マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

阪急正雀のヌシ7851号車、17年越しの奇跡の復活!

marunkun.hatenablog.com

 

なんか👆こちらの記事のアクセスが伸びてるなあと思ったら

ここで軽く7851号車に触れていて

「阪急 7851」とgoogleで調べてみると出てきました

(3ページ目(^-^;)

 

17年ぶりの復帰に、とりあえず阪急界隈

2024年ベストで盛り上がっております!(^^)!

 

 

編成組み換えで1両だけ余ってしまった7851号車

7300系なんで古くないものの、

中間付随車1両だけではさすがにどうしようもなく・・・

 

神宝線用の7000系だったら色んな編成がある上に

6000系とも組めなくはないので

上手く組み替えることも可能だったでしょうが

7300系では中々融通を利かせることが難しかったのでしょう

かれこれ17年もΣ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)正雀工場で塩漬け

 

最初の写真の通り、塗装も薄れまくって

現役の車両とは思えない姿でいつも同じ場所で鎮座しておりました

ワタクシも正直いつ解体されるんだろうと思っておりましたが

まさかの復活Σ(゚д゚lll)Σ(゚д゚lll)

 

朝ラッシュの限定10両増結が京都線で廃止され、

増結専従だった7300系2両編成×3が失職

これを活かす手として7851号車に白羽の矢が立ちました

 

基本的に京都線は8両編成と7両編成で運転

失職6両+1両で7両編成が組成できることになりました

 

ただ、増結用2両編成は1M1Tなので

合計するとモーター付き3、なし4の3M4Tに・・・

(Mc+Tc)(Mc+Tc)(Mc+T+Tc)

7300系はMT比1:1以上が基本なのでよろしくない

というわけで他の6両編成を巻き込んだ交換が行われました

 

 

7300系の走り装置は制御装置+パンタの1両(以下赤字)

MGとコンプレッサーを積んだ1両(以下青字)の2両で完結します

赤と青がワンセットでユニットになるということですね

 

で、基本形となる8両編成は

この2両ワンセットのモーター車を2組+付随車4両で

2ユニット構成の4M4Tとなっています

 

一方、2両編成はこのままだと2M0Tになり

完全にオーバースペック(見てみたいまである)

 

なのでMG+CPの車両からモーターを除き、付随車にしました

1両に収まりきらなかった装置を付随車に取り付けたイメージです

 

こちらは形式が区分され、モーター付き7400形に対し

付随車を表す50を加算、7450形となります

モーターはないけど装置があるので、床下が中途半端に埋まってます

 

で、京都線で8300系2両と常時併結で8両編成を組んでいた

7321F(6両編成)に目がつけられました

 

この子、8両編成から中間付随車2両を取り除いた格好で

6両編成なのに4M2Tという、ちょっと過剰な能力を保有

McTTMcという組成でした

 

失職組 (McTc) (McTc) (Mc+T+Tc)・・・3M4T

7321F  (Mc+T+T+Mc)   ・・・4M2T

 

失職組の太字の部分、これがあきません

なのでT車をM車と交換します

 

が、何もついていない中間車を送ってしまうと、

7321Fの方のユニットが崩れてしまいます

 

というわけで先頭車を交換

失職組のTc7321FのMcを交換することで

赤と青のユニットを成立させたうえで

失職組を4M3T、7321Fを3M3Tにすることができ、

どちらもMT比1:1以上を達成

本線に出すことができるようになりました

 

具体的に交換されたのは、先頭に出られる装置の都合などがあったようで

失職組からはTc7452、7321FからはMc7401となりました

なので下1ケタがずれてしまうことに・・・

せっかくなら失職組の真ん中にいるTc7451を出せれば

下一桁的にはきれいだったのですがね

 

それはおいといて、17年越しにきれいに使い切ることができました

これで7両1本が純増したので、新車を作らずに

旧型車が多い7両編成から1本落とすことができます

 

これで2300系がどんどん導入される見込みなので

追い出された9300系により、

3本線のなかで一番フルマルーン車が見られる京都線

かなり世代交代が進むものと思われます

 

逆に神宝線はごめんなさい的に1本作った後は

しばらく止まるのでしょうか?

5100系を本線から全廃するくらいには

しないものかと思いますが・・・

あと、能勢電にあげる7200系用の種車も必要ですね

 

今後も目が離せません

 

 

さくら高速バス AT021便 スタンダード@ 名古屋ー東京(新宿) 乗車記

 

また無意味に東京に行くことにしましたが

今回はまだ未乗だった便が安かったので決定

 

正直10列リラックス仕様も同じ値段だったのですが

未乗の方を選びました

ヲタクの悲しい性です

友人の乗る夜行バスの予約してあげるんだったら選びませんね

 

今回乗るのはAT021便です

10往復程度しかないのに数字が3ケタと2ケタの便名が入り乱れる上に

今回は021便です

AT21便じゃダメだったんでしょうか?

ちなみに運転士さんは終始「ぜろにじゅういちびん」って言ってたので

0+21で別の意味なのかもしれません(笑)

 

名古屋駅始発23:15でやってきたのは

ATLINER名古屋営業所の3527号車

@ライナー緑色塗装のエアロエースでした

 

さいたま・・・ひらがななのね

 

古くもなく新しくもなく・・・って感じのフツーの車です

なんとも特筆すべきことはないですね(笑)

 

 

ぼけまくってますが車内はこんな感じ

補助席がなくて座席間ひじ掛け付きの標準シート11列です

 

 

コンセントとフットレストつきですが11列なので

フットレストを使うとかなり窮屈ですね

あえて使わずに足を伸ばした方がリラックスできる気がします

ただ、この格安便でもちゃんとフットレストをつけてくれる心意気に

敬意を表したい気分です

 

あと、プライベートカーテンが設置されていました

コロナの直後に導入されて、展開状態が標準だった気がしますが

この日は荷物棚に上げられていました

3列シート車の昼行便運用みたいな感じです

運転士さんからのアナウンスで自由に使用可との由

降車時にはリクライニングを戻せという通常の指示に加えて

カーテンも元に戻せと案内があったのは初めてですね

 

で、前述の「友人の乗る夜行バスの予約してあげるんだったら選びませんね」

というところですが、11列仕様というだけではなく

名古屋駅を23:15に出発後、三河豊田駅に24:15

東岡崎駅に24:50とこまめに乗客を拾うスタイル

JRバスの旧ドリームとよた号に近いです

 

