マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

VVVF化の進む阪急 

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(幕回しのタイミングで

ちょっと間抜けに映る7015F 申し訳ない気分)


近年の技術の急速な進歩に伴って、

最近は車内設備だけでなく足回りの更新も

リニューアルのメニューに多く入るようになりました

 

環境に配慮する姿勢を

前面に打ち出している阪急ももちろん例外ではなく

 

車体寿命の長いアルミニウム製の車両

(7000系列途中から本格採用)は

主制御器をVVVFーIGBTに換装し、

客室も含め新車並みにリニューアルしています

 

7000系では界磁チョッパ車をVVVF-IGBTに

更新しており、なかなか珍しいように思います

 

しかしよく考えると、軽量化、長寿命のアルミ車体は

7000系だろうが1000系だろうが大差ないわけで、

かつ阪急は車両の清潔さでは他の追随を許しません

 

なので1番最初に廃車理由になりうるのは

確実に足回りに起因する

ランニングコスト、保守性、環境性という面でしょう

 

ということは、足回りを更新して、

いつも通りの内装リニューアルをすれば

何ら問題なく、新車とほぼ同等の車両にできます

 

 

新車を入れるよりは確実に安く済み、

その分きれいな車両を多くできます

 

鉄道ファンでなければ、

新車と言われても納得するくらいのレベルなので、

新車投入とのダブル効果で車両の若返りを感じます

 

 

現在、神戸線を中心に配置されて、

阪急最大の両数を誇るチョッパ制御車7000系のうち

 

VVVF化対象であるアルミ車のリニューアルは、

8両固定編成がほぼ終わり、

次に2、6両編成に行くと思われましたが、

 

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(無事VVVF化された8両固定編成)

 

次に8000系の更新が始まったため、

他の7000系アルミ車は

おいていかれてしまうのではないかと

とても心配しています

(鋼製車は対象外でチョッパ制御のままだと思われます)

 

というわけで今後の車両置き換えの対象が

はっきりしてきたと思います

 

7000系未更新車をグレーゾーンとしてぱっくり

6000系推しの人間としては

かなり悔しいところではありますが・・・

 

対象のはずがまだVVVF化されていない

7000系アルミ車2、6両編成が

ちゃんとVVVF化されて、

長く活躍できることを心より願っています

 

 

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対象外にされた7000系鋼製車の面々

左から、多少の修繕、

最初だから気合い入れてリニューアル、落ち着いてリニューアル

 

どれもすべて鋼製車のため、

足回りはそのまま界磁チョッパ制御です

 

(真ん中がVVVFじゃないのは惜しい気がするが

この改造は鋼製車だからここまで派手にできたという面も)

 

 

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アルミ製なのにVVVFにしてもらえない面々です

がんばれ!!

 

左から、梅田方に2両8000系を付けている6両編成、

宝塚線増結車2両編成、増結車2両×2の伊丹線用車両

 

 

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最後にめっちゃきれいにしてもらった車両

最高速度は80㎞/h( ;∀;)