名鉄→JRとつづいて、
近鉄を集中的に撮影していこうとしていましたが、
コロナで延び延びになってしまっています
一応、家で予習(?)はしているのですが
本格的に撮影できるのはいつになることやら
先日、近鉄がダイヤ変更を発表しましたが、
変更内容を見るだけで「ああ、あれがこうなって、そうなるのね」
と理解できるようになるのは、まだ難しいですね
とりあえず名古屋線の周りのパターンダイヤが
変更になる部分だけを抜粋してみました
普通列車は名古屋口では毎時3本あり、
富吉行きが2本、津新町行きが1本が基本
富吉の1つ手前の蟹江から各駅停車になる
準急四日市行きの毎時2本を加えて
四日市以北の各駅は毎時3本を確保
四日市からは名古屋からの普通津新町行きに加え、
準急四日市行きが変身した普通津新町行きで
四日市以南も毎時3本を確保していました
(津新町から先は伊勢中川まで急行が各駅停車)
準急が名古屋市外の蟹江まで止まらない状況
名古屋口で毎時3本は少し物足りなさを感じますが
名古屋線の終点である伊勢中川まで
全駅で毎時3本が確保されているというのは
意外というか、近鉄の利便性の高さを感じました
しかし、今回のダイヤ変更で
準急四日市から普通津新町に変身する毎時2本のうち1本が
四日市の3駅先の塩浜止めに短縮されるようです
なぜ四日市止めにならず、
わざわざ塩浜止めになるのか考えて見えると
(塩浜は急行停車駅だし、新正・海山道を救済とも考えづらい)
これまでは上り列車は四日市で副本線に入っていましたが、
四日市の折り返し線を使うと副本線に入れなさそう・・・
というのが理由だと予測してみました
塩浜には車庫があることもポイントになりそうです
結果、名古屋線内全駅毎時3本確保が崩れ、
塩浜ー江戸橋間(江戸橋―津新町は急行が各駅停車)の
普通のみの停車駅で毎時2本になってしまうようです
正直、妥当な気がしないではないという・・・
この間の普通停車駅は大体乗車人数が1000人くらい
あとは列車間隔でしょうか
名鉄みたいに基礎を変えずにやったら
減便したところだけ異様に列車間隔があきますからね
名古屋線からはちょっと外れますが、
普通列車も減便となりました
伊勢中川-名張間の特急を除いたパターンダイヤは
伊勢中川から大阪方面直通の急行、
青山町から大阪方面直通の急行、
伊勢中川―名張の普通、伊勢中川ー東青山の普通の
1時間当たり合計4本でした
東青山ー名張間で急行が各駅に停まるので
この区間の全駅で最低毎時2本が確保、
青山町―名張では3本が確保されていました
ここまで本数が確保されているのは
さすが近鉄といったところ
JRなら毎時1本あれば御の字でしょう
これが伊勢中川―名張の普通がカット
伊勢中川ー東青山間の普通停車駅で毎時1本、
東青山―青山町間で毎時1本、
青山町ー名張の特急通過駅で毎時2本となりました
JRでいえば妥当な本数に減便されました
こちらも仕方ないところかなと思われます
車掌乗務の列車でちょっともったいない感はありました
ワンマン化されたりするのかななどと思っていましたが、
その前になくなってしまいましたね
こちらも名古屋線から外れますが、
伊勢中川から先の鳥羽・賢島方面の普通列車も減便
伊勢中川―賢島間のワンマン普通が毎時2本から
毎時1本に減便されました
この区間(とくに賢島の方)は特急列車の割合が
大きい区間として有名でしたが、より拍車がかかりそうです
さらっと見てみましたが、
これまで「近鉄だから」保たれていたであろう
非主要駅の高頻度の停車本数が見直された感じです
他にも深夜帯の減便や終電繰り上げもありましたが、
こちらの末端部の普通列車減便は
コロナが終わっても戻ることはないような気がします