でもってこの便なんですが東岡崎発車まで消灯なし

名古屋駅から乗ると23時過ぎから1時まで2時間弱

カーテンを開けられない明るいバスに揺られることになります

明るいと寝られない人にはつらいバスです

 

寄り道する分、さくら高速バスの東名便の中では走行時間が長く

微妙な距離のせいであまり睡眠時間が取れない東名間で

パッと見はしっかり寝られそうな感じがしますが、罠です

他の便が選べるならそっちの方がいいでしょうって感じです

 

名駅で15人ほどが乗車、出発後は名古屋高速に入り高針まで走行

その後は日進(赤池)、東郷、みよしを延々と下道で走り豊田へ

豊田からも下道で岡崎へたどり着きます

 

大通りを走っている割にはよく信号に引っかかり

なかなか寝付きづらいかと・・・

(早着しそうだからゆっくり走ってた説)

 

ワタクシもすることがないし、昼寝しちゃってたので

グーグルマップで位置情報見続けてました(笑)

 

岡崎を出ると満を持して消灯♪高速走行になりました

 

はっきりとはわかりませんが、

豊田、岡崎共にで5人ほど乗車で結局25人ほど

ド平日ということを考えるとギリ合格ラインでしょうか

 

 

最初の休憩は東名高速の赤塚PAでした

 

岡崎から乗ったので東名高速になり、

トイレなし車両であることと、名古屋駅から乗った乗客の乗車時間を勘案し

かなり名古屋寄りの休憩地となった模様です

 

赤塚PAで休憩なんてはじめてです(笑)

ここで休憩の高速バス自体あるなんて思ってませんでした

ワンチャン全高速バスでこの便だけ説全然ありそうです

 

この後はフツーの東京行き高速バスとして一路東へ

 

 

2か所目の休憩は足柄SA

まだ暗いですねえ

 

各地の休憩は20分くらいずつでしたが

運転士さんは15分くらいで車内の人数確認を始めたので

早めに戻っておくが吉ですね

 

そうこうしているうちにバスタ新宿に到着

ほぼ定刻の6時ちょうどに到着しました(-10)

終点の大宮駅には7時に着くようです

 

名古屋所属の運転士さんとはいえ、ワンマン運行で

散々下道を走らされた上に大宮まで行かなきゃいけないって

けっこう大変そうな行路ですね

本当にお疲れ様です

 

名駅スタートで他の便も自由に選べるなら、

できるだけ外したい便ではありますが

大宮まで直行できるっている利点もあり、なかなか深い便という感想です

 

 

 

伯備線南部で381系やくもを撮る・・・ために吉備線に乗る

先日惜しまれつつも定期運行を終了した381系やくも

この春も撮りに出かけておりましたのでその記録です

 

太平洋側在住のワタクシですので、まずは岡山駅

東海地方から寝てる間に岡山に連れて行ってくれる

肌色の車体の某特急で岡山に到着♪

快適でした

 

ちょっと時間があったので、まずはバスをチェック♪

国鉄型電車が多くて見どころ満載の岡山ですが、

バス趣味においても西日本有数の楽しめる場所になっていて

岡山に来てバスを見ないのはもったいない!レベルです

 

今回は新幹線じゃない側の高速バスの方へ

するとさっそく・・・

 

 

空港連絡用の西工C型が2台もいるじゃありませんか!?

 

marunkun.hatenablog.com

👆この回でお会いしたバスですね

 

今や貴重となった西工の観光・高速バス仕様であるC型が

2台並んでいるという非常に貴重な姿です!!

 

朝なので、万が一の積み残し対策として用意されていたみたいです

「満員です、ごめんね」では済まない空港連絡バスらしい姿です

この日は1台で済んだようで右側の車両だけで出発しました

 

この西工車は3台が在籍のようで、数的には岡電バス担当便の

大体半分くらいの率で出てくるみたいですね

 

さっそく幸先の良いスタートを切れました

というわけで本題に向かいます

 

 

が、乗り込んだのはこちら

電化された伯備線ではなく、ディーゼルカー吉備線です

 

伯備線と言えば、岡山から北上して山陰に向かうイメージですが

まずは山陽本線として倉敷まで西に進んでから、

伯備線として分岐、北上していきます

 

岡山から倉敷までは16キロほど西、

もっと言えば西に向かいつつ、ちょっと南下しちゃってます

地図で見ると▷の左下2辺をたどっている感じです

 

で、この▷の右上の辺にあたるのが吉備線です

伯備線倉敷回りより、岡山~総社間で6キロ短くなっています

 

が、蛇行しまくる線形の悪さと駅数の多さ

非電化ディーゼルのキハ40の独壇場ということで

普通列車比でだいたい8分くらい遅いという・・・

 

岡山から総社の全線乗り通す意味はほとんどない路線です(笑)

距離が短い分、運賃が90円安いのですが

ICカードだと伯備線回りでも

吉備線経由の運賃を適用するというルールがあるので

わざわざ切符を買ってわざわざ90円節約するしたいという

酔狂なヲタク以外、この点におけるメリットはありません

 

 

一方のワタクシですが、手持ちの切符の都合上

どちらのルートを選択しても運賃が変わらなかったものの

(遠距離逓減制度のおかげ)

キハ40のディーゼル養分を摂取したかったので吉備線を選択

 

 

全車に施工された体質改善工事によって

懐かしさは残されながらも、時代遅れとまでは感じさせない

絶妙なラインで着地された車内でございます

 

もうちょっと冷房が効くといいのですが・・・

残置された扇風機が威力を発揮して及第点です

扇風機がリニュ時に消されなかったのは評価できると思います

見た目的にも古ぼけて見えるので撤去されがちですが、

実用を重視してくれたのだなと思います

 

で、吉備線ですが地味にお客さん乗ってまして

収容力に劣るキハ120は使わず、キハ40で統一

さらに単行列車はデータイムを含めて存在せず全てが2両以上

なのに昼間でも座れないことがしばしば

この時も10分前に向かったものの満席Σ(゚д゚lll)

 

吉備線舐めてかかるといけません

 

とはいえ、そもそも総社までの全線20キロほどの短距離路線

&前述のように全線走破の需要はほぼ0ということで

各駅で人がおりていき、吉備津や途中折り返しもある備中高松で

だいぶ車内は空いてくるので無事ボックスを占領することができました

 

全線乗り通しても30分強のお手軽にキハ40を楽しめる路線です

そして前述のIC運賃を使って岡山→吉備線→総社→伯備線→北長瀬

とかすれば、(簡易的ですが)大回り乗車的なことも可能

岡山でちょっと時間空いたら楽しんでみるのもいいかもしれません

 

 

ちなみに乗った編成はキハ47のトイレつき×2の豪華編成(^^)

トイレ付きとなしがセットになるのが基本ですが、

車両予備の観点からトイレ付きの方が多めに在籍

(というかトイレなしの倍以上もトイレ付きがいるみたい)

 

そして岡山の車庫には転車台がしっかり装備されているので

トイレ付きの向きを変えて、トイレなしの代わりに走ることが可能!

