マルーンの部屋

東海、関西地方の鉄道とバスのブログ

 名古屋市営交通100周年記念! 復刻塗装「レトロカラーバス」全12台を撮る!②

こちらの回からつづきます

 

marunkun.hatenablog.com

 

ワタクシが撮影した、レトロカラーバス全12台の写真を

1枚ずつ紹介するこのコーナー

 

第2回は直営営業所4台です

 

④NH80号車(塗装) 猪高営業所

  ~電気バス~

 

名古屋市東部を担当する猪高営業所は

試験的に導入された電気バスの専用塗装を再現

 

車両は如意、稲西と同様に今年度除籍対象のブルーリボンです

 

昭和時代に電気自動車のバスが走っていたのは驚きです

当時の電池の性能ですごいなあと思うばかりです

ただその後がないあたり、そういうことなんだろうという感じです

 

当時は今よりも浄化装置の性能が悪く、排気ガスが問題となっていたので

どうにかして解決できないかと考えた意欲作だったのでしょう

 

個人的には、

排気ガスの公害対策→排気ガスの出ない電気バス

というこの取り組みは、合理的な考えだと思いますが

近年の、環境問題→電気バスというのは意味が分かりません

 

自分(消費者)の見えるところの二酸化炭素、石油が

見えないところ(発電所)になっただけですよね

臭いものに蓋をしただけです

 

それにバスに限っては、これまでは国産ほぼ100%だったのに対し

電気バスでは大体中国製の車両を導入しています

 

中国製が悪いと言いたいわけではなく、

わざわざディーゼル車から電気バスに変えて

わざわざ外注すえるのを持て囃す必要ありますか?

 

もうちょっと考えましょうよ

 

おっと失礼

話が完全に脱線しました(笑)

 

電気バスは名古屋の中心部を走っていたようですが

復刻塗装では猪高営業所に所属することに・・・

猪高管内だったら坂を登り切れなくなるのが頻発しそうです(笑)

 

星ヶ丘で張ってるのが一番確率高いかと思いますが、

一社という可能性も意外とありまして・・・

撮影時も幹一社1に入っていました

 

⑤NH83号車(塗装) 御器所営業所

  ~キソコーチ~

 

御器所営業所は、日本初のキャブオーバーのバス「キソコーチ」

ボンネットじゃない初めてのバスってことですね

トヨタ製とのこと

 

こちらも車両は今年度除籍対象のブルーリボンです

灰色に赤帯の側面はまるでどっかのバス会社のようですね(笑)

 

御器所は金山にいれば大体OKみたいなところありますが

そう思っていると、吹上~大曽根に入ってたりするんですよね(-_-;)

 

⑥NN69号車(塗装) 鳴尾営業所

  ~ワンマン化初期~

 

鳴尾営業所と緑営業所は、上5台の日野ブルーリボンではなく

同期の日産Dスペースランナーを選択

西工推しとしてはうれしい限りであります(^^)

 

鳴尾営業所は初期のワンマン運転専用のバスを再現

 

これまでは車掌さんのいる「ツーマン」が普通だったので

今では当然である、運転士さんだけで運賃収受も案内もする

「ワンマン」が特殊な状態という時代の車両です。

 

「ワンマン専用車」の証である赤帯が特徴となっています

 

ワンマンが当然になった後は、区別するための赤帯が不要になり

①の復刻塗装に変化していきます

marunkun.hatenablog.com

 

鳴尾も如意と同様に固定運用となっているようです

基幹バス対応車ですが、レトロカラー化されてからは

あまり入らない印象です

(基幹バスで走っているところを見たいですが)

 

⑦NN73号車(塗装) 緑営業所

  ~ワンマン、ツーマン兼用~

 

緑営業所はワンマンとツーマンが切り替わる時代の

どっちでも対応できるバスの車両を再現

 

再現では塗装になっていますが、本来はオレンジの「ワンマン」の部分が

サボ式になっていて、切り替えられるようになっていたようです

 

兼用なので先ほどのワンマン専用車の「ワンマンカー」ではなく

「ワンマン」となっているのでしょうね

 

車種選定で揃っていることといい、復刻対象といい

鳴尾と緑のレトロカラーはセットみたいな印象です

 

固定運用なのかは不明ですが、

徳重か原あたりにいればいつか会えるんじゃね?(無責任

と思います

 

つづく