マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

運が試される?JRバス 北陸道昼特急名古屋号・改

☆今回は1年ほど前のものの再放送回です☆

 

 

名古屋から金沢へ行く高速バスと言えば、

JR東海バスと西日本JRバス、名鉄バス北陸鉄道

4社が共同運行する、北陸道ハイウェイバス金沢線が

まず1番に思い浮かびますが、

今回は「じゃないほう」の北陸道昼特急名古屋号です

 

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こちらは1日1往復のみで

JR東海バスと西日本JRバスのJR系2社による路線です

 

夜行の北陸ドリーム名古屋号と抱き合わせの運用で、

西日本JRバスは昼行金沢行き&夜行名古屋行き、

JR東海バスは昼行名古屋行き&夜行金沢行きの担当です

 

3列シートの車両が配車されるため

通常の4列シートの北陸道ハイウェイバス金沢線よりも

通常の料金はお高めです

 

ただし、割引を駆使した最安値料金だと

割引率の大きい昼特急が見事に逆転

名古屋―金沢の最安値は実はこっちの早割になります

 

JRバスの4列シートと格安バスの3列シートで

このようなことが起こるのはわかりますが、

両方ともJRバス(と共同運行会社)で

4列シートよりも安いなんてお得すぎます 

 

ざっと説明したところで今回の主題

車両についてです

 

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まず、JR東海バスは3列プライベートシート車が充当

通常の3列シートよりも座席が大きく、

ゆったりしているのが特徴です

これは確実で、車両はエアロエースで統一されています

 

 

問題は相方となる西日本JRバスの車両です

 

確実に言えることは、

金沢支店に所属する3列独立シート車両が充当されます

逆に言うと、それよりも細かいところは

色々あるということになります

 

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まず、一番スタンダードなのがこちら

3列独立のフツーの座席を装備しています

 

JR東海バスのプライベートシートより

少しランクは落ちますが、

 

このくらいの差異ならセーフでしょう

 

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先ほどの写真は日野セレガでしたが、

同じ仕様のいすゞガーラが来ることもあります

見た目的にも大して変わりませんね
 

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つづいてこちら、見た目的には大差ありませんが、

座席がクレイドルシートとなっている車です

ドア横の「cradle」のシールが特徴です

 

クレイドルシートとは

リクライニングした時に座面が動いて

より、身体にフィットしてくれる座席です 

 

先ほどのノーマルな3列シートの車両の時もあれば、

このクレイドルシートの車両で来るときもあるので

こればかりは運としか言えませんね

 

しかし、これで終わらないのが西日本JRバスです

親会社と同じような感覚でございますね('ω') 

 

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なんと、グランドリーム号を入れてきます

 

グランドリーム号とは、

目下、西日本JRバスが猛プッシュしております

3列シートの完成形ともいえる

新型クレイドルシートを搭載した車両です

 

先ほどの(新型じゃない)クレイドルシートの車両は

車両自体に愛称もなく、普通の塗装でしたが、

こちらは「グランドリーム」という愛称付きで

塗装も特別なものであり、並々ならぬ意気込みを感じます

 

複数の会社による共同運行路線では

担当する会社によって

車両設備に当たりはずれが出ることはありますが、

 

同じ西日本JRバス担当なのに

日によって普通の3列車が来たり、

グランドリームが来たりと、すごい差がある路線です

 

しかし見方を変えると、

場合によっては4列シート車よりもお安い料金で

グランドリームに乗ることができるという

大変お得な路線と見ることもできます

グランドリームにあたればラッキーです

 

コロナが終わったら、

運試しも兼ねて、一度乗ってみたい路線です

 

さらに前述の通り、早割だと名古屋―金沢の最安値

1日1往復ながら、奥が深い路線です