 

立往生どんとこい!(来るな)の豪華編成が誕生です(^^♪

 

でもって、両運転台キハ40やら完全ロングシート改造車やら

中途半端にボックスシートを減らして、ロングシートを増やした車両やら

パッと見はキハ40系列で統一された吉備線

意外とバリエーションに富んでいて面白いところ

 

路線の性格的には全部ロングシートが適している気がしますが

共通運用の津山線との兼ね合いもあるのでしょうね

吉備線単体にできるのならロングシート一択だと思います

 


というわけで、本題に入ることができず ぴえん

次回、本題のやくもを見に行きます

 

名鉄観光バスが WILLER EXPRESSの続行に

 

早朝の金山に到着する、東京から来たWILLER EXPRESSです

足立ナンバーなのでWILLER本体の本社営業所の車です

 

よくある日野セレガですが、屋根の色褪せ具合から

WILLERの中ではベテランの部類になるレベルだと思われます

(WILLERの車両更新周期が異様に速いだけなんですが(^-^;)

 

この車は通常の4列シート「リラックス」搭載車ですが

順次新シートの「プライム」に置き換えが進んでいるので

この車もあと数年ってとこでしょうか

(委託先を含む)グループ内で移籍か、次の嫁ぎ先か・・・

 

ただ、今回の本題はこの後ろの名鉄観光バスです

 

 

こちら、車体側面に掲示されていますが

運行の受委託制度を用いた運行委託便となっています

 

WILLERは自分で持つバス車両をできるだけ少なくして資産を圧縮

繁忙期の増車に関しては一部を除いて外部に委託しています

 

(通勤通学に使う下道の)路線バスでは

「朝ラッシュに使う台数(最大使用量)+予備」っていうのが

セオリーなので、従来のバス会社では高速バスでも

「繁忙期の増車分もある程度考えて配置しておく」という考え方ですが

新規に参入してきたWILLERでは規制緩和で可能になった

「運行の委託」という制度を使い、

最小限の自社保有分で最大の運行量を確保しています

 

乗客から見ると、WILLERが観光バスを借り上げて

1席ずつWILLERのサイトで販売しているような感じです

その部分だけ切り取るとかつての高速ツアーバスがよみがえ・・・

 

なので、基本的にはフツーの「観光バス」が配車されます

修学旅行やバスツアーで使っている車と同じです

なので、WILLER本体のシートに比べると・・・(^-^;

 

「格安高速バス」として開始したWILLERながら、

各地における大手の貸切バス会社が来ることが多く

「えっ、こんなとこが!?」ってのもあり、見ていて飽きません

 

名鉄観光バスもその一つで、親会社の名鉄バスが同様の

名古屋~東京の夜行バス路線を運行しているにもかかわらず

WILLERの続行を受託しています

 

ここらへんで言うと、名鉄観光の他に岐阜バス鯱バス

帝産観光バスなど、名だたる貸切バス会社が名を連ねています

近鉄系の三重交通名阪近鉄バスは入っていないので

拒否ったんでしょうかね?

 

あと有名どころとしてはヤサカ観光バスとか東日本急行、

奈良交通とかが挙げられますね

 

奈良交通が入ってるってことは、近鉄じゃなくて三重交通グループが

拒否ってる可能性が濃厚ですね(笑)

 

ちなみに最近ではWILLER続行を前提にしたのでしょうか

前面の行先表示器をつけた貸切車両も登場しているみたいで

今後とも注目です

 

 

 

 

惜別!381系「やくも」 出雲市駅でまさかの3本並び!!

しばらく山陰に行ってないと落ち着かなくなる症候群を

数年前から発症してしまいましたワタクシ

段々と行く感覚が縮まってきているような・・・

いずれ移住とかしちゃったりして(^-^;

 

 

というわけで出雲市駅です

さらっと到着していますが、名古屋からだとやはり遠いですね

 

きれいな車体の285系サンライズ出雲です

0番台なのでJR西の車両ですね

 

夏休みの終わりがけの一日でしたが、かなりの乗車率

途中で降りた人も考慮するとほぼ満席だったと思われます

 

最近はかなりの人気列車となり、長期休みのシーズン以外でも

予約が取りづらい場合も多々あるようでございます

実質的に日本最後の寝台特急として、

しっかり乗車率を保てているのは喜ばしいことですね

 

で、この日は山陰地方が線状降水帯による大雨(>_<)

朝から各地で断続的な運転見合わせや徐行運転が実施されていました

 

夏に大雨が降るのは太平洋側に比べると少ないはずですが

ちょうど運悪く大雨と一緒に訪問してしまいました( ;∀;)

 

ただ、正直名古屋や大阪だったら

まだ走ってるでってレベルで見合わせになったり、

比較的すぐに徐行運転になったりと、

地方部の厳しさを感じるひとときでもありました

 

やはり主要幹線とはいえ、山越えもある伯備線だったり

日本海ぎりぎりの断崖絶壁に近いところを走る山陰本線だったりするので

仕方のないところかなあと思いました

 

というわけで、朝からダイヤは乱れまくり(-_-;)

ただの徐行運転でも単線区間ながら本数の多い山陰本線では

見る見るうちに遅れが増加

 

徐行運転と言っても「時速25キロで走ります」とかいうレベルなので

例えていうなれば、ちょっと速めのチャリが

数キロおきにしかすれ違えないような状態です

 

そもそも、いつもは振り子ぶん回してる特急が25キロ制限かかる時点で

かなりお察しな状況ではありますが・・・

 

ワタクシも見事引っかかり、本来の乗り継ぎができずに

しばらく出雲市駅で足止め・・・

 

 

西出雲方面から当駅始発の岡山行きとなる381系が到着

繁忙期でもなかったのでさみしい4両編成です

 

