マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

おつかれさまでした、キハ281特急「北斗」①

 

 

先日、惜しまれながらも引退したキハ281

 

さすがにラストランには参加できませんでしたが

この夏に北海道に行った際に撮り収めをしておりました

 

marunkun.hatenablog.com

 

ここの回で書きました通り、森駅に到着しました

 

特急も全列車停車で、函館本線における主要駅のひとつですが

3つの隣駅のうち2つが10km以上離れています

 

駅ナンバリングの森駅がH62、駒ヶ岳駅がH65

石倉駅がH58ってとこでお察しいただけると思います

 

駅名標石倉駅がシール貼りなのも北海道らしいというか

・・・現実です

去年のダイヤ改正で2駅、廃止されたようです

 

 

内浦湾(噴火湾と言った方が伝わるでしょうか?)が真横で

函館側には駒ケ岳が望める、非常に風光明媚な立地です

 

函館本線長万部までは噴火湾沿いをぎりぎりに走るのが

一番イメージされる図ではないかと思いますが

森駅もその一部でございます

 

台風だの津波だのが実際に来たりする

中部地方、太平洋側の住人としては不安になる立地です(笑)

 

本州の日本海側でも、よくこんな感じで

海の目の前が線路という立地がよく見られますが

あちらは海面から急速に高さを稼いでいることが多いので

森駅の本当に目の前に海面があるというのも

めずらしいように思います

 

それにしても、どす曇りの日だったので色に乏しい図になりました

ただでさえ本数が少なくて寂しい感じなのに

余計に際立たせる気候・・・

 

 

ホームの海側には何本か留置線が設置されており

ローカルのキハ40がポツンと折り返しを待っています

 

本数が少なく、折り返し時間も長く設定されているので

一度留置線に引き上げて休憩するようです

 

北海道のローカル線を乗ると、本数が少ないのはもちろん

洒落にならないくらい接続が悪い・・・・

 

かと言って車両がないわけではなく、

車両はすでに駅にあるのになぜか延々留置されて

接続列車があるわけでもない、

よくわからない時間に出発することが多いです

 

別に下校の学生が乗っているわけでもないのに・・・

運転士さんの休憩時間なのでしょうか

 

長い時間折り返し待ちで留め置いて

ようやく出発しても全然乗客がいないなら

接続をうまくするか、さっさと出発して効率を上げることで

所要車両数の削減につなげられないものかなあと思ったり

 


することもないので駅前に出ます

 

いかにも地方の拠点駅といった趣き('_')

それなりの規模に見合った駅舎です

 

ただ、この左側は函館バスの販売所兼待合室が、

右側には駅舎より大きいJR北海道の建物があって

それなりに堂々としております(笑)

 

 

かの有名な「いかめし」の店でございます

残念ながら閉まっていました( ;∀;)

百貨店の北海道物産展or駅弁フェアで我慢することにします

 

次の普通列車まで、まだまだ時間がありますので

歩いて行ける範囲で撮影スポットを探すことにします

 

まずは函館方向に向かいます

とぼとぼと歩くものの、線路に沿ってそれなりの街があるので

思ったより撮影地探しは難儀して歩きます・・・

 

1キロ弱歩いてようやく初めての踏切です

 

海に沿うように駅があるので、駅と海の間に何もなく

海側に出入り口のない駅舎を挟んで2キロほど

線路より海側へ行く手段はありません

 

基本的に、海・線路・家・道 みたいな感じで

なかなか線路に近づけません

 

北海道の距離感に四苦八苦しているうちに

数少ない列車の時間が迫ってきたので

この踏切で撮影することに決定!

 

 

新型車両であるキハ261担当の特急北斗、札幌行きです

海側は家とかがあったので駒ケ岳バックでパシャリ

踏切の警報灯と電線がとてつもなく気になりますが妥協♪

 

駒ケ岳の雄大さに比べれば、チリのようなものです('_')

 

まだまだ普通列車は来ません

次に来るのは逆方向の特急なので移動します

 

②につづく