鉄道ファンの間には、特に自分の好きな車両のことを
「愛車」と呼ぶ文化があります
わたしはあまりそのような言い方はしませんが、
それに近しいもの、
言い換えるなら「一番好きな車両」というと
阪急の6000系になります
特に6001Fが好きなんです
(伊丹線に行ってしまった時には悲しみでした)
阪急らしさ満載のフォルムに加え、
精悍なアイボリーのハチマキ
かっこいいですね
兄弟車に7000系がおりますが、
昔ながらの技術である抵抗制御の6000系に対し、
あちらは界磁チョッパ制御の省エネ車両という違いがあります
その違い(+7000系の途中からアルミ製になった)のために、
7000系はほとんどの車両が
延命のための更新工事やリニューアルを受けて、
原型を留めている車両がわずかであるのに対し
6000系は原型を留めている車両が多く残っています
鎧戸もまだ健在です
車内も変わりません
ちょっとこの編成のシートモケットはやばいですね
元の色を保っているところがほとんどありません
そろそろ交換しましょうぜ
これは未更新車うんぬん関係ありませんね
消耗品です
JRを中心に急行が減り、特急が大量に出てきて、
種別のインフレ気味になっている
この現代において一石を投じる宝塚線
(特急が、ただただ不人気だっただけ)
6000系といえば宝塚線なので
特急表示よりも黄色の急行表示の方がしっくりきますね


内装が更新されたリニューアル車や
前面方向幕が大型化された車両もいて
7000系ほどではありませんが、バリエーションがあります
最後に6000系同士の並びです
これぞ宝塚線といった感じがします
まだまだ衰えを感じさせない6000系ですが、
もう40歳を超えています
未だ編成ごとでの廃車は出ていないものの、
1000系の登場で短編成化&支線転属も出てきており、
梅田に8両編成でやってくる姿も、かなり減ってきました
撮れるうちに後悔のないよう、撮っておきたいものです