何号か忘れちゃいましたが、折り返し前の車両が大幅遅れなので

別の車両を西出雲の車庫から連れてきたみたいです

(所定でも一度西出雲に行って折り返すのでパッと見は変わりませんが)

 

 

しばらくすると4番線(下り副本線)に当駅止めの

大幅に遅れた岡山からの381系が到着

明らかにくたびれた顔のお客さんがいっぱい降りてきました

 

 

で、ふと発車標を見ると3番線にも来そうな感じが・・・

位置情報をスマホで見てみることに

 

ありがたいことに最近では山陰でも

列車の位置情報が見られるようになりました

都会の私鉄とかではだいぶ定着してきたサービスですが

ついにローカルが時間1本ない路線でも導入されるのかといった感です

 

事故とかを除くと、別に10分突っ立ってれば電車が来る上に

ホームの案内表示も各駅で充実している都会よりも

本来はこういうところで重要性が高いサービスな気がします

 

ただ、棒線駅とかでは位置情報が反映されないので

表示される1区間の区切りがでかすぎて

かなり大雑把なところもありますが、そこはご愛敬(笑)

 

話を戻すと、もうひとつ前の駅を出雲市行きの遅れやくもが

通過しているところではありませんか!

これはワンチャンあるぞと思いながら待ちます

 

 

来ました!さっきの4番線に入ったやくもの1本後

本来ならば1時間の間隔を開けてくるはずが

追いついてしまい、ほぼ続行になってしまったようです

(とはいえ、こちらもダダ遅れでしたが(^-^;)

 

3本が並ぶ貴重な瞬間です!・・・が、ふと気づきました

 

こっち側(岡山方)では貫通側の先頭になってしまいます

せっかくなら西出雲方の原型で撮りたい・・・

ですが岡山行きの出発時刻がかなりギリギリ

 

・・・賭けに出ました(笑)

急いで西出雲方へ向かいます

 

 

 

 

WIN!

 

見事381系3本並びを得ました!

回送への幕回しが止まる前から始まっててビビりましたが(^-^;

 

この写真を撮った数秒後

 

 

岡山に向かって左の車両が出発していきました・・・

確実に遅れが見込まれますが、無事の到着を祈って

 

 

残った当駅止まり2本の381系です

 

あまり面白みのない回送幕ですが

よくみると文字のサイズが違いますね

 

車両によって「やくも」表示の大小があるのは有名ですが

「回送」表示もそのルールが適用されるんですね

知りませんでした

「やくも」の時と違って見比べないと気づかなさそうです

 

大満足のワタクシ・・・でしたが

このあと大雨でえらい目に遭うとは知る由もありませんでした

ここ数年で一番ひどい旅程崩壊&悲惨な野宿の危機でした(笑)

 

さくら高速バス KR216便 「キラキラ号」 名古屋ー東京新宿 乗車記②

 

marunkun.hatenablog.com

 

前回の続きです

 

 

栄23:45始発で、名古屋駅は24:15

出発はかなり遅めの部類になります

さらに横浜(YCAT、5:40)にも寄るので

新宿到着は6:25とさくら高速バスの中では最遅

名古屋民が東京に出るのに適した時間設定かしらと思います

 

やってきたのは桜交通1659号車です

相模ナンバーなので神奈川営業所の車ですが、

この営業所は買収前のキラキラ号の車庫のようで

今でも多く在籍しているようです

わざわざバスタまで行って、回送で座間まで戻るのも大変ですね

 

 

車内はこんな感じ

JR東海バスのワイドシートと同じような座席ですが

Jバスらしさのある落ち着いた色味です

 

ゆったりを標榜しているだけあり、ワイドシートで縦10列

補助席なしの40人乗りの車両です(フットレスト付き)

 

USBではなく、コンセントが装備されていましたが

自分の席のは地味に刺さりが緩かったですね

隣りがいなかったので隣の席のコンセント使いました

 

平日だったので、栄から乗った人は数人だけで

名駅からが15人くらい

窓側が埋まる程度で今日の乗客が確定しました

 

普通の11列の便と変わらないくらいの値段だったので

あまり埋まってないんだろうなとは思っていましたが

会社的には、もうちょっとは乗っておいてほしいところでしょう

 

隣りがいないのでゆったりとくつろいでいると

いつの間にか夢の中zzz

 

 

2:30ごろ、掛川PAに到着

(写真なかったので上りPAで代用)

森町休憩のイメージが強かったので、ちょっと驚きました

 

 

あまり経験のない掛川PA休憩ですが、他の夜行バスもおり

こちらはWILLER(ベイラインエクスプレス運行)の

BE452便 名古屋発、町田・横浜・大崎行きです

 

山手線の駅ではある大崎まで行くものの

東京駅や新宿、ディズニーのどこにも行かないという

ちょっとニッチな香り漂う設定です

 

別に戻ったりとかもせずに素直に進んでいるのに

東京(町田)⇒神奈川(横浜)⇒東京(大崎)と

都県境を行き来するのも面白いですね

 

 

後ろはジャムジャムエクスプレス(菰野東部交通運行)の東京行きです

 

先ほどのベイラインみたいに

ここも委託元のブランドの車両を持っていますが

この便は菰野東部のカラーリングの車両を使っているみたいです

 

ごめんなさい程度に前面と側面のJAMJAMのロゴステッカーと

前面行先表示にもジャムジャムライナーとあります

 

T字窓で委託先の貸切車ですが、中どうなんですかね?

ありがちな補助席付きの観光バス仕様だと狭そう・・・

 

そうこうしているうちに20分の休憩が終わり

しばらく寝ていると次の休憩地足柄PAに到着(4:20ごろ)

 

 

こっちはねむかったのでバス探しは省略

 

眠りにつきますZZZ

 

横浜は知らんうちに通り過ぎていて

気付いたら終着新宿に到着していました

 

やっぱり縦10列ゆったり仕様はよく眠れますね

11列でも爆睡してますが

時間的にもオススメできますね

安い日だと11列便と同じくらいの値段で乗ることができます

なかなかお得な便だと言える上に毎日運行の安定感があります

 

時刻表には具体的に書いていないものの、

地味に週末のみ運行やある曜日だけ運休とかの便があるので

その点、この便は毎日運行しているので安心です

 

今回はそこそこ新しめの桜交通の車両でしたが

昌栄バス委託の古めの車が

行先サボ表示&座席の形状が特殊みたいなので

けっこう惹かれてます

また乗るかも(笑)

 

 

 

