早朝の金山に到着する、東京から来たWILLER EXPRESSです
足立ナンバーなのでWILLER本体の本社営業所の車です
よくある日野セレガですが、屋根の色褪せ具合から
WILLERの中ではベテランの部類になるレベルだと思われます
(WILLERの車両更新周期が異様に速いだけなんですが(^-^;)
この車は通常の4列シート「リラックス」搭載車ですが
順次新シートの「プライム」に置き換えが進んでいるので
この車もあと数年ってとこでしょうか
(委託先を含む)グループ内で移籍か、次の嫁ぎ先か・・・
ただ、今回の本題はこの後ろの名鉄観光バスです
こちら、車体側面に掲示されていますが
運行の受委託制度を用いた運行委託便となっています
WILLERは自分で持つバス車両をできるだけ少なくして資産を圧縮
繁忙期の増車に関しては一部を除いて外部に委託しています
(通勤通学に使う下道の)路線バスでは
「朝ラッシュに使う台数(最大使用量)+予備」っていうのが
セオリーなので、従来のバス会社では高速バスでも
「繁忙期の増車分もある程度考えて配置しておく」という考え方ですが
新規に参入してきたWILLERでは規制緩和で可能になった
「運行の委託」という制度を使い、
最小限の自社保有分で最大の運行量を確保しています
乗客から見ると、WILLERが観光バスを借り上げて
1席ずつWILLERのサイトで販売しているような感じです
その部分だけ切り取るとかつての高速ツアーバスがよみがえ・・・
なので、基本的にはフツーの「観光バス」が配車されます
修学旅行やバスツアーで使っている車と同じです
なので、WILLER本体のシートに比べると・・・(^-^;
「格安高速バス」として開始したWILLERながら、
各地における大手の貸切バス会社が来ることが多く
「えっ、こんなとこが!?」ってのもあり、見ていて飽きません
名古屋~東京の夜行バス路線を運行しているにもかかわらず
WILLERの続行を受託しています
帝産観光バスなど、名だたる貸切バス会社が名を連ねています
拒否ったんでしょうかね?
あと有名どころとしてはヤサカ観光バスとか東日本急行、
奈良交通とかが挙げられますね
奈良交通が入ってるってことは、近鉄じゃなくて三重交通グループが
拒否ってる可能性が濃厚ですね(笑)
ちなみに最近ではWILLER続行を前提にしたのでしょうか
前面の行先表示器をつけた貸切車両も登場しているみたいで
今後とも注目です