マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

JR西日本近畿圏、みどりの窓口閉鎖予定駅を巡る ~その2 (環)福島駅、南草津駅~

前回から続きます

 

marunkun.hatenablog.com

 

関西本線柏原駅を出発し、続いて向かいましたのは

 

 

一気に東北へ・・・飛ばずに

大阪駅のお隣、大阪環状線福島駅です

 

快速列車が通過運転を行う西側区間ですが、福島駅は快速も停車

そこそこの乗降客数があります

 

が、閉鎖の憂き目に遭うことになりました

 

福島駅は駅サインに古いものが多く残っており、

その界隈のファンにも有名な駅のひとつです

 

 

みどりの窓口の看板もレトロさを感じます(^^)

窓口閉鎖のお知らせとともにパシャリ

いい味を出している看板ですが、撤去されるのでしょう( ;∀;)

 

ちなみにお隣の野田駅は快速通過駅で、

福島駅とは乗降客数にダブルスコアがついていますが

数年前に業務委託化されたため窓口が存続

 

さらには近接するJR東西線新福島駅、

こちらは環状線の駅ではないこともあり

乗降客数は野田駅よりも少ないものの、

業務委託駅なので窓口が存続しているという不条理です

 

福島駅から150mの近さにあるので

窓口で買いたかったら新福島まで歩けばいいわけですが

それなら新福島の窓口閉めようぜといった感じです

 

福島駅自体はタダの棒線駅なんですから

運転取り扱いもないでしょうし・・・

 

遅かれ早かれ、野田も新福島も閉めますから(^-^;

ってことなんでしょうか

 

 

駅名標を撮り忘れてしまいましたが、

こちらは東海道本線南草津駅です

 

地元からの請願駅として、比較的最近できた駅ながら

マンションの開発によるベッドタウン化や大学の誘致により

草津駅に次ぐ滋賀県第二の乗降客数を誇る駅に急成長しました

 

乗降客数だけで見れば、南草津の閉鎖は不適な気がしますが

となりに草津駅があるわけですし、使う人も若い人が多めなので

話せる券売機を使いこなしてくれるということでしょうかね

 

そもそも定期券利用率がめちゃ高いと思われるので

定期券機能付き近距離券売機と話せる券売機(+駅員のサポート)で

大抵のことは対応可能な気がします

 

ここも改札と出札が隣り合わせになる形状で

出札の隣には券売機が並ぶという、郊外の主要駅でありがちな

一通りの設備がコンパクトにまとめられた間取りです

 

今回は行きませんでしたが、ここ数か月の間で

滋賀県内は他にも近江八幡彦根が閉鎖されてしまいました

 

今回の閉鎖は滋賀県にとって、かなり厳しいものになりました

これで滋賀県内(米原以西)は米原草津、石山、大津のわずか4駅に

 

全駅が有人駅で、みどりの券売機設置済みなので

最低限のサービスは提供されている感じですが

わずか4駅ってのもかなしい話ですね

 

残り4駅の中で、個人的には石山も危ない気がしています

米原は残す・・・と思うのですが、JR東海の窓口もあるので

そっちにお任せするという可能性も無きにしも非ずかと・・・

 

現実的には営業時間の短縮で、閉まっている時間は新幹線側でって

小田原スタイルになりそうな気がします

 

ちなみになんですが、さきほど米原以西と断りましたが

滋賀県米原以東(米原除く=JR東海管理駅)は

3駅全部で窓口が残っているという・・・

 

その3駅も小駅ばっかりなのに残っているというのは

明らかに会社間の考え方の違いでしょうね

 

乗車人数300人の醒ヶ井に窓口が残っている一方

2駅となりで1万人もいる彦根から窓口が消えました

 

 

 

つづく