 

 

 

さくら高速バス KR216便 「キラキラ号」 名古屋ー東京新宿 乗車記①

多くのバス会社がひしめく大阪・名古屋~東京間の夜行バスの中でも

比較的多くの便を出しており、知名度的にも低くない「さくら高速バス」

 

・・・の割には思ったよりネットに乗車記転がってないんですよね

JRバスとかWILLERとかはよくあるのに

 

「さくら高速バス 乗車記」ってYahoo!とかgoogleとかで調べると

まさかの1ページ目に我がブログのこちらが👇

 

marunkun.hatenablog.com

 

こちらの回を読んでいただくとわかるのですが

書いてる途中で下書き吹っ飛んで実際の乗車記の部分がないという

「乗車記」として論外なものになっております(-_-;)

 

そもそも「東京~名古屋」と限定もしていないのに

これが1ページ目にいるという時点でなかなかでしょう

 

格安高速バスとして多くの路線・便数をもつ

さくら高速バスの乗車記がこれだけ少ないのは問題です

 

・・・というわけで、書いてみようと思った次第で

ただいま過去の記録を掘り出して量産中です

量産第1弾のこちらもついでにご覧ください👇

marunkun.hatenablog.com

 

JRバスとか名鉄バスとかも結構乗ってるんですけどね

書く時間がないというか・・・

 

 

というわけで、ごめんなさい程度にJRバスです(笑)

まだJR海のエアロキングが走っていた時ですね

 

例に違わず、乗車前に夜行バスの撮影大会です(*'ω'*)

新幹線側から出るほぼトップバッターが

こちらのJRバスのエアロキングなんですね

 

この日は運よく、バスターミナル前の信号に最前列で引っかかり

手前の車線にも車が来なかったので、感度下げて撮ることができました

幸先のいいスタートでございます

 

この先の撮った写真を並べていくと1週間分くらいの

ブログ更新量になりそうなので、ハイライトを抜粋

 

 

中国JRバスの広島行きです

見慣れない白色LED表示の車が来ましたΣ(゚д゚lll)

 

いつもオレンジ色の行先表示のガーラのイメージで

特に641-7964がメインで来ていましたが

この日はお休みだったのでしょうか?

 

まあ、行先表示が違うだけで大きく印象が変わっちゃいますが

年式的には17年と18年なので大差ないですね(^-^;

 

広島の4列車は大阪線がなくなって余裕ができていそうなので

担当車両が変わった可能性がありますね

 

 

こちらも中国JRバス、山陰・出雲行きです

近年グランドリーム化されたはずですが、この日は通常の3列車が登板

 

marunkun.hatenablog.com

marunkun.hatenablog.com

 

基本はグランドリームの車両で来るものの、

路線の名前に「グランドリーム」をつけていない上に

どこにも「グラン車で運行」と書いていないので

全く問題のない代走なんですよね

 

安易にアピールしすぎて、代走時に焦ることがありません

堅実な中国JRバスらしい考え方だと思います

 

 

どん!

 

先ほど紹介させていただいた、「さくら高速バス」の回で

乗れないか狙っていた、夜行バス運用に就く旧型ガーラ!

その489号車「せんりこう」が今夜は登板!!!

 

はい、今回走行写真を撮っているということは

もちろん乗れていないということですね(-_-;)

 

前面の表示を見たところNA28便に充当されていたようです

栄・名駅で乗車扱い、新宿・秋葉原で降車扱いをする便で

さくら高速バスの中では出発は早めの部類

(三河地域に立ち寄る便を除くと1番早い)

東京到着はダントツの1番で新宿に4時台の到着

 

出発が早いのは別に良いですが、

肌寒くなってきたこの季節の新宿に4時台に放り出されるのは

ちょっとあれですね・・・

そこから始発で家に帰る関東在住の人向けな気がします

 

この車が来るという確信があれば別ですが

そうでなければちょっと選びませんね('_')

 

そうこうしているうちに乗車時間になり、今晩の宿へ

 

 

 

さくら高速バスのブランドのひとつである「キラキラ号」です

 

自前の桜柄のバスや「@ライナー」のブランドのほか、

旧ツアーバス時代に買収した同業のブランドを

今に至るまで併存させる戦略をとっており、

キラキラ号の他にも「旅の散策・散策バス」があります

 

そのブランドが持っていた顧客を囲い込むためかはわかりませんが

さくら高速バス化された後もブランドとして残存

さくら仕様や@仕様と並行して、新車もバリバリ導入され

今も各路線で運行されています

 

2ブランドとも熾烈な安さ競争が繰り広げられていた当時においても

独自の(チョイ)高級な付加価値路線をとっていたという特徴があり、

そのブランドが持っていた顧客を囲い込むためでしょうか

 

ただ「安い」が武器のブランドなら名前が変わったところで

そのブランドと同価格か下げれば客はついてきてくれますが

そのブランドの付加価値についてきた客は離れてしまいますからね

 

それにしても買収したら、車体のデザインを統一させたり

残すにしても車両の更新に合わせて漸減させていつの間にか

統一されていることが多い気がします

 

現在の東名間の路線では「キラキラ号」ブランドが

夜行バスで1往復しており、それに今回は乗車します

ちなみに「旅の散策」の車両は普通の「リラックス4」として

ブランドを名乗らずに週末を中心に1往復しています

 

さて、出発

・・・と行きたいところですが、ワタクシちょっと用事が

外出しなきゃいけないので今日はここまで

 

つづきます(^-^;

 

 

近鉄名古屋線急行用車両のトイレ位置を考察する

 

先日のこちらの回でちらっと触れた、名古屋線のトイレ位置の話です

 

marunkun.hatenablog.com

 

 

名古屋線は種別によって使用車両をある程度固定しており、

急行にはトイレ付き4両編成を使用します(大体2両編成を増結)

朝夕には一部例外もありますが、ほぼ全部です

 

基本的な系統は名古屋~松阪、五十鈴川間ですが

20分おきの運転が基本なので、そこまで車両数は多くなく

トイレ付き4両編成は20編成が所属しています

 

が、そこは近鉄です(>_<)

20編成の内訳⇩

 

・5200系・5209系・5211系

・2610系LC・2610系ロング・2800系LC

・5800系・1400系・ゲテモノ

 

とまさかの9種類Σ(゚д゚lll)

 

でも、さすがに車庫での抜き取り設備とかの都合もあるから

さすがにトイレの位置は合わせるでしょう

 

広い路線網で多種多様な車両を持つJRでも

大体どっちかの先頭車の中間寄りと相場は決まっています

 

だったらこんなブログ記事は成立しないわけで(^-^;

ぐっちゃぐちゃです(笑)

 

答えは4パターンΣ(゚д゚lll)

たかだか20編成で4パターンって(-_-;)

さすが近鉄です!

