注意
今回は電車の廃車解体の写真が含まれます
それなりの心の準備を持ってお進みください
機器流用車である1030系
リニューアルを施工せず、
廃車になることが決まりましたが、
トップナンバーの1131Fのみ、
新製車の方のパノラマスーパーの
リニューアルによる編成減を補うため
しばらくの間延命されてきました
しかし、リニューアル工事も
対象の全車に施工が終了し、
ピンチヒッターとしての役目を終えた
1131Fは廃車されることになりました
解体されますが、1131Fも同じ道をたどりました


自分が行ったときには
すでに台車が外されていました


横から見た図です
台車がない代わりに鉄骨で支えています


車番も外されていました
津島駅の部品即売会に行ったのでしょうか
渡り板の上に残されたヘルメットが
さびしさを感じさせます


かっこよかった展望車も無残な姿です
前照灯と愛称板も抜かれていました


連結器も切断済み
もう使わないわけですから配慮はありません
愛称板は2本の蛍光灯で
照らされていたことがわかります
もちろん、方向幕も抜き取り済みです
一般車なので、幕式です
本体を抜かれると真っ黒になって
LED式になったような感じがします
1030系の見分けポイントだった
床下の薄めの抵抗器も
バーナーみたいなもので
焼き切られていました
車体の黒い跡もその火によるものです
やはり廃車になる車両なので
そういうところに気は遣いません
この後、ここで車体が2分割されて
スクラップ工場へ運ばれていったようです
1131F、長い間お疲れさまでした