だけではなく

みどりの券売機」の廃止も並行して進んでおり、

「新幹線のきっぷが買えない」駅が、

アーバンネットワーク内でもどんどん増えてきています

 

一時の半導体不足も大分緩んできたと思うんですが・・・

 

 

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024summer♪ ③ ~志都美駅、畠田駅~

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらからつづきます

 

今夏にみどりの窓口の閉鎖が発表された、近畿圏の5駅を巡っています

 

野田

 

五条

 

とめぐり、今回は和歌山線畠田駅、志都美駅です

 

 

 

正直この2駅はよくぞ残っていたという感

特急が止まるわけでもなく(というか走ってもない)

昼間は毎時2本のワンマン列車しか来ないのに・・・

こちらも委託駅だからここまで生き残れたのでしょう

失礼な物言いですが、路線や支社が違ったら無人化確実なレベルです

 

王寺~高田間の中間4駅のうち、ここ以外の香芝とJR五位堂も

同じように委託駅でしたが去年に窓口閉鎖済み

 

つい昨年までは王寺~高田の6駅連続で窓口が残るという

ほぼ普通列車しか走らないローカル路線とは思えない充実ぶりでした

お取り潰し担当者が見落としてたんじゃないかというレベルです

とはいえ、ざっくり1年でメスが入って全滅

 

王寺、高田にすぐ行ける環境ではあるので

(特に特急や新幹線の向き的に、需要は王寺でしょう)

みどりの券売機は全く設置されず、近距離券売機のみになりました

 

ただ、なぜか全駅でぶつ切りながらも駅員の配置は継続

完全無人化は回避されています

まあ、遅かれ早かれな感はありますが・・・

 

 

王寺から1駅目、畠田駅は1面1線の棒線駅

 

行き違いは両隣の王寺と志都美になるように設定されています

よくぞここまで窓口が残っていました(; ・`д・´)

 

駅舎も至ってシンプルでバリアフリー対応♪

入口っぽいところもなく、道からそのまま屋根があって

簡易改札を抜けたら目の前が線路です

 

近距離券売機(定期券OK)が1台と、ほっそい窓口の構成で

すごいコンパクトにまとめてあります

普通に窓口対応で駅員さんが座ったら、改札に立てなさそう

 

ですが自分が行ったときは駅員さんが2人もΣ(゚д゚lll)

・・・せまそう

 

小さいながらもちゃんと「みどりの窓口」って書いてある通り

POSじゃなくてちゃんとマルスが置いてあります

 

 

志都美は対照的に2面2線で、新しい橋上駅舎つき

自治体がお金を出した住宅街の駅って感じがします

 

「しずみ」ってなかなか読めないですな

 

こちらも畠田と同様に簡易改札+定期対応の近距離券売機×1

お取りつぶし後もみどりの券売機は設置されませんでした

 

 

 

時間があったのでJR五位堂も行ってみました

となりの香芝とともに、みどりの窓口は昨年閉鎖済み

 

かなり手狭な駅舎で券売機が外にむき出しになっており

雨がかからないようにシートがつけられています

 

かなり限られた時間ではありますが、駅員の配置は続いており

午前3時間、午後1時間は有人駅になります

 

とはいえ、内訳が9時~12時、16時10分~17時10分って

・・・申し訳ないけど、無人化でもいいと思うんですが(-_-;)

 

午前中が中心とはいえ、ラッシュ終わった後だし・・・

どういう意図でこの時間の配置なのか気になります

 

それよりも王寺~高田の4駅がこの1年で

みんな仲良く窓口取りつぶし&みど券非設置で共通しているものの

ここだけ定期券発売非対応の近距離券売機なんですよね

別に置いといてあげてもいいんでねえのと思ったり

 


跨線橋から全景です

手前の2番ホームの、ちょうどこの真下くらいに

後付けされたであろうICカードリーダーの裏口改札があります

 

ちなみに田んぼが広がるこの風景、ちょっと印象操作で

写真の左側や背中には住宅街がみっちり広がってます

 

駅をうろついている間も、裏口改札の利用客は多く

線路を大回りする必要がなく便利だろうなあと

 

近距離券売機が定期券非対応なのも、券売機のない裏口改札の利用客が

目的地の駅で買う率が高いみたいなことがあるのでしょうかね

 

 

改札近くには花が置かれていました

あまり気づかないかもしれないけど、

こういうささやかな気づかいを感じられる駅っていいですよね

 

窓口はなくなったものの、駅員さんがいる時間も短くなったけど

無人駅じゃないんだ」っていうのを感じました

やっぱり駅員さんのいる駅っていいですよね

 

つづく

みどりの窓口閉鎖駅を巡る 2024summer♪ ② ~五条駅~

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらからつづきます

 

今夏にみどりの窓口の閉鎖が発表された、近畿圏の5駅を巡っています

 

 

つづいてやってきたのは和歌山線五条駅

奈良県ながらも近鉄の手にかかっていない唯一の市にあります

 

 

地平2面3線で側線もいくつかある、the拠点駅の風景

 