 

では、ひとつずつ見ていきましょう

 

 

①5200系シリーズ(00系・09系・11系)

 

正確には3つに分かれている形式ですが、

台車の違いとかで形式を分ける近鉄スタイルなので

見た目的・フツーに乗ってる分には全く変わりません

 

 

言わずと知れた3扉(ほぼ)オール転換クロスシートの豪華車両です!

近鉄一般車の最高傑作と言っても過言ではありません!!!

 

名古屋線ではライバルのJR快速みえと張り合うために多めに導入

現在は9編成が名古屋線に所属しており、急行車の最大派閥になります

 

ただ、この車両の豪華ポイントは今回の本題であるトイレにも及び、

4両中、両先頭車にそれぞれトイレを配置!!

 

豪華設備を活かして貸切運用にも入ることを考慮し、

特急車並みの2両に1トイレとなりました

 

中間2両をモーター車とするTMMTの構成で、

付随車である両先頭車の中間車側にトイレを配置しました

JRとかでもよくある配置ですね

 

 

 

②2610系、2800系、5800系

 

5200系に次ぐ主力と言える、LCカーを中心とするグループです

名古屋線のLCカーは全部このグループに入ります

 

伊勢方から2両目の後方にトイレが設置されています

乗務員室に近い先頭車に配置したがるJRとは対照的に

編成のど真ん中に置いた形です

 

これらの編成群は伊勢方からMTMTの配置となっていて

4両完全固定の考え方の5200系と対照的に

中間車を出し入れして自由な両数を組めるようにしてあります

(2800系は2、3、4両:5800系は4、6両があり)

 

さらに、2610・2800系の世代では乗務員室の有無で

ドア位置が変わらないように、2両編成をつなげまくった時に

乗務員室がかぶる位置の車端部を長くするというルールがあり、

4両編成の場合は中間車同士が向き合う部分がその対象になります

 

やっぱりトイレをつけるとするならば、

ドア周りの混雑を考えてもゆとりのあるところがいいので

長い車端部につけたい

やっぱりトイレは床下に余裕のある付随車でしょ

結論として、伊勢方から2両目後方!ということでしょう

 

 

製造時から長距離用としてトイレ付きで製造された2610系をベースに

ほぼ同型車でトイレなしの2800系(の一部)が

後からLCカー改造される時に、同じ場所にトイレを設置

その系譜を引き継ぐ5800系も踏襲しました

 

なので2800系だけは後付け改造になります

が、鋼製車なので違和感なく、後付け感はありません

 

また、最近転入してきた唯一のロングシート2600系である

2617Fも同じトイレ位置となっていますので

LCカー全部と2617Fがこの位置になります

 

2610系LC×3

2800系LC×3

2610ロング×1

5800系LC×1

の合計8本がこの位置になります

 

 

 

③1400系

 

ちょっと新しい近鉄の顔で初期の世代(=VVVFを積んでいない)の

4両編成の車両になります

4両4編成が作られたものの、何を考えたのか1編成のみトイレ付きに

 

さらに2両でワンセットのモーターを載せたことで

隣り合う車両にモーターを載せる必要が出てきてしまい

(反例:かつての阪急6000系)

かといってMMTTにするとバランスが悪いので(反例:311系)

中間車を電動車にするTMMTという構成になりました

(5200系と同じです)

 

で、中間車にモータが居座るので、トイレをつける余裕がなくなり

追い出されたトイレは伊勢方の先頭車(後方)に配置

まあ、JRらしい配置で特に違和感はありませんが(^-^;

とりあえず近鉄では異端もいいところです

 

何本も作った中で1編成にだけトイレを設置して

さらに従来車と違う位置にトイレをつけるという

なかなか個性的な計画です

 

で、使い勝手が悪かったのか知りませんが名古屋線左遷転属

 

本来はトイレなしの近距離用の形式ですから当然ロングシート

ただ、トイレがあるので「名古屋線急行向けじゃん!」ってことでしょう

昼間に当たるとハズレ車両です

 

結局、この1編成以外にこの位置にトイレが来ることはなく

(強いて言えば5200系も考え方は同じですが・・・)

お腹が緊急事態に陥った人にとっては、ただのいやがらせです

 

 

④1200・2430・2410系混結(ゲテモノ)

 

最後は言わずと知れた名古屋線のアイドルFC92、93です!

 

 

反対側の顔(左)、別車体がつながる中間部分(右)です

 

詳しい諸兄には不要な説明でしょうが念のため解説をーーーー

 

↑名古屋方

 かつて1両単位で増結車をつけていた時の車両である

 モーターのついていないボッチ先頭車2410系が余剰となる

 +

 4両編成車を3両化するときに脱車された中間電動車2430系

 (この車両はモーター車1両で回路が完結する)

 +

 新製中間付随車1200系

 +

 新製先頭電動車1200系

↓伊勢方

 

で、この車両における考え方としては

余った2両に追加で2両を新製して、4両固定編成を作るのではなく

古い2両編成+新しい2両編成ー中間の運転台なし

といったものが近いのかなと思います

 

結局、余ってる2両は型落ちなので

無理して古い性能の車両を新製するよりは

今作っている新車と同じの方がいいよね

⇒2両編成の当時の新車(現1201系)から

 いらない併結側の運転台を取り除いたものを付けよう!

