マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

グレースライナー GR502便 名古屋→東京(新宿)乗車記 前編

 

marunkun.hatenablog.com

 

名古屋―東京の最安値夜行便で

スーパーハイデッカーのエアロクイーンが来るのかと

興味を持ち、予約しました♪

 

出発の日、ちょっとドキドキして乗り場へ向かいます

 

ん?

 

スーパーハイデッカーなら、並んでいるハイデッカー車から

頭一つ飛びぬけているはずなのですが、ない

 

ない(^^;

 

で、案内されたのは・・・

 

フツーのハイデッカー(^^;

 

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海老名SAにて撮影

 

車両もいすゞガーラでした(笑)

 

もちろん、バス会社が「スーパーハイデッカーだよ!!」とか

公式に言っているわけではなく、こっちが勝手に期待しただけですが

ちょいがっかり(>_<)

 

この日がたまたまハイデッカーの運用日だったのか

スーパーハイデッカーがお亡くなりになったのかは不明です

 

ただ、車体は高級感のある塗装で固定窓車

夜行仕様として堂々の風格です

 

車内の方は「ゆったり」仕様の縦10列

こちらはホームページでウリの一つですから確実です

 

写真はありませんが、Jバスの標準タイプで上から2番目の

「HIGH END」でした(と思う)

 

さらに売りのポイントが2つあり、

・全席最初からフルリクライニング

・窓側通路側座席間の仕切りカーテン搭載

というものでそれぞれ快適性を向上させる取り組みなのですが

 

正直言います、この2つが非常に相性が悪い(^-^;

 

どちらも非常にいい取り組みで

格安でこのサービスを提供するのは素晴らしいと思うのですが

仕切りカーテンが非リクライニング時基準で作られているので

 

ひどい図で失礼します

リクライニングをしていない緑の状態で

上手くいくように作られているので、

フルリクライニングした青色の状態では

こんな感じでお互いの上半身部分は隠せないんですよ

 

もし、全員が仕切りカーテンを使っている

かつ、この状況を理解できているという奇跡が起きれば、

自分のところのカーテンをちょっと前に押し出して

前のカーテンと連結させる動作を全員がすることで

うまくいくのですが

 

またひどい絵で失礼します

自分がカーテンを出して、

一番必要な自分の上半身の部分がカバーできていないとなった時に

ついつい後ろ側(上半身が隠れる向き)に引っ張ってしまうのは

当然の行動だと思います

 

ただ、その向きにして引っ張ったところで

それ以上動かないわけですし(可動域は固定されている)

正解は逆なんですよね

 

ワタクシは通路側だったので無視していましたが

窓側の人が仕切りカーテンを使っていて、

自分のところのカーテンではなく、後ろのカーテンを

使わなければならないと気づいて引っ張ってきた

前の座席の人と、静かな攻防を繰り広げていました(笑)

 

構造を踏まえて客観的な正解は前の人だとは思いますが、

その座席のカーテンはその席の人が権利を持つと考えると

勝手に自分の方に引き寄せようとする行為も

ビミョーなように感じられます

 

せっかく「リクライニング論争」に終止符を打つ取り組みが

また新たな争いを生んでしまったことは皮肉というほかありません

 

 

つづく