マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

惜別!381系「やくも」 出雲市駅でまさかの3本並び!!

しばらく山陰に行ってないと落ち着かなくなる症候群を

数年前から発症してしまいましたワタクシ

段々と行く感覚が縮まってきているような・・・

いずれ移住とかしちゃったりして(^-^;

 

 

というわけで出雲市駅です

さらっと到着していますが、名古屋からだとやはり遠いですね

 

きれいな車体の285系サンライズ出雲です

0番台なのでJR西の車両ですね

 

夏休みの終わりがけの一日でしたが、かなりの乗車率

途中で降りた人も考慮するとほぼ満席だったと思われます

 

最近はかなりの人気列車となり、長期休みのシーズン以外でも

予約が取りづらい場合も多々あるようでございます

実質的に日本最後の寝台特急として、

しっかり乗車率を保てているのは喜ばしいことですね

 

で、この日は山陰地方が線状降水帯による大雨(>_<)

朝から各地で断続的な運転見合わせや徐行運転が実施されていました

 

夏に大雨が降るのは太平洋側に比べると少ないはずですが

ちょうど運悪く大雨と一緒に訪問してしまいました( ;∀;)

 

ただ、正直名古屋や大阪だったら

まだ走ってるでってレベルで見合わせになったり、

比較的すぐに徐行運転になったりと、

地方部の厳しさを感じるひとときでもありました

 

やはり主要幹線とはいえ、山越えもある伯備線だったり

日本海ぎりぎりの断崖絶壁に近いところを走る山陰本線だったりするので

仕方のないところかなあと思いました

 

というわけで、朝からダイヤは乱れまくり(-_-;)

ただの徐行運転でも単線区間ながら本数の多い山陰本線では

見る見るうちに遅れが増加

 

徐行運転と言っても「時速25キロで走ります」とかいうレベルなので

例えていうなれば、ちょっと速めのチャリが

数キロおきにしかすれ違えないような状態です

 

そもそも、いつもは振り子ぶん回してる特急が25キロ制限かかる時点で

かなりお察しな状況ではありますが・・・

 

ワタクシも見事引っかかり、本来の乗り継ぎができずに

しばらく出雲市駅で足止め・・・

 

 

西出雲方面から当駅始発の岡山行きとなる381系が到着

繁忙期でもなかったのでさみしい4両編成です

 

何号か忘れちゃいましたが、折り返し前の車両が大幅遅れなので

別の車両を西出雲の車庫から連れてきたみたいです

(所定でも一度西出雲に行って折り返すのでパッと見は変わりませんが)

 

 

しばらくすると4番線(下り副本線)に当駅止めの

大幅に遅れた岡山からの381系が到着

明らかにくたびれた顔のお客さんがいっぱい降りてきました

 

 

で、ふと発車標を見ると3番線にも来そうな感じが・・・

位置情報をスマホで見てみることに

 

ありがたいことに最近では山陰でも

列車の位置情報が見られるようになりました

都会の私鉄とかではだいぶ定着してきたサービスですが

ついにローカルが時間1本ない路線でも導入されるのかといった感です

 

事故とかを除くと、別に10分突っ立ってれば電車が来る上に

ホームの案内表示も各駅で充実している都会よりも

本来はこういうところで重要性が高いサービスな気がします

 

ただ、棒線駅とかでは位置情報が反映されないので

表示される1区間の区切りがでかすぎて

かなり大雑把なところもありますが、そこはご愛敬(笑)

 

話を戻すと、もうひとつ前の駅を出雲市行きの遅れやくもが

通過しているところではありませんか!

これはワンチャンあるぞと思いながら待ちます

 

 

来ました!さっきの4番線に入ったやくもの1本後

本来ならば1時間の間隔を開けてくるはずが

追いついてしまい、ほぼ続行になってしまったようです

(とはいえ、こちらもダダ遅れでしたが(^-^;)

 

3本が並ぶ貴重な瞬間です!・・・が、ふと気づきました

 

こっち側(岡山方)では貫通側の先頭になってしまいます

せっかくなら西出雲方の原型で撮りたい・・・

ですが岡山行きの出発時刻がかなりギリギリ

 

・・・賭けに出ました(笑)

急いで西出雲方へ向かいます

 

 

 

 

WIN!

 

見事381系3本並びを得ました!

回送への幕回しが止まる前から始まっててビビりましたが(^-^;

 

この写真を撮った数秒後

 

 

岡山に向かって左の車両が出発していきました・・・

確実に遅れが見込まれますが、無事の到着を祈って

 

 

残った当駅止まり2本の381系です

 

あまり面白みのない回送幕ですが

よくみると文字のサイズが違いますね

 

車両によって「やくも」表示の大小があるのは有名ですが

「回送」表示もそのルールが適用されるんですね

知りませんでした

「やくも」の時と違って見比べないと気づかなさそうです

 

大満足のワタクシ・・・でしたが

このあと大雨でえらい目に遭うとは知る由もありませんでした

ここ数年で一番ひどい旅程崩壊&悲惨な野宿の危機でした(笑)