 

なので足回り的には

1200系2両編成+2430系単体+おまけ2410系

って感じと言えます

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

で、話を戻しますと

今回の2410系はただの増結先頭車、

2430系は近距離用の車両ってことでトイレは非装備

 

ってなると、1200系の2両のどっちかにつけることになりますが

先頭車はモーター付きなので不可

⇒中間車につけざるを得ない

ということで伊勢方から2両目にトイレが付くことになりました

 

 

・・・ということは②のLCカーたちと一緒では??って感じですが

残念ながら近鉄さんはそこまで甘くなく

 

②のタイプは2両目の伊勢方に向かって後方(=3両目寄り)ですが

この子たちの場合、2両目と3両目は新旧が交わる部分↓

 

 

ここらへんは想像の範疇になりますが(あってると思うけど・・・)

新旧で制御方式も違うので、読み替え装置などがこの併結部分にあり、

それらが邪魔でトイレが置けなくなったのではないかと考えられます

 

先ほどの制御方式の違う2両編成が併結しているけど

中間の運転台が省略されたって考え方にもつながる配置だと思います

 

で、写真でもわかるかと思いますが、追い出されたトイレは

2号車の逆側(伊勢寄り=1号車側)に配置されました

 

②のところでも説明しましたが、1-2号車の間は車端が狭めで

かなり窮屈なトイレ配置に見えます

戸袋部分がトイレになっていて、かなりがんばった感じがします

 

このタイプはこのゲテモノ2編成のみですが

5200系を除く多数派の2両目にトイレというところは共通しており

位置が真逆になっているという違いですが、

ロングシートなので車内を見渡しやすく、比較的わかりやすいかなと

 

 

で、おまけなんですが、先日2617F(トイレは②に該当)と

トレードで名古屋線を離れた2817Fですが、こいつもクセモノ

 

基本的には(LC改造された個体除く)トイレなしの2800系ですが

2817Fの1編成のみロングシートのままトイレ設置改造がなされ

FC92、93と合わせようとしたのか知りませんが

ほぼ同型車両の2610系や同期の2800系が前述の通り②の位置に

トイレがある中、④の位置に設置

 

ロングシートで④の位置にトイレという同仕様が3本になりました

バスはよく2運用1予備で3台ワンセットをよくしますが

こちらは運用が独立しているわけでもないので意味がない気が・・・

 

ただ、ともかくこのトイレの位置の車両は3本とも名古屋線にいたのに

なぜか2817Fだけ大阪線へ転属

大阪線のトイレパターン数だけが増えて、

掃除の人が大変になっただけな気がします

 

 

先ほどの写真でもトイレの位置がわかるかと思います

・・・が、よくお気づきになられました!

 

FC92、93の写真を見比べると、あちらは海側にトイレがあるのに対し

2817Fは山側にトイレが設置されていますΣ(゚д゚lll)

 

なんとも芸の細かい(^-^;

そんなところで他の同期(=②パターン)と共通点出さなくても・・・

 

 

こんな細かいネタで3500文字をオーバーしました

近鉄おそるべしです(^-^;

でも、JRと違って趣味者のブログとか情報が少なくて

謎が多いんですよね(笑)

こわいこわい

 

 

 

最後に4000文字超えるようにまとめておきましょう

(伊勢方を前方とします)

 

5200系列 転換クロスシート      (9本)

 1両目後方山側&4両目前方山側

 

2610系 LCカー           (3本)

 2両目後方山側

 

2610系 ロングシート         (1本)

 2両目後方山側

 

2800系 LCカー           (3本)

 2両目後方山側

 

5800系 LCカー           (1本)

 2両目後方山側

 

1400系 ロングシート         (1本)

 1両目後方海側

 

混結編成 ロングシート          (2本)

 2両目前方海側

 

(転属済み)

2800系 ロングシート         (1本)

 2両目前方山側

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さくら高速バス NA11D便 リラックス3 東京(新宿)ー名古屋 乗車記

 

やってきましたは東京新宿

かの有名なアルタ前でございます

 

東京に行ったことがない人でも知っているビル

ナンバーワンだったんじゃないでしょうか

 

いいともがなくなってはや10年Σ(゚д゚lll)

・・・も経つんですね(調べて驚きましたわ)

お昼休みはウキウキwatching♪って歌える人多いんじゃないでしょうか

 

通りかかるとちょうどフジテレビの宣伝を

大型ビジョンでやっていたのでパシャリ

上戸彩ですね

最近あんまり見ない気がしますけども・・・

やっぱりこの界隈のヲタクとしてはアテンションプリーズでしょうか(^^)

笛木優子の先輩CAの役好きでしたね~

 

それなりに尺は稼げましたので(^-^;

話を新宿に戻します

 

まあ、こんな時間に新宿ですから

大方みなさまの予想通りバスタ新宿から夜行便です

 

 

やっぱ長距離便の風格はいいなあと思いつつ

待ち時間兼撮影タイムです(笑)

 

 

さて今回乗るのは、さくら高速バスのNA11D便

ちなみに逆便になる上りはNA12D便になるのですが

 

marunkun.hatenablog.com

 

NA12便というのはこちらで一度乗っております

・・・が、この間に4人掛けシート11列の格安仕様から

3列独立シートでの運用に変更となり語尾に「D」が付くようになりました

 

これまで、さくら高速バスの東名便は全便4列シートで

縦が11列の普通の格安仕様か10列のゆったり仕様でしたが

3列シート(縦10列)が新たにレパートリーに入りました

 

というわけで乗車してきた次第です

 

始発は二俣新町より

・・・どこじゃい?って感じですが

夢の国のちょっと先、京葉線のマイナーな駅です

武蔵野線と分岐するデルタ地帯の中にあるため、

武蔵野線直通が一切停まってくれない不遇な駅です

二俣新町~新宿間は送り込み回送の客扱いでしょうね

 

二俣新町を23:30に出発、新宿24:30出発のダイヤ

乗車地はこの2か所だけです

 

さくら高速バスの東京側のターミナルですが

近畿方面は東京(鍛冶橋)と新宿で半々くらいなのに対し、

名古屋方面は完全に新宿に全振りなんですよね

1,2本は東京駅あってもよさそうなのに

 

さて、そうこうしているうちにやってきました今日のお宿

 

 

降りた時の写真ですが、こちら

桜交通直営のエアロエース2951号車です

お名前は「しだれざくら」

 

パッと見は仮眠室もついていないし

フツーの4列格安仕様感が出ていますが、ちゃんと3列独立でした

外観的にはトランクが4スパンになっているところくらいですかね

4列の車だったら3スパンが基本なんでね

 

 

中はこんな感じ

 

中央部に階下仕様のトイレがあり、窓側のみプライベートカーテン付き

フットレスト、レッグレスト、可動式枕、3点シートベルトです

 

ヘッドレストにブランドロゴが付いていますが

座席の形などは長距離夜行仕様でよく見るやつです

個人的にはシートベルト全席3点式なんや~って思った次第

ちなみに各席にコンセント付きです

 

中央トイレで欠けた座席が2席だけなので28人乗りです

27が多い気がしますが、そこは1席でも多く!でしょう

 

