マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

JR貨物 EF210ー300増備中

今回はJR貨物のエース

EF210、桃太郎さんです

 

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試作機900番台を除き、

VVVF-GTOの0番台(写真左)と

VVVF-IGBTの100番台(写真中)

瀬野八の後部補機仕様の300番台(写真右)

の3種類があります

 

0番台は岡山機関区のみ、

100番台は岡山、吹田(大阪)、新鶴見(東京)機関区、

300番台は吹田、新鶴見機関区のみの配置です

 

吹田機関区以外は全車共通の運用に就いています

なお、同じ機関区の他の機関車や

別の機関区のEF210が代走することも多々あります

 

0番台と100番台の見分け方は

側面の桃太郎のロゴが

車体中央に大きければ100番台、

 

ぱっと見無くて、運転室の側面に

ごめんなさい程度に小さくあれば

0番台と見分けることができます(例外後述)

 

一方パンタグラフは0番台全車と

100番台の前期車のみ下枠交差型で

100番台後期車、300番台全車が

シングルアーム型です

 

よってパンタグラフでは0番台と100番台を

はっきりと区別することはできません

 

0番台と100番台は最近300番台に似た

新塗装(簡略塗装)になり、

順次下の写真のようになっています。

 

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もちろんJRFマークもなくなっています

この新塗装、個人的には300番台と共通感が出て

旧塗装よりも好きなのですが、いかがでしょうか

 

どちらもよい塗装で、 

人それぞれ好みが分かれるとは思いますが・・・

 

なお、新塗装では0番台も桃太郎のロゴマーク

100番台と同じく大きく車体側面中央に描かれるように

なったので前述の見分け方では判別できません

音鉄をするか、車番を見るのがよいですね

 

300番台は老朽化した瀬野八用の後押し機関車の

置き換えのために作られました

 

しかし、300番台は100番台に瀬野八用装備を

加えただけでなく、他にもいろいろ(よく知らない)

改良されたらしく瀬野八用での充足数を製造数が

圧倒的に越した現在も製造され続けています

 

また、100番台の製造がストップしていることからも

今後のEF65、66の置き換えは

(新形式が出ない限り)300番台で行われていくものと

思われます

 

 

これまでは300番台もあまり余裕がなかったため、

瀬野八運用に専念していましたが、

 

近年は所属の吹田機関区の周りの近距離運用や

西日本のほうで徐々に活躍の場を広げており、

 

今年のダイヤ改正でついに東海道京口運用が

誕生しました

 

 

さらにこれからも増備されるので、

いずれEF210の走る多くの区間

300番台を見ることができるようになると思われます

 

また、これからの新車や再塗装を受ける車両は

桃太郎のイラスト付きになるので、

 

試作車(901号機)、旧塗装(0、100番台)、

旧塗装JRFなし(105号機)、

新塗装イラストなし(0,100番台)、

イラストなし300番台、

 

新塗装イラストあり(0,100番台)、

イラストあり300番台

とバリエーション豊かになります

 

 

再塗装が全車に波及するのは数年先だと思われるので

しばらくは様々なEF210が見られます

狙う楽しさが増えてきました