国鉄末期に関西私鉄に対抗するためデビューし、
「国鉄らしからぬ」と言われたほど破格だった117系
本家おおもとのJR西日本では
本来の新快速運用からは当の昔に撤退しており、
現在では廃車も出ていますが、
なおも、京都や岡山では活躍を続けています
ですが今回はJR西日本の117系ではなく、
比較的地味に存在していたJR東海の117系についてです
関西での評判の良さから、名古屋地区快速にも
117系を導入することとなり、
そのままJR東海に継承されました
(4両×18本)
JR東海の117系の特徴は
国鉄時代、0番台でそろった6両編成を3+3に分割して、
向きをそろえて、新造の先頭車100,200番台を
1両引っ付けたので、
全編成とも二段窓の中に
1両だけ一段窓ということになり、
JR東海の117系は外観が揃っていないというところです
2扉車であること
惜しまれながらも引退してしまいました
2013年改正で撤退し、
2014年までに廃車されました
なぜいきなりこんな話が出るのかというと
豊橋駅に行ったときにこんなところを見つけたからです
かつてここに117系がここにたむろしていたんです
わたしは小さいとき117系が好きでしたが
すでに313系(初期車)が登場しており、
第1線は退いていてラッシュ専門的な役割で、
各地の留置線に大量に留置されていた記憶が
くっきりと残っています
大垣、熱田、豊橋いっぱいいましたね
昼間運用があった数少ない区間だったので
乗った時はうれしかったですね
熱田駅の当時117系がいた留置線には
現在311系が数は大幅に少ないものの
留置されていることが多く、感慨深く思っています
あともうひとつこちら
中央線211系の幕回しで撮影しました
「211系はもともと大垣所属で東海道線運用だったんだ」
と言いたいというわけではもちろんなく、
もう快速金山とか、金山行きを見たら、
117系を思い出さずにはいられないわけです
朝ラッシュに米原から名古屋に通勤、通学客を送り込む
しかし、豊橋方面までラッシュ逆方向で走らせるのももったいない
かといって名古屋止まりだと、
セカンドターミナル金山へ行く人は乗り換えを要する上、
また、上り名古屋行きは最短でも
熱田駅まで留置線がないので、(どころか待避線もない)
金山行きにしたのです
金山は名古屋と違って、棒線駅
朝ラッシュなのですぐ後ろの電車が来る
到着後急いで車検をして、熱田へ回送する
(そして117系は熱田駅で昼寝を始める)
117系の引退と同時?(あとだったか)
金山行きは廃止されたため、
現在定期列車で見ることはできません
ちなみに313系の少なくとも幕車には「金山」が装備されています
117系の思い出でした