見ての通り二俣新町での乗車は0だったようで新宿で多く乗車

最終的に窓側全部と中央列に1人だけ座っていたので

乗車率は19/28ですね

 

最安値をターゲットにしていない3列シートの便で

JRバス、WILLER、JAMJAMなどもいる中で

木曜日の夜出発便にしては健闘していると言えましょう

 

特にJRとWILLERは3列シートのブランドを

前面に押し出してますからね

1本ちょいと走らせてるのは条件的にはかなり不利です

 

 

今夜のワタクシの座席はこちら

10Cです

さくら高速バスは非公式(運転席)側からA席なんですよね

普通は公式(ドア)側がA席なので間違えそうになります

 

特に座席指定もしていないのにすみませんって感じです

けっこう追加料金払って最後列に座席指定している人多いので・・・

でもちょいちょい夜行便で最前列座席指定してる人いるんすよね

前が見られるわけでもないし、冬とか寒いし

車によっては最前列だけ足元が狭かったり、フットレストなかったり

あんまりいいことない気がします

 

座席指定をしていない状態で4列シートの便に乗ると

基本的にどこの会社も野郎が前方、ツレが中間、

女性が後方に配置されることが多いので、座席未指定で最後列は新鮮です

 

ありがたくフルリクライニングさせていただきます(*'ω'*)

 

トイレが付いているものの、トイレなしの便と同様に2か所休憩

海老名だったか足柄だったかと遠州森町だった気が・・・

なぜならリクライニングして瞬殺で眠りの底へ

 

途中降車地の栄も記憶になく・・・

起きたのは名古屋駅到着のアナウンス

矢場町走ってました(笑)

 

降ろされたのはさくら高速バス降車専用のバス停

WILLERの則武より、よくわからんとこです

新幹線の高架が見えるとこなので理解できましたが

寝ぼけ眼では理解が難しい場所に降ろされました

 

これなら笹島の方がよくねえかと思う次第・・・

同じ東京から来たさくら高速バスでも笹島着もあるのに

この使い分けはいったい何なんでしょう??

 

感想としては、かなり安い値段で3列シートに乗せてもらって安眠

3列シートじゃないと夜行バスは・・・って人にもオススメ

これはリピありですね

 

やはりなんやかんや言っても4列シートとは違いますね

睡眠の質が違います

 

 

ちなみに現時点でのこの便ですが、毎日運行ではなく

東京発木~日、名古屋発金~月のみの運行です

今回の車も足立ナンバーでしたが、東京拠点の車で

週末運行を基本に木曜と月曜が送り込み、返却の便と思われます

 

車は2運用が必要になるわけですが、調べてみたところ

1台は今回乗った桜交通直営のエアロエース

一方は昌栄バス委託のエアロクイーンだそうでΣ(゚д゚lll)

それも北陸鉄道中古だとか('ω')

 

めっちゃ相方の方乗りたいっすね

たぶん東京発基準で木、土が直営で

金、日がクイーンだと思われるので狙いましょうか。ふふ

 

 

近鉄2617Fと2817Fがトレード!

 

早速スマホ画質で失礼しておりますが、

お詳しい諸兄ならこれ1枚でOKでしょう

 

名古屋線にLCカーではない、2610系がやってきました!!

(吊り広告が近鉄名古屋出発なので名古屋統括ってわかります)

 

 

外側がこちらです

横着して前面の写真を撮ってないのですが・・・

 

ただ、外観だけだとダイヤ乱れの代走?みたいになっちゃうので

意外と1枚目の名古屋管内の広告と合わせて撮った方が

明らかに転属しましたって証明になりますね

 

概要は以下の通りです

 

近距離用として作られた2800系で唯一

トイレを装備している2817編成(4両編成)

 

数年前までは名古屋線の急行用車両が足りなかったので

朝だけ大阪線所属のトイレ付き急行用車両がヘルプで来ていましたが

それをなくすために、2817Fが名古屋線に移籍

 

トイレ付であるものの、全ロングシートのハズレ急行の一員として

名古屋線で急行として走り回っていました

(他にも”ゲテモノ”2編成と1407Fが同様の設備)

 

途中でB更新が入り、黒色の内装にリニューアルされ

もうじき50年とは思えない姿でした

 

が、今回大阪線所属の2610系とトレードが実現

 

名⇒大  2817F

・洋式トイレ付き4両編成

ロングシート

・新しい黒色内装に更新済み

 

大⇒名  2617F

・和式トイレ付き4両編成

ロングシート(トイレ前のみボックスシート)

・ぼろい内装

 

下2ケタ同じ編成で正直まぎらわしいことこの上ないのですが

2617Fと2817Fがトレードされました

 

2610系と2800系は同世代で

長距離用と近距離用という違いなので、製造年代的には大差なし

今回のトレードでは、トイレ付き4両ロングシートというのも共通で

一体何がしたかったのかわかりません

 

なんならこれまでは

LCカー全部と2800系トイレ付き⇒名古屋線

2610系ロング、2800系トイレなし⇒大阪線

棲み分けられていたのに、わざわざ崩す必要があったのか・・・

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

いらんこというと正確には

2610系・LCカー・トイレあり⇒名古屋線

2800系・LCカー・トイレ後付⇒名古屋線

2610系・ロング ・トイレあり⇒大阪線

2800系・ロング ・トイレ後付⇒名古屋線

2800系・ロング ・トイレなし⇒大阪線

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

やっぱり名古屋線にはボロいのを回すべきだ!という過激派が

いまだに上本町にはいらっしゃるのでしょうか?

 

なんなら2817Fって後付けされたトイレ、

2610系(や、LCカーの2800系)と場所違うんですよね

 

さすが近鉄!って感じです

わざわざ同型車と共通性を持たせないという(^-^;

たぶんゲテモノ(FC92、93)と仕様を合わせたかったのでしょう

 

でもって、92も93も名古屋線にいるんですから

曲がりなりにも多少の統一感はあったのに・・・って感じです

 

またいずれ名古屋線急行車のトイレ位置の考察でもしてみたいなと思う所存

・・・それは置いといて

 

それにしても急に変な位置にトイレがある車が1本だけ来たら

車庫の人にとってはそこそこうざいと思うんですが

 

とかいろんなことを考えてみても、ワタクシの貧弱な頭では

やっぱり名古屋線にはボロいのを回すべきだ!という過激派が

いまだに上本町にはいらっしゃるのでしょうか?

以外の考えが思い浮かびませんでした(笑)

 

ふむむ