こんにちは
今回は名鉄5000系です
名鉄を日常的に使っていたころは、
形式内では全て同じだし(床下機器に一部違いあり)、基本的に4両単独運用で
昼間でも混んでいることの多いイメージであまり好ましく思ってなかった
車両だったりもします
いつも混んでる吉良吉田直通急行(愛称キラッシー)に入っていることが多いのも
マイナスイメージ要因の一つだったり・・・
それはさておき、名鉄5000系さんは新車に見えますが
今は亡き全車特別車パノラマスーパー1000系さんの足回りと、
当時製造中の本物の新車3300系の車体からできています
(5000系製造?改造?中は3300系は製造中断)
なお5000系も含めた3300系、3150系のレパートリーについても
目下記事作成中です
さて、5000系登場です
大都市の雰囲気醸し出してカッコよく走ってますが、(2本併結8連)
こんな姿はレア、営業列車は朝だけ、あとは昼や深夜の回送だけ
いつもは4連単独です
この日車のステンレス車にひし形パンタ、床下点検蓋も・・・
もちろん非VVVF、界磁チョッパ制御、遅れ込めブレーキもついてない
エアコンも使いまわしの2台式
チャームポイントのありそうでない前面扉は
古い運転機器が本来のドアの部分を占領しているから
(本物の新造車は前面扉があるので見分けるポイント)
なぜこんなけちょんけちょんに言うか
名鉄ユーザーならわかると思いますが、先ほどの通りです
だいたい混んでるんです(特にキラッシーや朝ラッシュ)
そう、こいつら
右のやつ、皆さん聞いてくださいよ。朝ラッシュに急行で知多半島の河和線の
ベッドタウンから通勤客を名古屋、金山へ4連で運んでくるんですよ 悲惨でしょ
ロングシートだからいいんじゃねとか・・・ねぇ
6連や、8連で混んでるならいいけど4連でぎゅうぎゅう詰めは・・・ねえ
わかってくださいな
まあ、でも犬山経由岐阜行きにしてしばらく名駅に帰ってこないように
追い出してる努力は感じるけど
前述の通り、走行機器は特急車のものなので、
制御装置や、ギア比の関係により他の車両との組み合わせで
現実的なものがないことにより、彼らの運用のほとんどが単独運用
ほんの一部5000系同士の8連という状況なのです(=急行で適度な6連が組めない)
なので、4連専用のキラッシーに充当されることが多い
この使い勝手の悪さ、また改造車特有の部品による経年差の問題(車体がもったいない)
により、前々から古い足回りの更新、または設定変更による他系列との共通化が
ささやかれていましたが、何も起こらず・・・
さて、どうなるんでしょうか
参考までに前述の通り、車体はほぼ3300系、
走行機器は1000系(一般車なら6500系相当、1800・6800系とは異なる)
いくつか予想してみました
1 そのままの状態で足回りの寿命が来たら全部捨てる(今と同じ独立運用)
2 足回りを3300系相当のVVVF-IGBTに換装(3000系列と共通運用)
3 ギア比のみ変更(比較的古めの6000系列と共通運用)
いかがでしょう
2の場合お金がかかりますが、こうすれば3300系に編入させても
なんらおかしくはなく、前述の通りの前面扉風のものもすぐに改造で扉になるよう
設計されているらしいのでほぼ既存の3300系と同じにできます
3の場合大きな機械類の交換を要しないので比較的簡単にできますが、
やはり、6000系列の寿命を考えると車体が惜しい気もしなくはない
また、車内案内表示器も故障のオンパレードになりそう
理想はやはり2でしょうが、コロナもあって名鉄のお財布次第ですが
しかし、2をやるならできるだけはやくやるほうが効果的ですね
これからの5000系がたのしみです
(もう、名鉄を日常的には使わないから余裕の発言)
(2020・5・4 一部訂正)