1番線の車両に尾灯がついていて違和感がありますが、

3番線は当駅止めで来たお休み中の車両

 

できるだけ昇り降りのない1番線発着を心掛けているようで

交換のない昼間の列車などは両方向とも1番線から出発

行き違いや始終着の列車のみ島式ホームから発着するようです

 

朝夕のみとはいえ、環状線大阪駅から

乗り換えなしで来られるとは思えない雰囲気です

 

 

そこまで多くの人が乗り降りするわけではありませんが

自分が行ったときは駅員さんが2人いて

列車の到着時にはマイク放送で毎回案内もしており、

ちゃんとした駅だな~と感じられました

 

運転士さんの交代もここで行われるようで

意外と多くの人数がここで働いているようでした

 

昼間だったこともあり、列車が到着しても

何通路もある昔ながらの有人改札が開くことはなく

事務室前の通路のみで余裕で賄えてしまうのが悲しいところ

なのに、名物の柿の葉寿司の売店があるという奇跡のような駅です

 

 

非常に香ばしい看板があったのでパシャリ

 

 

 

ここも多少の閉鎖時間がありながらも窓口が存続していましたが

今後はみどりの券売機を置かず、近距離券売機のみに(定期購入対応)

指定席などは高田(窓口)か橋本(みどプラ)に行けとのことでしょう

学割とかならPOSのある吉野口でもできますが・・・

 

駅員さんはぶつ切りながらも配置は継続

(とはいえ、いつ無人化されてもおかしくはありませんが)

 

ちょっと近隣の窓口が遠くて不便な気がしますが

そこまで人数も多くなさそうですし、

そんなことも言ってられないのでしょう

 

せめてみどりの券売機のひとつでも置いといてくれれば

駅員さんのサポートと併せて、大概のことはできたのでしょうが・・・

 

今回の閉鎖で桜井にはみどりの券売機が代替で設置されましたが

新品ではなく、他の駅から持ってきた個体のようで

かなり厳しいお財布事情を感じさせます

五条に置いておくほどの余裕もないのでしょうね

 

近距離券売機だけになるので名刺サイズの入場券も見納め

窓口で購入しましたが、カスレ警察が失神しそうな状態(笑)

どうせ撤去するんだからわざわざ整備する必要もないですからね

 

ちなみに駅員さんは非常に親切な方で、発券も快く

(同じようなヲタが大量に来るので慣れたもんなのでしょうな)

 

その駅員さんが一言

「もうこのくらいしかやってあげれることがないから・・・」

 

 

ちょっと時間が余っていたので・・・

 

 

和歌山線吉野口駅でも降りてみました

 

吉野の山のふもとにあたる駅で、JRと近鉄が同居

駅舎に面した1番線と向かいの2番線を近鉄

3~5番線をJRが使っています

JRで吉野へ行くなら、ここから近鉄に乗り換えになります

 

JRは昼間は基本毎時1本なのに対して

近鉄の方が倍以上あり、特急も停車するという

模範的?な、奈良県三重県の駅です(笑)

 

であるものの、管理はなぜかJRが担当

近鉄との契約的にちゃんと駅員を置いとかなきゃいけないみたいで

一部不在時間があるものの、30分程度と短いもので

ほぼ常時有人駅みたいな扱いになっています

 

 

JRの窓口の上に近鉄の運賃表が、

近鉄の券売機の上にJRの運賃表があるという

まぎらわしい配置されてます(笑)

 

近鉄の券売機、JRの簡易券売機、IC読み取り改札と並んで

ちゃんと窓口が開いています

どうせ駅員を置いとかなきゃいけないなら、

窓口残しとこうということでしょうか

 

さすがにマルスが置かれる「みどりの窓口」ではなく

簡易のPOS窓口となっており、いくらか機能は制限されますが

この規模の駅としては中々の待遇ではないでしょうか

 

それにしても直営のPOS窓ってのも

めずらしくなってきたので貴重な駅であることは間違いないでしょうな

 

 

つづいても寄り道

 

 

和歌山線橋本駅です

 

高野山のふもとにあり、南海高野線と接続

ざっくりと高野線が南北方向、JR和歌山線が東西方向を結びます

 

大阪に直行できるのは南海なので乗降客数は南海の方が多いものの

ホームはJRが3本、南海が2本になっています

 

ちょっと特殊な吉野口を除くと、和歌山線の和歌山~高田間で

唯一の直営駅であるものの、窓口はすでにお取り潰し済み

 

 

窓口をつぶして板張りに、2台あった近距離券売機の片方を

みどりの券売機プラスに置き換えたんでしょうなっていう

模範的な窓口取り潰し駅の格好です

 

個人的にはちゃんとバーがついてる本格的な改札機が

しっかり入っていることに驚き

 

みどプラが入っているだけマシな気がする今日この頃ですが

畠田、志都美、五条駅のみど窓がなくなったことで

王寺~和歌山間87キロで普通に特急の指定席が買えるのは

高田の窓口とここだけになりました

 

まあ、全線にわたって各駅停車しか走ってないので

仕方ないかなという感じですが、さびしいですね

 

つづく